1回目の揺れに対して緊急地震速報が出た時は
ついに私たちの静岡県にも来たか、と身構えた。
ただ、その後この地は揺れることはなく、
テレビで報道された映像は九州からのものだった。
一体、九州の地下で何が起こっているのだ。
映像から察するに、1回目の激しい揺れが続いた時間は
東日本大震災に比べれば、短かったと思う。
しかし、1回目の揺れが震度7という激しさだったこと、
その後に震度5から震度6という尋常ではない余震が
絶え間なく続くことが、被害を次々と大きくしている
のだろうと思う。
熊本は大学の卒業間近に大切な友人たちと旅をした時
熊本市を拠点に宿泊をして、レンタカーを借りて
島原、天草、阿蘇山と九州巡りをしてきたが
(その阿蘇も危険な状態のようだが)
それ以来、訪ねたことはない。
昨年、一昨年とロアッソ戦への遠征も考えたが
スケジュール的に合わず、断念してきた。
ただ、学生最後の旅の時に勇姿を誇っていた熊本城が
あのような状態になっているのには衝撃を受けたし
次々と入ってくる悲しいニュースには、
地震県に住む私たちにとって他人事ではなく
心が痛む。
熊本ばかりでなく、隣接した大分を震源とした
大きな余震も起こっているようで、
湯布院からの報道映像は、つい5か月前に訪ねた時の
私の中でまだ記憶に新しい、あの景色のあの場所が、
今現在は大変厳しい状態となって映し出されていて、
何とも言えない気持ちにさせられた。
行方がわからない人たちが無事に救出されますように、
揺れが収まり、被災地の皆さんが一日でも早く
落ち着いた生活を取り戻すことができますように。
お見舞い申し上げます。