私鉄(都市間)

長距離を走る路線が少ないので、「遠征」で利用する場面はどうしても限定されますが、うまく利用すればリーズナブルかつ便利な手段です。東に向かうのであれば小田原からの小田急、西に向かう場合は豊橋・名古屋間の名鉄名古屋本線の特急や快速特急を使えば停車駅も少なく、快適です。名古屋方面についてはJRも名鉄も名古屋・豊橋間の往復のお得な切符を出していますが、JRが発売当日のみ有効なのに対して名鉄の「なごや特割2」は発売月の翌月1日まで有効というのがミソ。(平日・休日の区分があります。)片道だけ格安切符で、という場合は、駅の近所の金券ショップ等で「なごや特割30」という回数券をバラ売りしています。また、少しばかり余分にお金を払ってもいいから座っていきたい時、落ち着いて休んでいきたい時などはμチケットという指定券を買うことによって座席指定の特別車に乗車することができ、それだけのメリットはあると思われます。さらに名鉄は中部国際空港へも乗り入れていて空港アクセスとしても名鉄は便利です。(1枚分のμチケット料金で名古屋本線と常滑線、空港線全ての座席が指定可能です。)
また、名古屋から大阪まではJRでも新快速等を利用すれば在来線で行ける区間ですが、実はこの区間、大垣・米原などでの乗り換え・席取り(特に18きっぷシーズンは熾烈)がなかなか大変なのです。近鉄特急アーバンライナーを使えば難波まで乗り換え・席取りを気にする必要もなく、座席指定で確実に座って行けるというのは大きな魅力です。ただ。かつてはアーバンライナーのチケットを金券ショップでかなり安く買えたのですが、廃止されてしまいました。残念。一応、代替手段ではないですが、名駅近くの金券ショップ等で近鉄の株主招待乗車券を1,800円程度で購入し(全線どこまででも乗車可。もちろん難波までOK。)それに通常購入した特急券で乗車することで、数百円安く上げるという方法もあります。ただ、この株主招待乗車券は、7月ごろと年末ごろは切り替わりの時期で品薄になるそうです。ヤフオクやメルカリなどで手に入れる方法もありますが、もし何なら、近鉄の株主(100株以上)になってしまえば半年に4枚もらえるらしいです。関西遠征に2往復(4回分)使うのなら、それもありかもしれません。(配当も出ますし(^^;))
ちなみにこの株主優待券制度、なんでもJR東海で使うと、お盆や年末年始、GWの時期でも、若干安く切符が手に入るようです。(お得度は距離によりますし、大方回数券バラ売りの方が安いらしいです。)
2015meitetsu

(名鉄特急:2015年JR・名鉄豊橋駅)
2015kintetsu

(近鉄特急アーバンライナー:2015年近鉄名古屋駅)
2010mse

(小田急電鉄ロマンスカーMSE:2010年小田急小田原駅)

※このページの最終更新:2019年8月21日

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