閑古鳥@埼玉

キリンカップサッカー2008 第3戦
日本代表 0-0 パラグアイ代表@埼玉スタジアム2002

首都圏(!?)なのに、俊輔もいるのに、
スタンドが随分さびしい埼玉スタジアムだった。
もはや代表戦ならチケット完売は当たり前、
というご時世ではないということだろう。
(クレージーな時代は過ぎ、チケットが入手しやすくなるのは
 いいことだが。)
もっともゲーム内容があれでは、ファン離れも仕方ないか。
感じたのは俊輔の存在感と遠藤の存在感のなさ。
俊輔はさすがと思えるボールを配給し、好機を生み出した。
一方で、遠藤はどこで何をしていた? という感じだ。
巻も決定力というか、存在感なし。ガッカリさせられた。
さらに心配だったのは、後半欧州組を投入して
おそらくこれがオマーン戦のスタメンに近いだろうと思われる
そんなメンバー構成になっても流れが変わらなかったこと。
豊田で見られた連携したボール回しがなりを潜め、
前試合で見られたわくわく感がすっかり消えてしまった。
指揮官の采配でゲームの流れを変えられないということか。
オマーン戦に向けて課題は山積だが、
ホームでもあるし、最低限の結果は残してほしい。

磐田化?

キリンカップサッカー2008 第2戦
日本代表 1-0 コートジボワール代表@豊田スタジアム

私の知る限り、愛知県で初のA代表戦で、
地元の玉田と楢崎が活躍し、アフリカ勢から勝利という結果は
よかったし、まずまず評価できるだろう。
松井も長谷部も「やるな」というところを見せてくれた。
特に駆け上がった長谷部からのクロスから生まれた
玉田のゴールは素晴らしく、
ナイスアシストにフジTVの某女性アナも喜んだことと思う。(!?)
そのほかにも前半には、磐田の選手も参考にしろよ、と思うぐらい
相手の強いプレスにも負けずダイレクトでつないで
敵ゴール前に迫るシーンが何度も観られ、かなりワクワクした。
しかし・・・。
後半、相手がボランチを中心に中盤つぶしを始めると
あれよあれよという間に押し込まれ、防戦一方。
こんなにピッチに近い席で観られるのは代表戦では初めてでは?
というぐらいの位置(いつもの磐田ぐらいの列)で今回観戦したが
後半は向こうばかりでやっていて、近いところで全然観られず。
ポストや楢崎の腕一本でセーブというシーンが続出で
監督も打つ手がないのか、手を打つ気がないのか
これまたまるでいつもの磐田のようだった。
代表の「磐田化」が進んでいるとは思いたくないが、
W杯予選に向けて不安を残したと言える。
俊輔が加わってどう変わっていくか、
パラグアイ戦はテレビ観戦になるが、注目していきたい。

「プライドなんて知らない」

Jリーグディビジョン1 第13節
磐田 1-2 FC東京 @ヤマハスタジアム(磐田)

手を打つべきだ。今なら何とかなる。
(この何とかなるというのが優勝争いに踏みとどまるというのでなく
 降格を脱するということなのが切ないが。)
このまま1ヶ月、現体制のもとで「戦術浸透」を図って
何かが変わるとはとても思えない。
それよりも1ヶ月あれば、新しい指揮官を迎えて
流れを変えることはできそうな気がする。
千葉だって新しい指揮官を迎え、状況が上向き始めた。
(それもリバプールからだぜ!?)
下手すれば、リーグ終了時にはうちより上にいる可能性もある。
ところが・・・、
うちは一夜明けた新聞等を見てもこれっぽちも
「指揮官交代」をにおわせる記事はないし、
試合後のゴール裏からもそれを求める声はなかった。
そしてこの期に及んで強化部長が欧州に
新戦力のスカウトに行くとか。
前社長の負の遺産を抱えてとはいえ、すべてが後手後手。
この辺も含めた、球団すべてのレベルの低さが
今の状態を招いていると言えるだろう。

「降格」・・・この2文字が現実のものとなりつつある。

濃いのです。


先日紹介した又一庵で「寿美ろーる」を購入した際、
心ひかれて一緒に買ったものがある。
それが「なめらかプリン」。
和菓子屋なのにプリンかよ、とも思えるが、
これがまた美味。
とろとろで、濃厚!
とにかく濃いのだ。
価格も210円と、特別高いわけでもなく、手ごろ。
(ただし、もうちょっとサイズが大きいといいのだが)
抹茶味はちょっと値段高めの230円だが、
まさに抹茶、という感じの苦みとプリンの甘さが絶妙。
どちらも皆様、一度おためしあれ。

「今宵はここまでに致しとうございます」 by若尾文子

(よく考えたら、中井貴一じゃなくて若尾文子の台詞だったよ。)

Jリーグディビジョン1 第12節
磐田 0-1 新潟 @東北電力ビッグスワンスタジアム

私はここに宣言します。
結局何らこの流れを修正できずにいる指揮官を「不信任」とし、
「反・内山」を今後の基本スタンスとしていくことを。
そしてこれだけの状況に置かれながら
ネドヴェドとか夢物語のような寝言しか言えず、
現実的に何もできないでいるフロントについても、
替わったばかりの社長以外は何らかの責任を取ってもらいたい。
そして、もし監督交代というのであれば、
安易に「柳下コーチ昇格」というのではなく、
ヤマハ発動機にしがらみのない外部からの招聘を願いたい。
(ヤンツーさんがダメというのではない。
 ただ現在、コーチという「閣内」の立場にいるからには、
 この状態を招いた責任の一端はあるわけで、
 あとは結局内部人事でやってきたことにも原因はあるわけで、
 人心一新をした方がよいのでは、と思う。)

考えてほしい。
6シーズン、タイトルから遠ざかっているということは、
今の小学生のほとんどはジュビロ磐田の優勝など
「記憶にない」ということだ。
今二十歳の大人だって、中学生の時以来、てぐらい
それはそれは過去の話なのだ。
これで子どもたちに夢を与えるなんて、冗談じゃない。
首脳陣は、そして無能なフロントは、
チームも、そしてそんなゲームに足を運ぶ我々サポも、
地元の人たちの間で「もの笑いの種」にされていることを
思い知ってほしい。