さらば、「ぼくたちの」中山雅史

Jリーグディビジョン1 第34節
磐田 1-1 神戸 @ホームズスタジアム神戸

行くのか、行かないのか、前夜まで考えた。
仕事も滞っている。家の片付けもせねばならない、
どうもここのところ、たまった疲れも取れない。
テレビ観戦で済ませようか、とも思っていた。
しかし、スポパラで前節のビデオ映像を見ているうちに
自分の生き方にも多くの影響を与えてくれた彼を見送らねば、
という思いに駆られ、神戸に向かうことにした。
西に向かう新幹線の強引なスピードに身をゆだねながら、
前節試合後、彼が「まだ情熱が残っている」と言っていたが、
自分の方は磐田を追いかける情熱が消えかけているのかな、と、
ふと、考えたりしてしまった。
数年前の自分なら、四国だろうが、九州だろうが、
多忙期であろうが、迷うことなく出かけていったであろうに。
磐田のサッカーが魅力ないものになっていることもあろうが、
自分の中で何か変わりはじめているような気がする。

厳しいゲームの流れから、彼は結局ピッチに立つことなく、
90分が過ぎ、タイムアップの時を迎えた。
それでもゴール裏からは中山コール。
敵地であり、神戸側のシーズン末のセレモニーもあるため、
先日のようにサポとじっくり別れを惜しむ時はなかったが、
磐田としては最後のゴンダンスを、まずは磐田側で。

そして深紅に染まったホーム神戸側からのコールにも応え、
スタジアム全体から温かい拍手が送られる中、
最後にはピッチに深々と一礼をして、彼は去っていった。

心にポッカリと空洞ができた。
次のシーズンが始まる時、改めてその大きさを思い知るだろう。
でも、他チームとはいえ、彼がまだ走り続けているのならば、
自分もまだがんばらねば、と思う。
今まで本当にありがとう。
できることであれば、これからも私にパワーをください。
元気で。新天地での活躍を祈っています。

カインズとエイデン通いの果てに・・・


忘れていたが、新しい家に越してから既に1ヶ月が過ぎていた。
当初はよその家かモデルハウスに宿泊でもしたかのような
落ち着かない感じに戸惑っていたが、
だいぶ落ち着いて、自分の家という感じがしてきた。
積まれていた段ボールもだいぶ片付き、自分の部屋からは消滅。
(もっとも家全体にはまだまだ残っているが。)
住んでみて必要を感じたカーペットやゴミ箱なども購入し、
風呂の入れ方や各種の新しい家電にも慣れてきた。
今後は来週始まる古い家の解体前に、
何とか荷物を全て運び出し、生まれた時から過ごした家を
見送ることが大きなイベントになりそうだ。
仕事は多忙期に入ってきたが、旧家各所をデジカメで撮影し、
記憶だけでなく、記録にとどめたいと思う。

その魂の継承者はおらず・・・。

Jリーグディビジョン1 第33節
磐田 0-1 広島 @ヤマハスタジアム(磐田)

磐田に集った14,486人の一人一人が特別な想いをもって迎えた
ホーム最終節だったはずだ。
しかし・・・残念だがいつもどおりダメダメな90分だった。
いかにも、「来季はこの布陣でがんばります」的なメンバーを
スタメンに据えておきながら、
いつもどおり、ボールを回せどゴールのにおいはナシ。
(実際枠に飛んで決定的だったシュートは2~3本では?)
そしてまさに今季を象徴するかのような
あっさりとした惨めな失点の仕方。ホント情けない。
来季につながるようなこともなかったし、
中山のホーム最終戦であるということ以外には、
見所はなかったと言ってよいだろう。
せめて来季への期待がもてるゲームだとよかったのだが・・・。
(中山については最終節が終わってから改めて。)

まぁ、こんなもの

Jリーグディビジョン1 第32節
磐田 2-3 浦和 @埼玉スタジアム2002

2-1でリードした時、冷静に「おもしろい」と思った。
4万を超える観衆の前でのホームゲーム、
当然浦和はここから本気で逆転を狙いに来るにちがいない。
このリードを保ち、勝ち点3を奪えるかどうかで
今の磐田がいい方向に向かっているのか、そうでないのか、
そしてダメダメと言われてる浦和も本当にダメなのか、
それがわかるだろうと思ったからだ。
結果はご覧のとおり。まぁ、こんなものだろう。
リードした後も逃げ切るか追加点を取るのかもはっきりせず
特に気持ちが見えるわけでもなく淡々とゲームを進めながら
敵の厳しいプレスの前に何もできなくなる一方で、
浦和は逆転されるや否や、「ギアを入れ替え」向かってきた。
浦和にはそれだけの底力がある一方で、
うちには無理してシフトを一段下げ、回転をあげるという
そんな底力はなかったということだ。
弱いね、ホント。年間目標の10位、かなり厳しいんじゃないの。
韓国人DF1人獲るだけで、本当にいいの?
磐田若手に生き様を見せてくれるような存在感のある選手を
補強するべきだと思うがね。(日本人、外国人問わず。)

特に熱が冷めたわけでもなく

AFCアジアカップ2011カタール 予選Aグループ第4節
日本代表 3-0 香港代表

特に避けているとか、関心がなくなったとかいうわけではない。
ここ最近、家というそれ以上に関心を向けるものに心ひかれ、
なかなかそちらに目を向けられなくしてしまったのだ。
ということで、代表戦への熱さが冷めてきている私。
今日も珍しく早く帰ってきたのに、
アジアカップ予選の中継がBSであるなんて全然知らなかった。
偶然新聞をめくっていたら、テレビ欄でそれを見つけ、
後半から見始めたが・・・ダメだなこりゃ。
全然かみ合ってないし、
FWの決定力と中盤のだらしなさったら・・・。
終盤一気に点を取ったものの、ダラダラとした感は否めず。
とてもW杯出場を世界最速で決めたとは言いづらかった。
こんな熱の下がりようで、来年の6月までもつのか、
かなり心配である。