来年こそ「これでいいのだ」と言える年に。

今年は心に負荷を抱えてきた1年だったように思う。
昨年末から予兆があったとはいえ、
年明けに父親の病状が悪化。
3月には父を見送り、
落ち着くか落ち着かないかの4月には、「転職」。
かつてしていた仕事に復帰したとはいえ
初めての配属先だし、4年のブランクは大きかった。
思ったように動けず、「戦力」にもなれず、
「萬代」状態のまま8ヶ月が過ぎてしまった。
これまでは前を向く勇気をもらってきた磐田も低迷し、
磐田の勝利という「元気のミナもと」も失うという
1年だった。

年も変わる。流れを変えたい!!
「これでいいのだ!!」(by赤塚不二夫)と言える、
そんな前向きな年を、新年は目指していきたい!!

「だめだこりゃ」(2008総括)

今年の磐田については、いかりや長さんじゃなくても
だれもがそう思ってきたのではないだろうか。
走れない、90分もたない、すぐケガをする・・・、
選手の体作りが大失敗だったのは素人目にもわかった。
走れないから、前線で展開などできるはずもない。
攻め手が作れない一方で、ボールを奪われれば攻め込まれ、
見苦しい失点シーンを何度も見せられた。
こんなものを来季も見せられたのではたまらない。
しかし・・・、
ここのところ流れてくる情報では失望せざるを得ない。
来季も同じ過ちを繰り返さねばよいがと危惧している。
まず、「責任を取るべき人が取っていない」。
あれだけの失態をして、オフトをして
「新しい血を入れた方がいい」と言わせておきながら、
どうして強化担当取締役と強化部長が変わらないのか。
社長なんかより、その2人が責任を取るべきでないのか。
実際、補強の話もいい情報は流れてこない。
金のかかるベテランを切って、あとは現有戦力で?
どこまで甘い考えのフロントなんだ?
新監督もだ。
柳下氏は一応前政権下でいわゆる「閣内」にいた人物で
A級ではないにせよ「戦犯」として問われても仕方がない。
そんな人にどうして打診するかな? 本人も受けるかな?
千葉のように、どうしてチームをまっさらな目で見られる人を
広い目で見渡して選ぶことができなかったのか。
結局その程度のフロントということなのだろう。
選手も選手で、あんな無様な試合を見せておきながら
契約更改でゴネてみたり・・・。
結局みんなだれも今の磐田の置かれている状況が
理解できていないのではないだろうか?
スポンサーも大幅減という厳しい状況の様子。
不安を残したままオフに入るが、
来季、この心配を思い切り裏切ってくれることを
期待したい。

毎年恒例、なんだけど。

中3のころから、
年末になるとその年に流行った音楽を
カセットにまとめるということを毎年行ってきた。
(まとめるメディアは今ではCD-Rと移り変わっているが。)
オリコンの年間ランキングを参考にして入れる曲を選び、
自分の好みでなくても、年間ランキングで上位ならば、
後々懐かしい曲としての記録になると考え、入れてきた。
しかし、今年はこれまでの選曲の基準を改めた。
なぜなら・・・、
ベストテンのうち5曲がジャニーズ系の曲で、
そのほとんど(オリコン年間1位の「truth」も含めて)が
自分の記憶にない曲だったからだ。
これでは「いくら何でも今年を飾った曲とは言い難い」と思い、
今年初めて年間ランキングは参考にしつつも、
「自分の記憶に残っている曲」を中心に構成することにした。
世の音楽流通の主流がネット配信が中心になる中で
ジャニーズ事務所は音楽のネット配信には
あまり積極的でないと聞く。
CD全体の売り上げという「分母」の部分が数を減らす中で
ジャニーズ系はCDを通じてしか曲を手に入れられないため、
上位に食い込んで来るのだろう。
それにしても、ランキングを見てみると、
本当にCDって売れてないんだな、というのがよくわかる。
年間1位の「truth」(上述の嵐)が約62万枚、
ジャニーズ以外で一番売り上げが多かった
サザンの最終シングルが約52万枚、
あの「ポニョ」ですら35万枚だ。
音楽が社会現象になるというようなことも、まずない。
我々が多感な頃はいつもその時期のBGMとなる音楽があり
例えば松田聖子の曲を聴くだけで
いろんなことが心によみがえってくるものだが、
(だから80年代の曲の企画アルバムが売れるのだろう。)
今の若者はそういうことがあるのだろうか・・・。
手軽に音質のよい音楽を手に入れられるようになった一方で
生活の中で音楽の占める割合が減っているように思う。
何か寂しいものだ。

引き出しは多そう。

以前から気になっていたのだが、
先日、湖西と新居の境目あたりにある
「卓香苑」という台湾料理屋を訪ねてみた。
夜、飲み会の後にふらっと寄ったことはあったが、
昼時に寄るのは初めてだったので、
どんなランチがいただけるのか、という興味をもち
店のドアを開けた。
お店の中では中国語が飛び交い、本格的な様子。
口に合うのか不安になりながらランチを頼んだ。
ここのランチはラーメン(3つの味から選べる)に
前菜、ご飯、そして中華料理が一品の様子。
あまり待たないうちにお盆が運ばれてきた。

「・・・。」
見た目結構な量だ。食べられるか不安になる。
でも量だけではなく、味もなかなかなのだ。
ラーメンは豚骨を選んだのだが、
スープはあっさりとしていながらも深く、後を引く。
麺も中細でいい食感だ。
そして一品ついてくる中華料理が本格的。
この日はレバニラだったのだが、
味付けは濃厚でありながら、ほんのりピリ辛、
レバーも火の通りが絶妙で、程よい柔らかさ。
食が進み、多いかなと思ったが、
ペロリと平らげてしまった。
ほかの日にはどんなメニューで出しているのだろう。
そう思うと、また寄ってみたいと思えるランチだった。

さよなら「TOYOTA CUP」

TOYOTA プレゼンツ
FIFAクラブワールドカップジャパン2008
ガンバ大阪 1-0 パチューカ(3位決定戦)
マンチェスターユナイテッド 1-0 リガ・デ・キト(決勝)
@横浜国際総合競技場

まずはガンバ大阪、おめでと。
水曜のユナイテッド戦に比べると、
スピードも、「とんがり具合」も少し減ったかなとも思ったが
それでも1点を争うタフなゲームを何とか勝ち抜いた。
ホームの地の利という点もあったし、
UEFAチャンピオンズリーグ等に比べると
大会自体のレベルってどうよとも言えるが、
日本勢が2年連続で3位という結果は胸を張っていいと思う。

そして決勝。
m-takasuはプレミアびいきとはいえ、
こちらは一応「他人事」なのでのんびり見た。
できれば点差があまりつかず、
緊張感ある時間が続くといいなと思いながら。
実際そのとおりになり、ユナイテッドが攻めつつも
なかなか得点を奪えないという時間が続き、
それはそれで見ていておもしろかったのだが、
ヴィデッチの途中退場にはガッカリ。
流れが変わり、おもしろくないゲームになってしまった。
最後はあの「悪童」が持っていくところは順当というところか。

これで「お祭り」は終わり。
これを目指す戦いがまた来年から始まるわけだが、
トヨタカップ以来続いてきた日本開催が
これでしばらく途切れ、UAE開催になるとのこと。
もっともこれだけの大会をこれまで20年以上にわたって
独占開催してこられたのも、「世界のナベアツ」ならぬ
「世界のTOYOTA」のおかげで、そのトヨタがこんな調子だし、
クラブチームのサッカーでもこれだけ金になることに
みんなが気づき始めると、これまでのようにはいかないかと。
でも、この大会をここまで育ててきたのは日本だということは
世界も覚えていてほしいと思う。
最後に、いつか近い将来、
磐田がこの舞台に立つことができますように・・・。