「磐田」カテゴリーアーカイブ

あんな浦和「にすら」勝てない

Jリーグディビジョン1 第5節
磐田 1-2 浦和 @エコパスタジアム

新しい職場での新生活が始まり、
慣れない環境に戸惑った1週間が終わって
最初の週末がやってきた。
ここは春の陽ざしの下、気分転換も兼ねて
熱くゲームで盛り上がれれば、とエコパへ。
しかし・・・。

全体的には決して悪くはなかった。
右サイドを駆け上がった駒野が
ラインギリギリの深いところから折り返したクロスに
しっかりと合わせたジウシーニョ。これは見事だった。
守備においても相手の「7番」を完全に消し去り、
浦和を自由にさせなかった。
しかし・・・決定力不足は深刻だ。
早い時間にあと1点取れていれば、
状況は大きく変わったかもしれなかったが、
結局不発。
そのうち、相手チームの7番に続く「勘違いさん」を
のさばらせる結果となってしまい、
気がつけば短い時間に2失点。逆転を許してしまった。
見ている方のショックはでかく、
家に帰ってもこのブログの更新も含めて何もできずじまい。

それにしても・・・、
シュートすらまともに打てないなんて、
相手FW「7番」もかなり深刻のようだ。
別にずっとそのままでもかまいませんが。

何だったんだ7days

Jリーグディビジョン1 第3節
磐田 2-3 神戸 @ホームズスタジアム神戸

何だかな。
今節も動き回る相手に攻めの形を作らせてもらえず、
中盤を制圧され、前線に次々とボールを供給されて
ゴール前でも相手を捕まえきれず、
気がつけば惨めな3失点。
1週間何をやってたんだか。
終盤に名波が投入されると
味のないスープにコンソメを放り込んだかのごとく
攻めのバリエーションが豊かになるが、
状況を変えるまでには至らず。
何か、同じことを繰り返しながらシーズンが終わりそうで
期待が持てないのが今の磐田の現状だ。

私にとっては今日が始まり。

ヤマザキナビスコカップB組第2節
磐田 0-2 FC東京 @ヤマハスタジアム(磐田)

同じ形での突破を何度か許しながら修正できなかったことや、
GKを含めた最終ラインの連携のお粗末さも重なり、
余計な2失点から敗戦という結果に終わってしまった。
でも「世界につながる」リーグ戦ではなく、
「おまけのカップ戦」なので、ショックはあまりない。
それよりも、暖かい気候の中で今季初めて
緑のピッチを駆け回る選手たちを直接見ることができ、
「やっぱ、生観戦はいいなぁ。」という思いの方が大きかった。
(とは言え、行くのを控えるべきかどうか、
 出かける直前まで結構悩んだりもしたのだが。)

河村と加賀の成長に加え、
萬代が馴染んできたことに希望は感じている。
しかし、2週間あるので
修正すべき点は修正して次に向かってほしい。
まちがっても、高原移籍後初ゴールとか、
浦和今季初勝利、とか、プレゼントしないように。

所詮その程度のクラブだが、そっちも・・・なわけで

「浦和・高原誕生」だそうだ。
Jへ戻るにあたってチーム、フロント、サポーターの
質の高いところを選んだとか。
なるほど、戦力、待遇、施設・設備、サポート体制と充実し
「真に」世界を目指す体制ができている、そんな浦和の方が
「口だけで」世界を目指すとか「羅針」とか言っている磐田より
魅力とやりがいがあるってわけだ。
まぁ、高原だってプロだし、それを望むのは
理屈としては間違ってないだろうし、理解できる。
実際、今の磐田はプレーヤーから見て魅力がない球団で、
フロントも無策でプロフェッショナルとは言えないだろうし。
しかし、それにしても・・・、
小野だって小笠原だってJ復帰の際は「古巣」へ戻ってきたし、
今度帰ってくると言われている中田浩二だって、
そしてあのセルティックの中村俊輔だって
「古巣」には特別な想いをもっていて、
J復帰があるとすればそこを第一に考えていると聞く。
中田ヒデも、平塚に自身がスポンサーとして支援するなど
「古巣」を大切にしていた。
一方高原は今でも尊敬するプレーヤーに中山を挙げるようだが、
磐田に、そして当時のチームメイトに育てられて
今があるはずなのに・・・。
そういう考え方はしない男なんだろうな。
HSVへの出て行き方からしても「?」というところがあったし。
結局フランクフルトでレギュラーを取る自信がないから
逃げ帰ってきたわけだろう?
浦和では「適当に」やってくれればいいよ。

ということで・・・、
前田、萬代、がんばれ!!!
(あと、カレンも・・・!?)
そして最終ラインと能活、
何が何でも高原には得点を許すな!!!
(すんません。ちょっと発言が過激だったかなということで、
 一応反省して一部修正しました。)

「磐田をどげんかせんといかん! 」(2007総括)

やっと今日から休暇に入り、
年賀状を出したり、いろいろ整理したりと慌ただしく過ごした。
午後、作業が一段落してテレビをつけると、
BSで天皇杯の準決勝をエコパから中継していた。
「もしかしたら、ここにいたかもしれないのに。」
と思う自分が情けなかった。
でも、広島のがんばりぶりを見ていたら、
J2降格チームがただ組み合わせに恵まれてここまできた、
というものでもないように感じた。
金にものを言わせて補強しまくっている某赤チーム以外、
J1の上位と下位の差は実はそれほど大きいものではなく、
フロントと現場が確かな方針をもって強化しているか、
そして選手たちが「戦う集団」になっているかで
かなり順位が動くのではないだろうか、と思った。
今季中位に終わった磐田も、きちんと原因を分析し、
来季の方針を決め、必要に応じた補強をし、
チーム作りをしていかないと、わずかの歯車の狂いがきっかけで
来季のJ2転落も他人事ではなく「あり得る」ように思う。
なのに・・・、
社長が薄っぺらな「総括」をオフィシャルに掲載したほかは
今季の分析や来季の方針確立が進んでいるようにも見えず、
レンタル選手の返還と仙台の萬代獲得ぐらいで、
外国人を中心とした補強らしい補強も進んでいないような感じ。
選手の不祥事の対応も後手後手に回り、
フロントの危機感のなさが見苦しいぐらいに露呈する中で
「顧客」に見える形での「改善」が一体どれだけ進んでいるか
全くわからない。
私自身も環境の変化が予想されるなど不安だらけの来年だが、
せめて磐田を見ているときは気持ちがときめくような
そんなチームであってほしい。
社長、お願いします・・・。