2日目の夜には、肌の「きめ」の細かさが変わってきます。

あれから1週間。
帰ってくれば当然のことながら仕事に流される毎日。
記憶が薄れないうちに、遠征記をまとめようと思うが
今週は無理そう。
さしあたって、別府に行ったらぜひ入っておきたいという
温泉の紹介を少しだけ先にしてみようと思う。
(振り返ると全部で14回入っているのだがその一部。)
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まずは別府温泉のキング、竹瓦温泉。
今回も含め、これまでに5回別府を訪れて来たが、
フェリーや夜行列車などで早朝に着くことが多かった。
そんな中で、ここは早朝6時半から開いていて
到着してすぐに湯に浸かることが出来るし、
しかも別府温泉の象徴的存在、ということで、
敬意を表することも含めて別府に着いたら
原則として最初にここに入るようにしてきた。
今回も最初に訪問し、地元のおじいさんたちに混じって
ちょっと熱めの朝一番風呂を味わわせていただいた。
昭和初期のレトロな作りは、外観だけでなく内装も。
木と石で作られた浴室で湯をくみ出して体を洗い、
ゆったりと炭酸水素塩泉のほぼ透明な湯に浸かった。
すぐに体が温まり、しばらく入っているときついので
時折体を冷ますように湯から上がってボンヤリして、
半日の船旅で疲れた体を癒やすことができた。
続いてはこちら。
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別府・観海寺温泉、スギノイパレスの「棚湯」。
実は、これは風呂から撮影した景色ではない。
本当は屋上露天風呂が3段に「棚田」状になっていて
眼下に広がる別府の市街や別府湾と合わせて見ると
4段の階段状の湯が何とも言えず美しいのだが
浴室内撮影禁止ということで、下のロビーから。
(画像を見たい方は検索して公式サイトから)
こんな景色を眺めながら、のんびり湯に浸かる。
これは癒やされる。
お値段は、休日2,000円とちと高め。
私はフェリー乗船券の半券を持っていって半額に。
ほかにも市内でいろいろな割引券が入手できるので、
それを持っていくといい。
続いてはこれら。
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上は浜田温泉、下は浜脇温泉。
いずれも市営で料金は100円。
(竹瓦と同様に石けん、シャンプーなどはなし。)
この2つは、大分戦を見に行く前後に利用した。
浜田温泉は朝、宿を出て大分とは逆方向の気動車に乗り、
JR亀川駅で下車して朝風呂がてら入浴。
ただ・・・一つ「気になること」が。
私がスタジアムに行く前に日帰り温泉などに寄ると
勝てないというジンクスが。
でも、そんなジンクスに負けるようでは、
J1などに上がれるものかという「気合い」で、
(ただ単に風呂に入りたかっただけなのだが)
またもや地元じーさんたちに混じって入浴。
その足でスタジアムに向かったのだが・・・、
結果は御承知のとおり♪v(‘∇’*)⌒☆
ただ、ものすごい劇的な展開に体も胃も疲労困憊。
そこで帰りに宿に戻る途中、JR西別府駅で下車して
立ち寄ったのが、下の浜脇温泉。
公民館のような施設の一角にある市営の100円風呂。
緊張で強張った体と縮んだ胃をほぐすことができた。
最後にこちら。
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最終日に立ち寄った別府海浜砂湯。
海沿いの市営砂湯施設で安価に砂湯の心地よさを
楽しむことができる施設だ。
浴衣を着て砂場に横たわると、砂かけのおばさんが
体を砂で包んでくれる。
ずっしりとした重さと、じわじわくる温かみが
とても心地よく至福の15分間を楽しむことができた。

ほかにも以前アップしたむし湯や宿の風呂も含めて
まだまだあるのだが、まずはここまで。
名所・旧跡などは全く訪ねることなく、
ひたすら風呂とスタジアムだけを巡った4日間。
素敵なひとときを過ごすことができた。
やはり、温泉はいい。

のぞみ50号福山駅出発、その車中で思うこと。

2015明治安田生命J2リーグ 第42節
磐田 2-1! 大分 @大分銀行ドーム
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昨日、自分の目の前で起きたことは現実なのか?
未だに信じられないし、
また次の週末にもゲームがありそうな気がして
昨夜から何度もスカパー!オンデマンドを見返して
自分を納得させようとする24時間だった。
今日も帰りのソニックに乗るまでの約半日、
宿の風呂も含めて3つの温泉をハシゴしたのだが、
湯に浸かって(砂に埋もれて)目を閉じると浮かぶのは
左からのクロスに足を出し、決してきれいではないが
相手GKの手を弾きながらネットを揺らした
小林祐希のあのゴールシーン。
あのシーンについて何て言葉が出てくるか。
北島康介ではないが、
「何も言えねえ。」
ってのが本当のところなのだが、
それでも何か一言言え、と言われるのならば
「こんなこともあるんだな」(しみじみ)
といったところだろうか。
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2年にわたる長い冒険と挑戦は終幕。
冬の間はしばらく穏やかな週末が続く。
ただ、来季に向けての挑戦はオフから動き始める。
まずはフロントの出番だ。
監督と十分意思を通わせながら適正な選手評価を、
そしてJ1定着が可能な分厚い補強を期待したい。

いよいよ明日。でも、その前に。

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九州入り2日め、湯布院から別府に移動した。
おそらく選手たちはどこかのグラウンドを借りて
明日の大一番に向けて練習に励んでいる時に、
私はひたすら「別府八湯完全踏破」に向けて
バスを乗り継ぎ、乗り継ぎ、
市内を巡りながら申し訳なくも湯に浸かりまくった。
回りすぎたからか、今日も湯疲れ。
宿の風呂、堀田、明礬、柴石と回り、
これで打ち止めてもよかったのだが、
やっぱり別府に来ているのだから、
鉄輪には行っておくべきだろう、と考え、
8年ぶりにむし湯に挑戦した。
気持ちよく汗をかくことができたが
サウナとはまた違うダメージがずっしり。
一杯飲みながら夕食をいただいたらもはや動けず。
うとうと寝込んでしまった。

さあ、こんなだらけた日を送っていたが、
いよいよ明日は勝負の日。
気持ちを入れ替えて、大銀ドームに乗り込みたい。

浮ついててスミマセン(#^^#)

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今年2度めの九州。
勝つしかない大一番を前に、選手たちではないが、
前のり×2で大分県に入った。
と言っても、私が入ったのは別府経由で湯布院だが。
また詳しい遠征記は改めてアップするが、
8年ぶりの別府、そして初の湯布院を楽しんでいる。
しかし・・・湯布院を訪れてみて驚いた。
にぎやかだ。それはいい。大切なことだ。
ただ・・・何でこんなバブルのころの清里みたいなのか?
チャラいカフェやソフトクリーム店、ガラス細工店などに
人々が群がる、群がる。
ただ・・・バブル期の清里とちがうのは、
しゃべってる言葉がちがう人が多いこと。
まぁ、私たちの国の観光は現実的には
このような皆さんによって支えられていることを
改めて実感した。
今日は今泊まっている宿も含めて3つの温泉をハシゴ。
実際にはもう少し行けるだけの時間はあったが、
ちょっと「湯疲れ」してしんどかったので打ち止め。
明日は雨っぽいが、別府に戻って
やはり8年ぶりの湯めぐりを楽しんでみたい。

「さらば南港よ、旅立つ船は・・・。」

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5年に一度、繁忙期の営業日にいただける
「ご褒美の休暇」で船に乗っている。
この休暇制度は、私がかつて初めて欧州英国で
FOOTBALLを見る機会をいただけたしくみで
私の人生に大きな影響を与えてくれている。
今回も主目的はFOOOTBALL観戦。
行き先はこの先大勝負がかかる大切な地、大分。
まずは別府に向けて船は航行中。
この航路は10年ぶりに利用するが、
いろいろ変わったところもあれば、
10年たっても相変わらずというところもある。
そんなこんなを楽しみながら、
甲板から遠ざかる南港や神戸の夜景を楽しんだり、
レストランでしこたま食って飲んだり、
明石海峡大橋や来島大橋をくぐるのを
下から見上げて、よくもまあ日本人は
こんなとてつもないものを造ったなと感心したり、
今回は個室を確保して、船室でうとうとしたりと
過ごさせていただいている。
なんだかんだ言って、南港・別府は約12時間。
途中睡眠を挟むとあっという間。
このあともう一度二度寝するが、
この非日常空間と時間を満喫したい。