「近いうちにまた、僕たちはこの街で演奏したいと思います。」


午後から名古屋・栄の愛知県芸術劇場へ。
佐野元春の30周年記念アニバーサリーライブ、第3弾だ。
今回はホールツアーらしく、サックスとトランペットも入れた
少し大がかりな編成。その分、迫力がありダイナミックだった。
曲も30周年を意識し、そのほとんどが旧作から。
その中には最近は演奏されなかった曲や、ライブで聴くのは
初めて? と思える「トゥナイト」も含まれ、嬉しかった。
しかも、かつてライブでやっていた当時のアレンジで演奏して
またまた今回も「タイムスリップ」気分を味わうことができた。
(フルバージョンの「ロックンロールナイト」、しびれた! )
今回改めて感じたのは、これらの曲に初めて出会った頃には
あまり気にかけていなかった「歌詞の深さ」だ。
歳を重ね、経験を重ねることによって見える、感じるように
なってきたことが多くあるんだな、ということを改めて感じた。

それにしても・・・、
これらの曲に出会ったあの頃は、余計なことは何も考えずに、
無心で曲と向かい合って、心に刻めていたのに・・・、
今は音楽を聴きながらも明日以降のいろんなことが頭をよぎり
そんな余裕もなくなってしまった。
いつの間に、こんなゆとりがなく、
キツキツの毎日になっちゃったんだろう。

一応曲目。

「ドーハの歓喜」

AFCアジアカップ カタール2011 決勝
日本代表 1-0 オーストラリア代表
@カタール ドーハ Khalifa Stadium

その時、時計は深夜3時に近づいていた。
しかし目が冴えてしまい、すっかり眠気は飛んでしまった。
2大会ぶりの歓喜だ。
苦しいゲームだった。何度もやられた、と息をのんだ。
しかしそのたびに川島が、ゴール前の選手たちが体を張った。
攻めについてはなかなか自由にさせてもらえず、
またこちらもつまらないミスを連発する中でボールを奪われ、
自分たちで苦しくしてしまっている場面もあった。
しかしこらえにこらえて延長戦。
替わった選手が本当によく頑張った。
試合ごとに日替わりヒーローが生まれるチーム、
「スーパーサブが何人もいる」チームってやはり強い。
成長を始めたばかりの若いチームで結果を出せたことも大きい。
今後のW杯予選に向けても自信になる。
本当によかった。

「城の崎にて」


あっという間の2日間だったが、兵庫県の城崎温泉にて
外湯めぐりを中心に「非日常」を楽しんできた。
城崎温泉は外湯も宿も全ての温泉は、複数の源泉の湯を
タンクでブレンドしてから、それを配給しているため、
外湯や宿によって泉質が違うことがないということだが、
それでも趣が異なる外湯をめぐり、湯につかるのは
なかなか楽しかった。
また、大谿川沿いの雪に包まれた情緒ある景観の町なみを
歩きながら、「日常」とは違う世界に身を置くことを
楽しむことができたような気がした。
おもしろいと思ったのは、温泉街にありがちな
いかがわしいネオンが目だたないこと。
おかげで雰囲気が落ち着いていて、いい感じだ。
静岡県からは確かに遠く、なかなか行きづらい。
でも、私のお気に入りリストの上位に入れて、
また機会があれば、ぜひ訪ねてみたいと思う。

“Let’s go to Spa”に城崎温泉外湯を追加しました。

「そして僕は途方に暮れる」→「カニと温泉と私」(平松愛理?)


素敵な雪景色でしょう。
木村カエラじゃなくても「キレイだね」とつぶやきたくなる。
でもこれ、これまでこのブログに書き込んできたように、
5年に一度の休暇で北信州の野沢温泉に出かけて、
スキーと温泉を満喫ついでに撮ってきたものではない。
私自身、今夜は野沢で2泊目、というわけでもなく、
今、自宅のPCでこれを打っているのだ・・・。
なぜなら・・・、
月曜日の夕方、近所のおじいさんが亡くなり、
葬儀が金曜になったとの連絡。ずばり休暇のど真ん中だ。
隣組の組長の私としては、いくら5年に一度の休暇とはいえ、
葬儀の手伝い等もある中で、のこのこと出かけるわけには
いかなくなってしまったのだ。
連絡があった時は、それはそれはうろたえたよ。
一度頭の中で作り上げた「野沢温泉での4日間」という
イメージを解体する、というのはなかなかできなかった。
でも、結局どうにもならず、無期延期した。
ただ、5年に一度の休暇をずっと家で過ごすのは忍びなく、
葬儀までの空いている2日間は出かけることにした。
決めるにあたっては、
1 情緒豊かな温泉場。
2 こういう機会でもなければ、なかなか行かないところ。
3 1泊2日という強行日程でもあるので、鉄道で行けるところ。
を決め手とし、この際スキーは考えから外した。
その結果、私の頭の中にはここしか思い浮かばなかった。
こんなところで、

この季節はこんなものが食べられるところ。

気持ちを持ち直し、新たな旅のイメージを頭の中で構築、
現状を受け入れ楽しもうと心に決め、楽天トラベルで宿を取り
西に向かう新幹線と特急のチケットを買った。
そして2日間・・・湯も、カニも満喫できたと思う。
こちらについては、また改めてアップしたいと思う。

PS.
姫路のTさん、急な話でしたが、
結構お宅の近くの方までお出かけしてきました。
「ここ」って姫路ナンバーのエリアだったんですね。
同じ兵庫でも瀬戸内側と全然違うイメージなので驚きました。

神懸かるのは能活だけでなく・・・。

AFCアジアカップ カタール2011 準決勝
日本代表 2-2(PK 3-0) 韓国代表
@カタール ドーハ Al Gharafa Stadium

筋書きのないドラマって、こういうことを言うんだな。
先制され→追いつき→延長で突き放し→追いつかれ→PK戦。
こういうの韓国って強いんだよな・・・が、なぜか、
「PK 3-0」
おいおい、こんなのってありか!? 能活以来!?
もしかして、何かが降りて来始めてる?
降りてくるならお願い。私の上にも降りてくれよ。
こんな不運な私の上にも・・・。