「近いうちにまた、僕たちはこの街で演奏したいと思います。」


午後から名古屋・栄の愛知県芸術劇場へ。
佐野元春の30周年記念アニバーサリーライブ、第3弾だ。
今回はホールツアーらしく、サックスとトランペットも入れた
少し大がかりな編成。その分、迫力がありダイナミックだった。
曲も30周年を意識し、そのほとんどが旧作から。
その中には最近は演奏されなかった曲や、ライブで聴くのは
初めて? と思える「トゥナイト」も含まれ、嬉しかった。
しかも、かつてライブでやっていた当時のアレンジで演奏して
またまた今回も「タイムスリップ」気分を味わうことができた。
(フルバージョンの「ロックンロールナイト」、しびれた! )
今回改めて感じたのは、これらの曲に初めて出会った頃には
あまり気にかけていなかった「歌詞の深さ」だ。
歳を重ね、経験を重ねることによって見える、感じるように
なってきたことが多くあるんだな、ということを改めて感じた。

それにしても・・・、
これらの曲に出会ったあの頃は、余計なことは何も考えずに、
無心で曲と向かい合って、心に刻めていたのに・・・、
今は音楽を聴きながらも明日以降のいろんなことが頭をよぎり
そんな余裕もなくなってしまった。
いつの間に、こんなゆとりがなく、
キツキツの毎日になっちゃったんだろう。

一応曲目。