「責任を果たしていくことが私に課せられた使命」?

nasakenaikunihe-mini.jpg
幼すぎる。
あの人がこれまでのやってきたことや、そのやり方、
周囲で起きた事への対応にも「青臭さ」を感じてきたし、
あれだけの結果が出ながら
「信頼を取り戻す」「責任を果たしていく」なんて言って、
一票を投じることでしか権力を行使できない主権者の審判を
軽視しているとも取れる言動を発するところからも
やっぱりこの人は「器ではない」のだな、と感じた。
それに対して「続投でよし」とする同じ党の幹部のみなさんも
一体何を考えているのだろうか? と思う。
選挙の結果、「お坊ちゃまの暴走」に歯止めがかけられるという
一定の見通しは立ったが、
では、勝った野党のみなさんが一体どんな理念をもって
具体的な、なるほどと思える政策を打ち出し、
どれだけのことが現実的にできるのかは未知数で、
近づくであろう衆院選に向けて注意深く見ていくべきだと思う。

最後に。
私たち国民も「大丈夫」か?
2年前の衆院選といい、今回といい、
マスコミの「反安倍報道」に流されすぎてないか?
次の衆院選は大事な選挙になると思われる。
その時も、どちらに向くかはわからないが
地滑り的な結果になるのか?
政治家を選ぶ側も、もう少し成熟する必要があるように思う。

スマトラに散る。

さすがにあれだけ惨めな試合が2試合も続くと
「無念」の一言ではすまなくなってくる。
前回アップしたとおり、ぼくたちの代表は
進んでいる方向はよいと思うし、
今大会についてはあの人選でもよかったと思う。
しかし、あまりに「ハートが弱っちすぎる」
60分近く相手より数的優位に立ちながら
何もできないなんて、あり得ない。
1年前に失った「誇り」を取り戻すどころか、
塞がったかさぶたをまた剥がされちゃったって感じ?
これからは世間の関心は五輪代表に移っていくだろうが
敗退の原因をきちんと分析し、怠ることなく
次への準備を進めていってほしい。

それにしても・・・
私は今回、初めてこの町の名前と位置を知ったのだが、
ここもかつていろいろあったようで・・・。

「Finalistとしてはまだまだ」ってことだ。

ハノイの試合が始まる前にもう一つの準決勝、
クアラルンプールでの韓国対イラク戦を見た。
初めは韓国が勝ち上がると厄介だな、と思っていたが
やがて、どっちが来てもまずいな、と思い始め、
PK戦でイラクが勝利したときには、困ったと思った。
見ていて、両チーム共「巧さ」を感じなかったが、
前へ向かう気持ち、自陣を守り抜く気持ちに
生半可ではないものを感じたのだ。
その後、日本対サウジを見た。
90分後、失望が私を包んだ。
戦い方を選手に「丸投げ」し、
全てを「運頼み」にし、
大して高くもない個人技をあてにし、
選手たちを同じ目標を目指す「戦う集団」として
形成することもできず、
現実世界で「サカつく」もどきをやっていた、
そんな前指揮官の時に比べると、
チームとしては確実に進化していると思うし、
進んでいる方向や、選んでいるメンバーも
現時点ではこれでいいと思う。
ただ、チームとしては、まだまだ「幼い」と感じた。
強い気持ちで集中しきれなかったり、調子に乗ったり、
想定外のことが起こるとあたふたしたり、自信喪失したり。
生意気に粋がっている思春期の小僧のようだった。
もう少しの冷静さと、もう少しの情熱と、
思慮深さが11人、いやスタッフも含めた全員にあれば・・・。

「負けて得るものよりも勝って得るものの方が多い」と言う
日本からやってきただれかさんの一言は確かに一理ある。
しかし、今回については「これでよかった」とは言わないが、
「勘違い」などしないためにも、長い目で見たら
残念だが、これはこれで「あり」なのかな、とも思う。
やがて来たるW杯予選までに課された宿題は多い。

不敗神話、続く。

本当は昼飯は「藤田屋」にしようと思っていた。
しかしやはり今日は行かねばと決意し、
西区舞阪町の「晴美」へ向かった。
harumi-katsudon-beforeDPRK2005.jpg
食べたのはラーメンではなく、カツ丼大盛り。
ご存じの方も多いとは思うが、97年のW杯最終予選で
日本が追い詰められた時にゲン担ぎでここのカツ丼を食べ、
アウェー・蚕室での日韓戦に勝利した。
その後、代表戦試合日にここのカツ丼を食べた時は無敗。
いわゆる「不敗神話」ってやつだ。
その効果がどれだけ出るか・・・。
先制された時には、「もはやこれまで」と思ったし、
豪州が1人退場となっても、攻めきれず、決めきれない時は
「こんなことでは・・・。」とも思ったが、
「食べに行っておいてよかった。」と思わせてくれたのは
「俺たちの能活」だった。
あんた、凄すぎ!!!

次戦はとても昼、舞阪までは行ってられないが、
「実力」で大丈夫だよね!?

(画像は2005年のW杯予選北朝鮮戦前に食したものを
 撮影したものです。)

アジアの厳しさを思い知らせて・・・やれるか?

全国的には大きな爪痕を残した台風だったが
私の近隣には大きな被害なく去っていった。
おかげで私も「途中出場」することなく
落ち着いた週末を過ごすことができ、
今夜も集中してテレビ観戦できるはずだった。
しかし・・・。
飛び込んできた中越沖地震のニュース。
本当に「大変な週末」になってしまった。
(被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。)

平穏にサッカーを見られるありがたさを感じながら、
夜はアジアカップをテレビ観戦。
初めはひっくり返りそうになったが、すぐに持ち直し
終わってみれば快勝で一次リーグ突破。
しかし・・・決勝T一回戦に出てきたのは何と何と、
カイザースラウテルンで私を「幽体離脱」させた
あの黄色いカンガルー軍団・・・・。

オセアニアの誇りもへったくれもなく、
AFCに「移籍」してきやがった「あいつら」
だ。
あの忌まわしい記憶を乗り越え、戦わねばならない。
これは厳しいぞ・・・厳しい。