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そう、次節は「昇格トーナメント準決勝」なのだ。

2015明治安田生命J2リーグ 第40節
磐田 4-2 長崎 @ヤマハスタジアム(磐田)
20151108vs_nagasaki

先週と言い、今週と言い、日々が過ぎるのが速かった。
特に今週に入って、仕事上毎朝走るようになったのだが、
体へのダメージが結構大きくて、夜になるとすぐダウン。
22時以降まで起きていられない、という状況が続き、
こちらのアップもできずじまいだった。
あと磐田が好調なのはいいのだが、
その劇的な勝利の余韻に浸っていると、
あっという間に毎日が過ぎてしまうというのも
あるのかもしれない。
先週はホームで長崎戦。
出だしのバックパスからの軽いプレーで取られたCK。
そこからのこれまた甘いマークからいきなりの失点。
堅守の長崎ということを考え、厳しい展開を覚悟。
しかしそのわずか数分後、
川辺からアダイウトンへ絶妙のスルーパス。
そして左の深いところから折り返されたボールを
冷静に落ち着いて、スローモーションのように
森島がゴールに蹴り込んで何とか追いつけた。
さらに速いリスタートからのアダイウトンのヘッド、
後半に入って左サイドに流れた太田吉彰が、
アダイウトンばりに切り返し相手を交わして追加点、
さらに終了間際の宮崎と、4得点で勝つことができた。
ただ・・・途中でもCKで1点差に詰め寄られ、
そのほかにもあわやというシーンは数知れず。
勝てたのには「運」が味方してくれたところも
あったかもしれない。
そういう意味では、「次節で昇格かも」なんて
浮かれている場合ではないと思う。
あと2戦、トーナメントのつもりでしっかり勝って
自力で昇格を勝ち取らなければならない。
そうだ、まだ「準決勝」なのだ
そして間もなく、それが始まる。
ということで、いざスタジアムへ!!!

これも楽しみの一つ。

あれからまもなく1週間。
なのに、私の心の中に今も温かい流れを巻き起こし、
心温かに、穏やかに、和やかにしてくれている、
その源は、大道芸の感動とワクワクの余韻だと思う。
もちろん見て回ったアーティストの技も素晴らしかった。
しかし、それだけではない。
アーティストを包む観衆の、街の雰囲気、
そしてその合間に食した様々なおいしいものと
喉を伝う、おいしい「キリン」ビール。
これらも確実に「温かな余韻」の源であることは
確かだろう。
初日。
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前夜の酒が残る気だるい中で、それでもここに来たら、
そしてその後向かう東京では食べられないものをと、
いただいたのが、駿府城公園会場に毎年出ている
期間限定ビアガーデン定番の静岡おでん。
(暗くなってて画像が見づらい?)
大根、卵はもちろんなんだけれど、
黒はんぺんと牛すじがなきゃ。
これでじゃがいもがあれば、板屋商店を思い出すのだが。
そして、文化の日。
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初日、二日酔いで十分食べられなかった分、
この日はおいしいものにありつこうと、朝一ビール!
どきどきランドSBSのエリアに必ず出ている
鮪料理の屋台。
以前は串焼きをいただいたのだが、今回は唐揚げ。
これがうまかった!!!
鶏の唐揚げに負けないぐらい、魚の臭みがなく、
それでいてジューシー。噛むたびに味わいがある。
ボリュームも十分。
まだ日が昇りきっていないのに、
すっかりビールを空けてしまった。
場所を移して、メイン広場3。
加納真実のステージを待ちながらいただいたのがこれ。
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アメリカ風屋台のステーキ。
大きな肉の塊を鉄板の上で切り裂きながら火を通し、
おいしそうなタレで味付けていく。
思っていたよりも柔らかく肉汁たっぷり。
この店はドリンク類も充実してて、ビールだけでなく
カクテルもいろいろな種類があった。
来年以降、機会があったら試してみたい。
そして最後はこれ。
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市役所裏の青葉公園、呉服町通りと交わるところ。
キリン一番搾りビアガーデン青葉。
駿府城公園とはちがうメニューで楽しめるのだが
これは「一番搾りもつ煮込み」。
煮込む際にビールで煮たのかな?
柔らかく、みそ味が効いていて、もつはもちろん、
ゴボウやこんにゃくにしっかり味がついている。
おいしい煮込みだ。これはビールが進む。

こんなふうに、うまいものめぐりをしながら
楽しめるのも、まずまず元気で健康だから。
来年もこれを楽しめるように、
健康で1年過ごすこと、それを心がけたいと思った。

細麺好き、塩ラーメン好き。

東京のスタジアムは貧弱だ。
何がかというと、それはスタジアムグルメ。
今は解体された旧国立競技場の「名物」は情けないかな、
マルちゃんの「ホットヌードル」だったし、
日曜日に訪れた味の素スタジアムもしかり、
はっきり言って、何もない。
あえて言うなら、「ケンタッキーフライドチキン」か?
(そのKFCも、今回は開いていなかった。)
ホントにダメだ。クラブの営業は能なしだと思う。
だったら、スタジアムに行く前に腹を満たせばよい。
ということで、日曜日はスタジアムに行く前に
駒沢オリンピック公園に立ち寄った。
何? あれほどダメだと言っておきながら、
東京五輪で日本がアルゼンチンが勝った、
あの駒沢競技場に寄るのか、と言われそうだが
私が目指したのはスタジアムではなく、その中央広場。
10月下旬から約2週間にわたって行われてきた
「東京ラーメンショー2015」に立ち寄ったのだ。
全国のラーメン職人が20ものブースを開き、
それぞれ特色あるラーメンを作るために、
アイデアをこらし、素材をそろえ、腕をふるっていた。
1杯目に食べたのはこれ。
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「なにわの黄金塩らーめん~肉祭りバージョン~」。
大阪の2つの店がコラボして出した塩ラーメン。
透き通ったスープはほんとうにあっさり。
タイトルに「肉祭り」とあるが、それはあくまでも
トッピングのことで、スープ自体は魚の「節」系。
それをいくつか合わせた透明感のある塩味だ。
麺も私好みの細麺でするするっと入ってしまった。
おいしい!! もう一杯!! ということで。
2杯目は「伊達の炙り牛タンネギ塩そば」。
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1杯目と合わせてみると、既に私の好みがまるわかり。
系統は同じあっさり細麺の塩ラーメンだ。
同じ細麺でありながら、麺の茹で具合は1杯目よりも
少し硬めで粉感が残るアルデンテ気味。
そう、この食感が好きなんだなぁ・・・。
そしてスープは・・・。
刻みネギをたくさん浮かせながら、さらに優しい味。
口内の粘膜からそのまま浸透していきそうな
美味しい塩味で、いつまでも飲み続けたい味だ。
トッピングの牛タンは確かに牛タンで、
なかなかの噛み応えなのだが、細かく刻んであるので
噛みきれなくてどうしよう、ということはなく、
麺と合わせながら食感が楽しめる感じ。
これまた仙台らしさを醸し出している笹かまぼこと
合わせて、「ご当地」らしさが出ていて
なかなかいいアイデアだと思った。
ここまで食べて一服。インターバル後にもう一杯、
と周辺を少し散歩したのだが、もう若くないかな。
しばらく時を空けたが、もう入らないや、と思い
会場を後にし、田園都市線の駒沢大学駅へ。
世田谷線、京王線と乗り継いで飛田給へと向かった。
今年は訳あって9月の静岡ラーメンフェスタにも
行けなかったので、楽しませてもらった。
今度は地元のうまいラーメン屋に行きたいものだ。

渋谷のハロウィンより、この日の駿府城公園。

昨日の駿府城公園。
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「カナちゃんだ。」
「カナちゃーん!!」
私の横と前で小学校に入るか入らないかぐらいの
女の子が叫ぶ。
その先にいたのは、西野カナでも倉科カナでもなく、
「パフォーマーカナ」。
世界トップレベルのフープダンスで観客を魅了する
パフォーミングアーティストだ。
一般論として、彼女は「メジャー」かと言われれば、
残念ながら現実、そうは言えない。
何の説明もなくゴールデンのテレビに出演して、
「カナちゃんだ。」
と言える人はそう多くはないだろう。
それがここ、大道芸の会場ではちがっていた。
彼女自身10回以上出場してきたと言っていたが、
それだけ回を重ねるうちに、人々の間にしっかりと
人気やその芸術性の理解が根付いてきているようだ。
また、加納真実の後に登場した彼、望月ゆうさく。
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葵区出身の彼は、子どものころこの大道芸W杯を見て
大道芸のおもしろさに目覚めてディアボロを始め、
世界的なアーティストへと成長し、里帰りした。
こうしてみても、この大道芸W杯は24回を重ねて
一過性の打ち上げ花火的イベントではなく、
この街に文化として根付いてきたと考えていいと思う。
今年は土曜、そして昨日火曜の文化の日と2日参加した。
例年楽しみにしているダメじゃん小出や矢部亮も
しっかり楽しませてもらったし、
アイムモラレスやジョーダン・マックナイトなど
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W杯部門出場のアーティストも堪能した。
今年もワクワクと元気をもらったし、
毎年この時期になるとここに来るということを通じ、
今年も自分が元気で、健康であることの幸せを
感じることができた。
楽しかった!! 来年もこうありたい。

その時、背筋に電気が走った。

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土曜日は「まず」静岡へ。
それはもちろん、大道芸W杯に「参加」するため。
いつしか今年も自分が健康で元気であることを確認し、
そしてさらに元気を得るための
そんな「年中行事」の一つとなっている。
これを欠かすわけにはいかない。心底楽しんだ。
もちろん、1日だけで満足できるものではない。
もっと、もっと。
ということで、本当は日曜日も行きたかったのだが
日曜は、これまた行かないわけにはいかない、
そんな運命の一戦が東京・調布の味スタで。
ということで、ナイトパフォーマンスが終わって21時、
私が乗ったのは、上りの新幹線だった。
渋谷のハロウィン狂想曲を横目で見ながら
そのまま定宿である新宿のなじみのカプセルへ。
翌日はいろいろ立ち寄りつつ、目指すは飛田給。
自動昇格のためには負けられない一戦だった。

2015明治安田生命J2リーグ 第39節
磐田 3-0 東京V @味の素スタジアム

福岡、大宮が共に勝ち点3を得たという情報の中で
絶対に負けられない試合だった。
しかし、序盤の磐田は固かった。
もどかしい時間が続く中、逆襲を食らって
時折息をのむ、そんな展開が続いた。
そして、そんな流れの中、悪夢はやってきた。
決定的な相手シュート、体を張る森下俊。
ボールは弾かれた。しかし・・・。
彼がボールをはじき返したのは、残念ながら腕だった。
レフリーはペナルティスポットを指さし、
その手には赤いカードが。
故意ではなかったはずだ。
また、それ以前からの不安定なレフリングの延長での
この判定は、磐田サポからは許せるはずがなかった。
ゴール裏からは地鳴りのようなブーイング。
ただ、決定機を手で止めたと言う意味では仕方がない、
私は冷静にそう思い、カミンにかけた。
地鳴りのようなブーイングがきっかけになったか、
妙な一体感がゴール裏に生まれ、
皆でパワーをカミンに送った。
そのパワーが彼の足に乗り移ったかのように、
ボールは再び弾き出された。
背筋に電気が走り、ゴール裏からは咆哮が。
まだ何も成し遂げてはいなかったが、
行けるかも、という空気が生み出され、
選手に向かって送り出された。
その後はもう御承知のとおり。
私の背筋にはその後3度、電気が走った。
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川辺、アダイウトン、アダイウトン。
1人少ないとは思えない、前へ前へと向かう力、
そして相手の動きを封じ、はじき返す力。
すべてが素晴らしかった。
終わったときの爽快感。
文字通り、
「みんなで勝たせよう、俺たちの声で」
が現実になった瞬間だった。

私の中で、1999年5月の国立鹿島戦、
あれに次ぐ印象的なゲームとなった。