あのゆるキャラが来なかったこともガッカリ。

2013 Jリーグディビジョン2 第3節
磐田 3-1 熊本 @ヤマハスタジアム(磐田)
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最初の60分はよかったかな。
前田も昨季の不調を完全に吹っ切ったかのような
ゴール連発で2得点、
右サイドを駆け上がる駒野と松井大輔が
あうんの呼吸で通じ合うパスで相手を振り切っての
分厚い攻撃。可能性を感じさせる攻めだった。
圧巻は後半15分ごろ。
宮崎や前田が目まぐるしくつなぐ中で、
シュートに行くかと思わせる中でそれをスルー、
フリーとなった松井がシュートを打ち込んだ場面。
残念ながらわずかばかり上に外れてしまったが、
美しい、と思った。
ただ、その後がいけない。
簡単にボールを失い、速攻で押し込まれる。
失点はそんな流れの中で生まれてしまった。
勝ったのはいい。勝ち点3は至上命題だから。
でも、毎試合失点というのはいただけない。
ここを何とか改善しなければ。
5月の連休までは勝ち続けなければならない。
そのためにも、つまらない失点を防ぐことだ。

冬の味覚もそろそろシーズンオフ

平日忙しくて全然さわれないでいるnexus7だが、
今日はさわる時間ができて、アプリを入れるなどして
使い方を少し覚えることができた。
しかしそんなことをアップしてもどうかと思うので、
先週の親父の七回忌の後にいただいたお昼のことを。
法要の後、湖西市新居町のお寺の近く、
寿司松という新居では名の通ったお寿司屋さんで、
親戚一同と少しお酒をいただきながら食事をした。
刺身やフグの唐揚げなど、どれも美味だったが、
ふむふむ、と思った料理がこれ。
20140308sushimatsu-kaki_pie

牡蠣のパイ生地包み!!
プリプリの殻つき牡蠣に少量の野菜やホワイトソース、
チーズ(もあったかな?)を乗せ、パイ生地で包んで
オーブンで焼き上げた美味しい一品。
牡蠣の豊かな風味とソースの濃厚な旨みが絡み合って
アツアツでおいしかった。
もちろん、このお店独特の甘めの煮切り?タレを
塗ったお寿司もおいしくいただいた。
20140308sushimatsu-sushi_nigiri

浦和の事件に思うこと。

今朝の新聞に、衝撃的なニュースが並んだ。
20140314urawa

初めは、この横断幕の掲出者が
「差別的な意図はなかった。」
と言っていた、という報道を目にして、
外国籍の助っ人があまりに役に立っていないから、
それなら日本人選手だけで戦うから結構だ、
という意図であの横断幕を掲げたのだと思っていた。
だから掲出者に対して「英語に弱いって不幸だな。」
(人のこと、言えるか!?)
と感じていた。
しかし、その後の続報によって、
最初からゴール裏に外国人客を入れないことをねらって
掲げたものであるということがわかってきた。
これには本当に、本当に、失望した。

ほかにも、いろいろ考えさせられることがあった。
一部のサポーターの、このちょっとした行為が
ここまで大きな事件になってしまうまでの過程だ。
今回、運営サイドがこの横断幕の事実を把握してから、
情報がトップまで届くのに、5時間近くもかかっている。
時間がかかり過ぎだ。
スタッフがこの手の横断幕に「慣れて」しまっていて、
事の重大性を認識する感覚が麻痺していたこと、
放置するとどうなるかという想像力が欠如していたこと、
そして浦和という組織内の風通しが十分でなかったことが
事をここまで大きくしてしまったのではないだろうか。
また運営側が、掲出したサポに対して撤去を求めたが、
一度拒否されただけで、腰が引けてしまっていること。
日頃から顔を合わせ、懇意にしている相手に対しては
不正、不祥事を見つけても言い出せない、強く出られない、
そんな「馴れ合い」の体質が、今回の悲劇を招くことに
つながったと言ってもよいと思う。
でも、これって何だか他人事ではないような、
そんな気がしてしまって・・・。
何があっても今回のことを「他山の石」にしなければ。
痛切に、そう思う。

これを打ち終えてから一晩、アップすべきか迷いました。

昨年夏、陸前高田を訪ねた時のこと。
いろいろ思うことはあったが、一番衝撃を受けたのが
背丈に近い雑草が生い茂る荒地を彷徨い歩く中、
突然目の前に現れたこの景色だった。
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今となっては全く想像もつかないが、
この場所はこの市の玄関口であるかつての陸前高田駅。
それがこの状態。
近づくまで、そこにプラットホームがあることに
全く気がつかなかったのだ。
何もかも奪い尽くす津波の恐ろしさに胸をえぐられた。

あの日から3年。
この間、私は宮城、岩手と訪ねてきたが、
まだ足を踏み入れていない、踏み入れられない、
そんなところがある。福島だ。
しかしこの国は、そんな「過去の」出来事に目をつぶり、
一国の総理が世界に向けて「管理下にある」とまで言い、
世論もそのイケイケムードに押し流され、
原発再稼働反対を唱える者は「左」で「売国奴」だ、
ぐらいの雰囲気になりつつあるように、私は感じる。
3年前に起こったこと。
その間できたことと、できなかったこと。
今、改めてもう一度見つめ直してから、
これから進む道を考えた方がいいと思うし、
それがこの辛い出来事を無駄にしないことに
なるのではないかと思う。

久々の「中野美奈子ゆかりの地」への旅は、お預け。

2013 Jリーグディビジョン2 第2節
磐田 4-1 讃岐 @香川県立丸亀競技場

行きたかったなぁ。
あれだけ次々とゴールが決まれば、
そりゃ、爽快だろう。
そんな光景、しばらく見ていなかったし。
事情が許せば高速バスで淡路島経由で四国入りし、
午前中はどうでしょう軍団イチオシ、
彼らをして「キングオブさぬきうどん」とも
言わしめた、「山越」でうどんをいただき、
そのままスタジアム入りするつもりだったのだが、
残念すぎる。
「もうここに来ることは、天皇杯でもなければ
 讃岐がJ1昇格しなければないはずなのに・・・。」

なんて、すっかり上から目線でうどんの話ばかり
していても仕方ないので、ゲームについて。
出だしはどうなるものかと思ったぞ。
ホームの声援に押された讃岐に押し込まれる展開。
見事な山崎のゴールにそれでも行けるかと思った
その後、あの無様な駿哉のオウンゴール。
そこからは、JFLから昇格したばかりの讃岐に
「いいゲーム」を強いられるという始末。
ただ、この嫌なムードを振り払ったのが、
前節PKを外して戦犯となった前田遼一。
高いジャンプから相手に競り勝ってのヘッドで同点。
さらには相手を振り払ってフリーな状態で飛び込んだ
山崎がこれまた頭で押し込む追加点と、
短い時間に得点を重ねて、試合を決定づける流れに。
その後は落ち着いた試合運びで見事90分を
勝ちで戦い切った。
格下相手ということで、勝利は「マスト」だったのだが、
最近はそれすらできていなかったので、素直にうれしい。
だからこそ、これをつないでいかなければならない。
ここからは連休まで、連勝を狙っていかないと。
勝ち点90を目指す、果てしなく長い戦いは、
まだ「3」を積み上げたばかりだ。