2014 Jリーグディビジョン2 第26節
磐田 1-3 福岡 @レベルファイブスタジアム
ゲームが終わってから2日間、いろいろなことを考えた。
楽しみにしていた中洲の屋台にも寄らず、
まっすぐ宿に帰り風呂に入ったり、ビールを喰らったり、
カプセルに籠もったりしながら、いろんな事を考えた。
監督を解任するべきなのか。
いや、関さんでダメで、シャムスカでもダメで、じゃ、
一体誰だったら、このチームを立て直せるというのだ。
選手が悪いのか。じゃ、総取っ替えか。
いや、現スタメンで昨年からスタメンだった者、
何人いる!? いくら取っ替えてもダメなのだ。
そう考えると、この問題の根はかなり深い。
クラブ全体に蔓延するよくない「何か」。
これを取り払わねば、根こそぎ変えなければだめなのだ。
関さんが「1年で昇格、というなら受けられない。」と
言ったのも、今考えればなるほど、とも思える。
おそらく、前田が復帰しようが、松井が戻ろうが、
ディフェンスラインに新潟から坪内を補強しようが、
劇的な変化は、望めないだろう。
そんな状態で、これからこのチームと、このクラブと、
どう向き合っていくべきなのか、なんてことまで
考えてしまった。
頼むよ。
この日、このスタジアムに集まった水色組のサポは、
どんな思いでここにたどり着いたのか、考えてくれ。
ある人たちは台風を避け、前泊で福岡入りしていただろう。
ある人たちは何度も停まる新幹線に時計とにらめっこして
じりじりしながら博多駅から地下鉄に飛び乗っただろう。
そして私たちは、豪雨の中、中部国際空港に駆けつけ、
何度も自分の便の出発延期のアナウンスを聞きながら、
雨が叩き付ける滑走路には他空港から降りてくる機もなく、
他の便が続々と欠航のアナウンスがされる中で、
自分の便はホントに飛べるのか、
今度延期になったら間に合わないかも、と
肝を冷やしながら3時間近く搭乗口の前で待ち続け・・・。
何より、ここに来るはずなのに飛行機や新幹線が止まり、
来られなかった、そんなサポたちも多かったはずで。
それでも磐田の背中を押したい、そんな思いでたどり着いた
そんな私たちの前で、あれはないのではないか?
このチームと、このクラブと、
自分はこれからどう向き合っていくべきなのか、
そんなことを考えてしまう私は、
「磐田愛」が弱い、と言われてしまうのだろうか?