わかったこと。今このクラブには、J1に上がる力はない。

2014 Jリーグディビジョン2 第26節
磐田 1-3 福岡 @レベルファイブスタジアム
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ゲームが終わってから2日間、いろいろなことを考えた。
楽しみにしていた中洲の屋台にも寄らず、
まっすぐ宿に帰り風呂に入ったり、ビールを喰らったり、
カプセルに籠もったりしながら、いろんな事を考えた。
監督を解任するべきなのか。
いや、関さんでダメで、シャムスカでもダメで、じゃ、
一体誰だったら、このチームを立て直せるというのだ。
選手が悪いのか。じゃ、総取っ替えか。
いや、現スタメンで昨年からスタメンだった者、
何人いる!? いくら取っ替えてもダメなのだ。
そう考えると、この問題の根はかなり深い。
クラブ全体に蔓延するよくない「何か」。
これを取り払わねば、根こそぎ変えなければだめなのだ。
関さんが「1年で昇格、というなら受けられない。」と
言ったのも、今考えればなるほど、とも思える。
おそらく、前田が復帰しようが、松井が戻ろうが、
ディフェンスラインに新潟から坪内を補強しようが、
劇的な変化は、望めないだろう。
そんな状態で、これからこのチームと、このクラブと、
どう向き合っていくべきなのか、なんてことまで
考えてしまった。
20140810_at_centrair

頼むよ。
この日、このスタジアムに集まった水色組のサポは、
どんな思いでここにたどり着いたのか、考えてくれ。
ある人たちは台風を避け、前泊で福岡入りしていただろう。
ある人たちは何度も停まる新幹線に時計とにらめっこして
じりじりしながら博多駅から地下鉄に飛び乗っただろう。
そして私たちは、豪雨の中、中部国際空港に駆けつけ、
何度も自分の便の出発延期のアナウンスを聞きながら、
雨が叩き付ける滑走路には他空港から降りてくる機もなく、
他の便が続々と欠航のアナウンスがされる中で、
自分の便はホントに飛べるのか、
今度延期になったら間に合わないかも、と
肝を冷やしながら3時間近く搭乗口の前で待ち続け・・・。
何より、ここに来るはずなのに飛行機や新幹線が止まり、
来られなかった、そんなサポたちも多かったはずで。
それでも磐田の背中を押したい、そんな思いでたどり着いた
そんな私たちの前で、あれはないのではないか?
このチームと、このクラブと、
自分はこれからどう向き合っていくべきなのか、
そんなことを考えてしまう私は、
「磐田愛」が弱い、と言われてしまうのだろうか?