失望と、手がかりと

国際親善試合
日本代表 1-2 イングランド代表
@オーストリア・グラーツ UPC Arena

無念。でも横綱相手ってこんなものなんだよな。
いい感じに後半途中まで行っても、
後半の後半で力尽き、まずアリの巣程度の穴が空き、
そこからボロボロと崩壊が始まっていくのだ。
3ボランチにしていい距離感を保ちながら機能していた守備が、
60分過ぎあたりから機能不全に陥り始める。
それまで攻守に力を発揮し、韓国戦とは違う存在感を示していた
遠藤、そして阿部が姿を消し始める。
と同時に、ランパードや両サイドが自由に攻め始めた。
闘莉王や中澤のオウンゴールもそんな攻めの中から生まれた。
一方、攻めについては2列目までは運ばれるものの、
最後の岡崎や森本が決定的な仕事ができることは少なかった。
残された課題は大きい。
とはいえ、自虐的になることもない。
次に向けての手がかりをつかめた部分もある。
これを生かせばいい。

ジウシーニョ復活はうれしいが・・・。

2010Jリーグヤマザキナビスコカップ
予選Bグループ第5節
磐田 2-0 神戸 @ヤマハスタジアム(磐田)

7チームから2チームしか勝ち抜けない予選だけに、
まずは勝って何より。勝ち点3を積み上げられた。
ジウシーニョの2ゴールは素晴らしく、素直に喜ばしい。
しかし課題は山積だ。
よかったのは前半の20分以降だけ。
開始直後と後半は全くと言っていいほどダメだった。
キープできない、セカンドボールは拾えない、
そして右サイドからの攻撃が全く機能しない。
駒野とグノを欠くとこうなっちゃうのか、という感じ。
いいところを見せたい康裕だったが、攻め上がりもなく、
守りでもミスが目立ち、サイドとしての適性はどうか
疑問が残った。
荒田も初めこそルーキーらしい元気さを見せていたが
いつの間にかフェードアウト、
上田も今日は冴えなかった。
公式戦の連勝を増やし、数字ではいい感じに見えるが、
実はまだまだ。
次のダービー@日本平に向けての課題は多い。

改めて「えらい人」にこの言葉を

かつて、ある近くの政治家に送ったこの言葉を
「情けない顔したこの国のリーダー」のあなたにも。
goethe's_house.jpg
(ゲーテの生家:2006年6月、フランクフルトにて)

ゲーテ曰く、
「他人が自分に合わせてくれるように望むのは、愚の骨頂」
    Johann Wolfgang von Goethe(1749~1832)

ゲーテじゃないけれどもう一つ。
「良い政治家とは、明日、来週、来月、来年を、どうなるのか、
 説明できる人間であり、かつ、
 なぜ、そうならなかったかを、説明できる人間である。」
               Winston Churchill(1874~1965)

最後に福島さん、
あなたが会いに行かなければいけなかったのは
沖縄の知事さんではなく、アメリカのえらい人ではないのかな???
そっちを説得してこそ、道が開けるってものじゃないかな?
なぜ沖縄に行ったのかわからないよ。

ホントに「ALL FOR 2010」だったのか?

キリンチャレンジカップ2010
日本代表 0-2 韓国代表 @埼玉スタジアム2002

「2大会連続出場」・・・、これまでの「私のW杯」だ。
日韓大会、そしてドイツ大会と、
仕事をやりくりする中でその場に立ち合ってきた。
今年も5年に一度の平日3連休を取れる年に当たっていて、
本気で考えれば、この6月だって南アフリカに行くことは
できたはずだ。
しかし今年2月、寒風が身にしみる霞ヶ丘でそれを放棄した。
だって・・・あんな代表なんだもの。
そしてその失望感は、今回も期待感に変わることはなかった。
「ベスト4と言わず優勝」? 「守備はしたくない」?
あなた何もできてなかったのにバカも休み休み言いなさいって。
指揮官も指揮官。
何だよあのスタメン、交代メンバー? ひどい失点シーンだった。
「ノーマーク」なんて、あり得ない。
サイドと中央が連携した攻撃がなりを潜め、
こねくり回しているうちにボールを奪われ、攻められる・・・、
こんなチームを作るために、「全てを2010のために」とか言って
今日までやってきたのだろうか?

食べ比べてみたい。

昨日は午前中、仕事で職場に顔を出した後、遅い昼食を
浜松・下飯田の「くろたろう」というラーメン店でとった。
前々から磐田に行く際に1号線からよく見え、
独特の大きな看板と、満車の駐車場で気になっていた。
以前は居酒屋さんだった建物で、そのためか、
中のつくりもそれっぽく、ラーメン店の割には多い座席数。
店の名と同じ「くろたろう」を注文した。

とんこつをベースにしつつ、マー油をのせたスープ。
ただ先日訪ねた御前崎の味わい亭とはまた少しちがう、
にんにくの香りが強くて味も濃い印象。
麵は中細。ストレートだがよくスープと絡んでいい味だ。
総じて言うと濃厚でおいしいのだが、油っぽいこってり系が
苦手な人、特に年配の人には、評価が分かれような気がする。
(もちろん、これ以外のしょう油、塩、みそもある。)
磐田に行く途中としては、同じはやたろう系の店が
馬郡にもあるので、今度食べ比べてみたく興味が出てきた。