「磐田」カテゴリーアーカイブ

既に、「今季の目標はJ1残留」

2013 Jリーグディビジョン1 第5節
磐田 1-2 浦和 @埼玉スタジアム2002

無様な結末だった。
前半から、「攻めさせてもらえない」状態だったが、
特に後半は、完全に攻め手を封じられて何もできなかった。
「この1点を守ることは困難だ・・・。」
そう思い始めた後半30分過ぎ、
何とも言えない形から相手に与えたCKを、
前節のハイライトを見るかのように無様に決められ同点。
しかしこれだけでは終わらない。
交代枠を使い切っても攻め手が見えないロスタイム、
勝ち点1で十分、そんな展開だったのだが、
あり得ない守りのミスからのロスタイム失点。
もはやこれまで、だった。
一体どんな準備をしてこのゲームに臨んだのだろうか。
セットプレーの守備については改善の気配はまるでなし。
攻めの起点も駒野と山田だけ、というのでは
こうなるのは見えていた、という感じだ。

もう待てない。
次のダービーがラストチャンスだ。
ここで勝てなければ、「倒閣運動」だ。

歓喜なき3ゴール

2013 Jリーグディビジョン1 第4節
磐田 3-3 鳥栖 @ヤマハスタジアム(磐田)
20130330vs_tosu
3ゴール決まっているということは、
3回歓喜に浸る機会があったはずだ。
なのになぜだ。この帰りの足取りの重さは。
一体どれだけの準備をしてこのゲームに臨んだのだ?
豊田対策は、水沼対策はどれだけしていたのだ?
相手を過小評価してあのスタメン?
康裕を起用したことは評価するが、代表組を下げたのは
そんなに調子が悪かったのか?
駒野が入るまで、前線でボールが全くおさまらず、
攻めの起点もなく、全く攻撃を組み立てられなかった。
そして守備は、またしても崩壊。
あの22番はどこかで役に立っているのか?
現状分析ができないままで、
「自分たちのサッカー」を盲信しているだけではないのか?
結果を出せ。もうその時だ。

PS.
レフリーさんよ、あんた、向いてないよ。

チームもリニューアルできるのか?

今日、磐田方面に出かけたついでに、ちょっと寄り道。
20130209yamaha_stadium
やっとYFCのオフィスを取り壊したという感じで、
骨組すら見られず、スタンドが姿を見せるまでには
まだまだという感じ。
また、バックスタンドはあまり手が入っているようには
見えなかったし・・・。(屋根がほしいなぁ。)
あと1ヶ月程度で開幕なのだが、かなりの暫定状態での
開幕ということになりそうだ。
しかし、ゴール裏にあったあの懐かしい「得点板」を
オーロラビジョンに付け替える工事は進行しているようで、
それらしきものの外観は既に姿を現していた。
スタジアムの改装が進む一方、チームのリニューアルはどうか。
昨年は監督交代、大人数の補強と体制が一新された中で、
今年は一体どうだろう?
大物補強は伊野波のみ。
DFの補強は必須だったので、これは評価できる。
また、宮﨑を完全移籍で確保したこと、
そしてもう一人の小林祐希を確保したのもよいだろう。
でも、ロドリゴ・ソウトを手放す一方で、
ボランチの新加入は田中裕人ぐらい。これは大丈夫か?
彼がどの程度のパフォーマンスができるのか、
そしてルーキーながらスタメンに食い込めるのか、
これに7番小林と康裕がどれだけ張り合えるのかが
安定のカギとなるだろう。
攻撃陣は現有戦力で。
山崎は覚醒できるか。それができれば厚みが増すのだが。
現在鹿児島キャンプが進んでいるが、何はともあれ
ケガをしない体作りを進めて、準備をしてほしい。
あと1ヶ月、楽しみだ。

「原点開起」はできたのか?(2012磐田総括)

last_game2012
雨に打たれたカシマでの終戦から2週間、
昨日、年末の家事をしながらつけてあったテレビに
エコパでの準決勝が映し出されているのを見ると、
どこか空虚な気分になってしまう。「いつもの年末」だ。
でも、リーグ戦の順位から考えても、あの結果は妥当だろう。
真剣にタイトルを、世界を目指すなら、変わらねばなるまい。
まず第一に、守備力を向上せねばなるまい。
簡単に裏を取られるは、ふと気づけばマークを外してるは。
チョはケガをして戻ってきてからは本当にぱっとせず、
終盤の大失速の一因と言えるだろう。
ここは補強などで手を入れて、来季はがっちり固めてほしい。
また、バックラインだけでなく、ボランチのポジションが
固定されずに不安定だったのも痛かった。
ソウトを出すというのであれば、ここも手を入れるべきだ。
小林の成長に期待するだけでいいのか、よく考えたい。
そして何よりGK八田。不安定だった。
能活のケガさえなければ、もう少し上位に行けたはずだろう。
第二に、前田、山田頼みに終わった攻撃陣も見直し対象だ。
開幕直後こそ、連動した動きでパスをつなぎわくわくしたが、
相手にとってはそれを封じるのは簡単だったようで、
山田が封じられると、あっという間に機能不全に陥った。
特に背番号9を背負いながら、決めきれない山崎。
さらには無駄な買い物、ペクソンドンに、ハンサンウン。
特にハンについては、何がよくて獲ったのか、わからない。
広い視野と確かな足元の技術、そして強いハートをもった
選手を求めたい。
第三。何よりもケガ。今年の失速の最大の原因だろう。
なぜ獲った選手獲った選手、ケガで離脱していくのだろう。
フィジカルトレーニングの仕方に問題があったはずだし、
メディカルスタッフも十分機能してなかったのではないか。
ハードトレーニングを課してるから、あれぐらいは仕方ない、
そう思っているのだとすれば、それは大きな誤りだと思う。

監督は続投とのこと。
信念をもってやってきたのはいいが、まだまだ蒼い。
指揮官としての成長をぜひ期待したい。
来季こそ、スタジアムに通うことが生きがいになり、
勇気をもらえるゲームを見せてもらえることを期待したい。

シーズンが終わった虚しさと、異国日帰りの疲れと。

第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会 第4回戦
磐田 1-3 鹿島 @茨城県立カシマサッカースタジアム
20121215goodbye2012
嫌な予感はしていたのだ。
天皇杯準決勝の会場がエコパに設定された年は
磐田はそこまでたどり着くことができない、とか、
私が天皇杯で敵地に乗り込んだ時は勝てたことがないとか、
12月にカシマでもつ煮をこぼすと嫌な記憶がよぎるとか。
鹿島行きのバスが大行列で、3本見送って到着がギリギリ。
タイミング悪く雨は降り出し、屋根がかかる席は空いてないし。
そんなだから、開始1分も経たないうちに前田が先制ゴールを
決めた時には「奇跡は起こるかも。」とも思ったが・・・。
結局、今季終盤の「悪い磐田」が何も修正されておらず、
守備は不安定、攻めればボールを持っても判断が遅く、
迷う間にあっという間につめられて自由を奪われる始末。
決定機は作ったが、山崎、山田が決めきれず、
7番小林はすっかりいつもの小林に戻り・・・。
失点は全て守備の甘さを突かれ、与えたセットプレーから。
守備については本当に来季に向けて再構築せねばなるまい。
これが都内での試合なら、すぐに新幹線に乗れたものを
「極東」の地、異国からとなると、都内に戻るだけで一騒ぎ。
夏の遠征の時には感じなかった「時差」も冬にははっきりと。
15時を過ぎると薄暗くなり始め、ライトをつけて走るぐらい。
この暗さは、気分の暗さに追い打ちをかけ、雨と共に
疲れを倍増させる。
磐田に見えた希望は、この人の復帰ぐらいだろうか・・・。
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「お帰り!!」