「おいしいものを食べることは幸せ」カテゴリーアーカイブ

おいしいものは、地元の何気ないところにあるんだよ。

間もなく3月が終わろうとしている。
この3月末は、仕事が一区切りついたこともあり、
昼食を外で食べることが多かったので、少し紹介。

まずはこれを入れないわけにはいかないだろう。
湖西市白須賀の港屋。
新装開店してからもう2ヶ月ぐらいか、初めて入った。
中は確かに今風になっていて、席数は少し減っているし、
かつてトラック輸送が全盛だった頃のトラック食堂とは
違うつくりにはなっているが、雰囲気は残している。
そして、前からよく食していた
わかさぎフライやどてやきを注文。

うまかったぁ。味は変わっていない。
この画像は先週撮ったものだが、今日も同じものを食べた。
今度は昼食ではなく、夜、飲みに来たいものだ。
そしてこちらは、スズキの湖西工場の門前にある「喜楽」。

日替わりでいろんな種類のランチを出しているのだが、
この日はアジをはじめとするミックスフライ。
さすが、大企業のお膝元でランチを出し続けているだけあって、
からっと揚がり、サクサクとした安定した味だ。うまい。
そして、こちらもやはり湖西市白須賀のあけぼの食堂。

こちらも日替わりランチを出していて、
この日はあじとマグロのミックスフライ。
アジはしそっぽい味で魚の臭みを消していて、
マグロはまさにお肉のような柔らかさと臭みのなさ、
旨かった。
どうも紹介されている店の立地に偏りが見られ、
そこから私の行動半径が推察されてしまいそうだが、
まぁ、それはそれでよしとしよう。
ね、岡田君。
静岡県の西端にも、これだけいいお店があるということで
参考になったかな。
(君の地元から考えると、伊勢湾フェリーを使うことは
 あまりないと思うけれど・・・。)
ちなみに・・・、グルメというほどのものではないのだが、
今シーズンもJに通いだしたところ、メーンスポンサーさんが
クーポンを配ってくれるようで、どうやら引き続き、餌付けされそう。

何だかんだ言って、マックは旨いね。
20代の頃から全然食べてなかったのに、
去年から、Jの会場で配られてきたクーポンをきっかけに
餌付けされてしまった・・・。

チョコといちごの甘ずっぱい恋味

こんなものを家族が買ってきた。

テレビで見て知ってはいたが、改めて見るとおもしろい。
何だろ、このネーミング。
見事にこの時期に合わせたかのような名前で、
しかも駅売り土産の8個入りとかではなくて、
2個だけ入りの、いかにも個人向けというこの商品企画、
おもしろい。
多分、チョコバナナこっこの皮に
いちごこっこのクリームを入れただけだと思うが、

まさにパッケージに書いてあるとおり、
「チョコといちごの甘酸っぱい恋味」だった。
いい企画だ、と素直に思う。

自分の「リスト」に入れておきたいお店。


半年ぶり、本当に久しぶりに、前の前の職場の皆さんと
いいお酒をいただき、そして語る、いい時を過ごした。
お店は肴町の「炭火茶寮 酉泰別邸」。
鶏料理、とりわけ炭火の串焼きが中心のお店で、
料理は和を基調としているが、洋のテイストも入って
「ビールガブガブ、焼酎にホッピー」というのでなく
「ワインでもいただこうか。」という感じ。
「座敷」とはちがう「個室」に通していただき、
ビールから熱燗、そしてワインをいただきながら
サラダやお刺身、そして
こんな絶品つくねをはじめとする串焼きや

これまた絶品の鶏鍋(つゆもうまい!!)までいただいて

(取り分ける前に撮影すればよかった・・・。)
おいしく、そしてリラックスした時を過ごすことができた。
みんなもがんばってるんだから、自分もがんばらなきゃ。
力をもらった。

心地よい風、懐かしくおいしい味、心地よい午後。

インド料理を出す店が増え、
ここでもいくつか紹介しているけれど、
初めて本格的なインド料理にふれたのは、学生のころ、
肴町の「ボンベイ」で食べたカレーではないだろうか。
当時カレーと言えば豚肉、ジャガイモ、玉葱、人参という
欧風カレーの流れをくむ「和風カレー」が常識だったころ、
それを打ち砕く本格的なカレー、インド料理の店として
「ボンベイ」は私たちに大きな衝撃を与えたものだ。
不思議なインド音楽、独特の香り、サラサラのカレー、
どれも「自分の知らない世界」のものだった。
カレーはご飯にかけて食すもの、と思われていた当時、
私はナンに手を出すことはなかったが、外から見える厨房で
インド人の料理人がナンを作る姿はとても印象的だった。
そんな「ボンベイ」もいつの間にか姿を消し、
時代は変わるものだと、さびしく思っていた。
しかし、先月SMZさんから驚くべき情報が入ってきた。
「ボンベイ」が予約限定のコース料理の店として、
気賀に復活しているらしい、という情報だ。
奥三河へのツーリングが雨で流れていたこともあり、
ぜひ、半日のミニミニツーリングで行ってみよう、と
昨日、それを決行した。
気賀の市街、幹線道路から外れた高台の上にその店、
「ボンベイ庵」は普通の一軒家のように建っていた。
くつを脱いで上がると黄金色の田園地帯と奥浜名湖が
バルコニーの向こうに広がる素敵なロケーション。
心地よい風が窓から入ってくる中でメニューを見た。
肉・魚料理もカレーも3種類ある中から好みのものを
チョイスできる仕組み。
3人で行ったので、一つずつ選び、シェアすることにした。
一品一品書くと長くなるので割愛するが、一言で言うと
ただの「おいしい」「うまい」でなく、「すごい」だろう。
本格的でありながら、ただのインド風ではない、
シェフの研究や蓄積が味の中に出ている深いものだった。
(手前から2つ)タンドリーチキン、スペアリブ、シーフード、

そしてビーフ、キーマ、チキン、

3種のカレーに「幸福感」を感じた。
付け合わせに出てきた大根のピクルスは、まさに当時のまま。
目を閉じると一気に時間をあの頃に戻してくれるような気がした。
しかし目を開けるとそこは肴町ではなく、気賀の高台。
確実に時は過ぎているのだということを自覚しながら、
その間の自分の時の重ね方はどうだったか、などと思ったりした。
気がつけば2時間近く、普段とちがう心地よい午後を過ごした。
本当にいい時間だったのだが・・・、

なぜか店頭に止めたバイクの中に私のSUPER CUBがなく、
見慣れないスクーターが一台・・・。
これだけが残念である。

県内にもこれだけの名麺がある。

いい天気で、カブで三河方面に出かけようかと悩んだが、
結局、今日明日だけの2日限定だから、ということで、
「静岡ラーメンフェスタ」に出かける方を選んだ。
最初に食したのはこれ。

まずは「西部代表」にエールを送る意味でも
大将自身が静岡に乗り込んで湯切りを行っていた
浜北の「日歩未」から「胃袋耐久レース」をスタート。
うむ。確かに日歩未らしさはよく出ていた。
丁寧にダシを取ったスープ、風味のある細麺、
素晴らしかった。
ただ、厨房ではなく外のテントの中で作るなど、
十分とは言えない調理環境などの影響はあるのだろう。
お店で食べる味にはかなわなかったように感じた。
(それだけお店のレベルが高いってことだが。)
そして今日何軒かはしごした中で心ひかれたのがこれ。

島田に店を構える「麺屋 燕」。
見た目も、実際に口に運んでも透明感のあるスープ。
そのような中、確かに香る魚系のダシとすっきりした塩味。
ほどよい食感の細麺とマッチして、とてもおいしかった。
イベントでこれだけの味が出せるのなら、
実際の店ではどうなのか、興味が沸いてきた。
ほかにも東部の普段味わえない店の麺もいただけて
いいイベントなのだが、一度に何杯も食べられず、
すぐに腹の皮がはじけそうに満腹になってしまった。
ホビーフェアのラーメンパークの時は、
途中数時間空けて別の店も味わえたのだが、
今回は売り切れ次第終了なので、それもできず、
続けて食べるのは、なかなか厳しかった。
このあたり、何か手が打てるといいと思った。