「A代表」カテゴリーアーカイブ

残念ながら「時差ボケ」生活ともお別れ・・・。

セルジオ越後ほど「自虐的」ではないが、
それでも「善戦」とは言いたくない。
同点だった、とはいえ、そこに実力差は確かに存在したし、
結果的にグループリーグの突破はできなかったわけだから。
W杯に2回出場した経験をもつぼくたちのA代表に
アトランタの時のように「守ろう」という戦い方をしてほしいと思わないし、見たいとも思わない。
それでも世界を相手に「勝とう」と思うのなら、
選手個々のレベルアップとチームとしての熟成が
かなり必要だと感じた。
ここからの1年間は重要だ。
しっかりとした方針をもち、なるべく多くの強化の機会を設定して
備えてほしい。
これからも「成長していくチーム」をぜひ見続けていきたい。
手応えがあっただけに、そう感じた。

さて、このごろ夜9時になると眠くなり、
午前4時前に自然に目が覚めてしまうのだが・・・。
そんな生活習慣とも離れ、「普通の生活」に戻れそうです・・・(^_^;)

「本気」と書いて「マジ」と読む・・・。

申し訳なく、わけあって生観戦ではなく
録画しておいたものを早起きして出勤前に見るという、
「時差観戦」となった。
前節とは異なり、前を向けるようになってはいたが、
結果に結びつけられない「ぼくたちの日本代表」を見て、
がんばったが今日も結果は出せずに終わるのか、
と思う自分がいた。
しかし・・・勝っちまったよ、おい!
大黒ってのはやる奴だなぁ。
決めるべきところできちんと決められるFW、
最近なかなかお目にかかれずにいたが・・・恐れ入った。
しかし・・・これで大変なことになってしまった。
同グループのブラジルvsメキシコの試合だが、
何と、メキシコがブラジルを破ってしまったのだ。
っていうことは、何かい?
勝ち点で並んでしまったブラジルと、決勝Tをかけて次節戦うってことだ!
それってすごいよ!
「日本に負けてグループリーグ敗退」
なんてことが許されるわけない、
そんな「本気」のセレソンさんと日本は戦うってことだよ!!
こりゃ、すごいことになるよ。
勝てば「ケルンの奇跡」になるかもしれないし、
逆に一歩間違えば「ケルンの屈辱」って結果になることも
あり得る。
でも、それもいいんじゃないかなぁ。
あの「サンドニの屈辱」があったからこそ
2002年の日本はあったと思うし。
ということで、
次節は日本サッカーの歴史に残る一戦になるかもしれない。
見ている者の「記憶に残る」、そんな試合にしてほしい。

だから・・・。

> このチームを見た時に本大会で勝ち抜ける力はまだないと思っている・・・。

最終予選突破直後、ヒデがこのコメントを出した時、
マスコミは「冷めている、また中田は・・・」みたいな扱いを
していたように思うのだが・・・そして街頭インタビューで
「優勝してほしいです!」とか「前回以上の成績」とか
脳天気に言っている声を祭りか何かのように勘違いして
放送していたように思うのだが・・・。
これでまたマスコミは今度は「3連敗の危機」とか騒ぎ出して、
残りの結果如何では、今度ドイツから帰ってきた時に、
こないだタイから帰ってきた時とは全く異なり、
手のひら返したようにバッシング報道するのではないだろうか・・・。
そんなことより、これから1年もあるのだから、その期間を使って
どうやって本大会までにこのチームを高めるか、を考えなければ。

この試合を見ただけでも、かなり多くの課題が見つかった。
左サイドとか、左サイドとか、左サイドとか・・・。
プレスが全くかからない中盤とか・・・。
攻め重視の考えもいいけれど、ヒデは今日のようでよかったのかとか・・・
次は幸い欧州覇者とはいえ、名前負けしないですむギリシャだ。
「チャレンジ」するにはいい相手ではないか?
「応援」というより「チームの変化」を楽しみに
見せてもらおうと思う。

「世界」と戦える日本に

go_to_germany_newspaper.jpg

一晩たち、少し落ち着いた。
8年ぶりの予選を突破しての出場、
本当に素晴らしいし、よくやった。
一次予選がスタートした時と比べ、
チームとしても様々な経験を重ね、
成長してきたように思う。
しかし・・・ここで立ち止まってはいけない。
これから、「世界」と互角に戦っていける、
そんなチームになっていかなければならない。
さらなる成長を期待したい。
そして1年後、
誇りをもって青ユニを着て、
日の丸を振れる、
そんなチームに進化していてほしい。
“Go for 2006″は、まだ終わっていない。

さて・・・次に青ユニを買う時は
だれの名前と番号を入れようかな・・・?