「このくにの行方」カテゴリーアーカイブ

湯布院は、別府は、そして熊本は?

1回目の揺れに対して緊急地震速報が出た時は
ついに私たちの静岡県にも来たか、と身構えた。
ただ、その後この地は揺れることはなく、
テレビで報道された映像は九州からのものだった。
一体、九州の地下で何が起こっているのだ。
映像から察するに、1回目の激しい揺れが続いた時間は
東日本大震災に比べれば、短かったと思う。
しかし、1回目の揺れが震度7という激しさだったこと、
その後に震度5から震度6という尋常ではない余震が
絶え間なく続くことが、被害を次々と大きくしている
のだろうと思う。
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熊本は大学の卒業間近に大切な友人たちと旅をした時
熊本市を拠点に宿泊をして、レンタカーを借りて
島原、天草、阿蘇山と九州巡りをしてきたが
(その阿蘇も危険な状態のようだが)
それ以来、訪ねたことはない。
昨年、一昨年とロアッソ戦への遠征も考えたが
スケジュール的に合わず、断念してきた。
ただ、学生最後の旅の時に勇姿を誇っていた熊本城が
あのような状態になっているのには衝撃を受けたし
次々と入ってくる悲しいニュースには、
地震県に住む私たちにとって他人事ではなく
心が痛む。
熊本ばかりでなく、隣接した大分を震源とした
大きな余震も起こっているようで、
湯布院からの報道映像は、つい5か月前に訪ねた時の
私の中でまだ記憶に新しい、あの景色のあの場所が、
今現在は大変厳しい状態となって映し出されていて、
何とも言えない気持ちにさせられた。
行方がわからない人たちが無事に救出されますように、
揺れが収まり、被災地の皆さんが一日でも早く
落ち着いた生活を取り戻すことができますように。
お見舞い申し上げます。
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「想い続ける」

「あの日」から5年の月日が経った。
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私にできることは何だろう。
私がしなければならないことは何だろう。
私が考えなければならないことは何だろう。

無念にして命を絶たれた人々の分まで生きるために
常に「備え続ける」ことだろうか。
自然の力に対して謙虚であること。
海沿いに住む者として、意識を高くもち続けること。
支え合えるコミュニティの仲間とのつながりを
日頃から確かなものにしておくこと。
それから・・・。

これからが大変そう。

衝撃的なニュース2つ。 20160107DPRKmini

わがままで幼稚なお坊ちゃまが張った
精一杯の虚勢がこれか。
これで人民がついてくると思ったら、
これで世界が認めると思ったら、
大間違いなのに。
ついにお隣のお目付役も愛想を尽かすか!?
(似たもの同士かと思ってたけれど、
さすがにお隣さん、一応、自分たちは世界の中で
「大国」だという意識はあるから、ここまではね。)
後先の読めないお子ちゃまはこれだから困る。
ま、ほっときましょう。
それよりも、これでうちの得意気な顔したリーダーが
俄然張り切っちゃいそうなのが気がかりかな。

もう一つはベッキーのスキャンダル。
これには驚いた。
彼女ももうそういう歳でもあるし、
この手の話題があってもいいけれど
さすがに「不倫」というのは・・・!?
いろいろ流れてくる情報から考えても
「友達関係」と言うのは無理があるかな。
ところで、女子が記者を前に針のむしろなのに、
男はファクス一枚のコメント出しただけで
何してんだ!?
どこまでゲスい男なんだ!?

北の三代目も、ベッキーも、
(ま、ゲスい男はいいか。)
これからが大変だろうな・・・。

乗鞍の猿が申年を連れてくる?

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この画像で年を締めくくるのも2度めです。
町内の手伝いで、地元のお宮の掃除をして
のぼりを立てるのを手伝ってきました。
平成27年が終わるのだ、
平成28年がすぐそこまで来ているのだ、
そんな空気を少し感じることができました。
おかげさまで今年も大きく健康を損ねることなく、
安全に、穏やかに、過ごすことができました。
支えてくださった皆さんに、感謝です。

一方、世の中的にはいろいろ難しい年でした。
パリでのテロ、後藤健二さんの拘束・殺害など
この星にはびこるISに脅威と怒りを感じる一方で、
世界各地でそれらを短絡的にとらえて
安全を優先するあまりの排他的な動きが目立ち、
それもまた脅威だと感じました。
国内でも、法の支配を受けるべき行政府の長が
憲法を自分の都合のいいように解釈して
国の形を変えていくという大きな動きがありました。
それに対して疑問を投げかければ、
「反日」というレッテルを貼られるという恐ろしさ。
テレ朝・古舘伊知郎氏やTBS・岸井成格氏が、
それぞれの番組を降板することに至ったのは、
いかなる力がどのように働いたのかと思うと、
ずいぶん窮屈な世の中になってきたものだと
感じざるを得ません。

サッカーについては、ジュビロ磐田のJ1復帰が
私にとって今年一番の出来事でした。
味の素スタジアムで、大分銀行ドームで、
絶望的な状況から希望をつないだあのシーンは
心を強く揺さぶられました。
今季、スローガンとして掲げられた「繋ぐ」は
選手と選手、監督・コーチと選手、
現場とフロント、クラブとサポーターなど、
様々な形で具現化され、結果を出しました。
取れるゲーム、取るべきゲームを引き分けて
最終的に1位での昇格は逃しましたが、
あそこで勝ち点1を得ていたから、
あそこで得失点差を稼いでいたから
今、この結果がある、と言うことができ、
本当に素晴らしいシーズンだったと思います。
「ここまでは・・・・。」
※「ここまでは」!?
そう、あくまでも「ここまでは」。
昨季はいい補強ができたと思います。
でも、今季はどうでしょう?
それだけは気がかりです。

来たるべき平成28年が佳き年でありますように。
では(^^)/