「お約束解散」なんて、ありなのか?


そもそも解散ってのは、与野党の真剣対決の中で
議論が進まず、国会運営がどうにもならなくなって、
白黒はっきりさせるためにやるもので、
だから「国民に信を問う」というのではないかな。
なのに、今回は与野党が一緒になって重大法案を通し、
その取引材料としてお約束の解散をするということで、
一体何の意味があって解散をするのだろうか。
与党が信頼を失っていることは確かだが、
ならばなぜ野党は、お約束、という形ではなく、
対決の中で解散に至るようにしなかったのか。
約束破りの与党、腰が引けてる野党、
そして、理念もなく野合を求めてドタバタする第3極、
わけがわからない。
できない約束はせず、約束は破らず、
約束にないことはせず、
「美しい国」づくりとか言って、時計を戻さず、
「選挙で選ばれた人なら何でもできる」
などという思い上がった考え、手法もとらず、
この国を正しい方向に導く人たちに票を投じたいのだが、
「いるのか?」

釈然としない。

2014 FIFAワールドカップブラジルアジア最終予選
グループB 第5節 日本代表 2-1 オマーン代表 
@オマーン国 マスカット
Sultan Qaboos Sports Complex

終盤の岡崎のゴールは見事だった。
勝ち点3を得てW杯まであと1勝となったことも素直に嬉しい。
しかし・・・、どこかスッキリとしないのだ。
前田を下げた意図は何だったのか。
報道ではいろいろな見方の人が論評を書いているが、
私には、あれでバランスを崩したようにしか見えなかった。
そして失点してからの日本は、オマーンサポの異様な声援に
浮き足だって冷静さを欠いているようにしか見えなかった。
手放しで喜んでいる場合ではない。
もう一度、チームとしても戦いぶりを検証し、
次に生かせるようにしてほしい。

揺り戻し。


先週末、久しぶりに袋井のあじ助に出かけた。
リニューアルしてからは行ったことがなかったが、
先日「小笠山へハイキング」に行った時に
ちょうど出店が出ていて、食べて懐かしくなったからだ。
まったりと、舌にまとわりつくようなしょう油豚骨。
ここ最近は、澄んだ鶏ガラ系の塩ラーメンなど、
政次郎のようなあっさり系細麺を好むようになっていて、
この手の濃厚なものはあまり食べてなかったのだが、
たまにはこういうガツンと来るのもいいのかな、とも思った。

選択肢があるうらやましさ。


よその国のこととはいえ、
金持ち面して、人とよその国の批判をすることでしか
支持を集めることしかできないようなあの人に比べれば、
確かにここまで4年間、成果は十分ではなかったとはいえ、
こちらの人でよかったんじゃないかな、と思う。
政権交代の成果が現れないという点では似ていても、
信念なく迷走し、国民の政党政治というものへの信頼を
大きく地に落とした、どこかの国の政権に比べれば
彼はよっぽどがんばっていたんじゃないかな、と思うし。
きびしい政権運営が続くが、アメリカの元気が日本の元気に
つながる点もあると思うので、活躍を期待したい。
それにしても・・・私たちの国、本当に心配だ。
ついには・・・。

既成政党がふぬけだからこんなことになってくんだよ。

残念でならない。

以前、同じ職場に勤めた後輩から、一本の電話。
「takasuさん、○○○○さんのこと、聞いてますか?」
「いや、聞いてないんだけれど・・・何?」
かつて一緒に仕事をした女性の後輩の訃報連絡で、
あまりに突然の知らせに、私は絶句するしかなかった。
昨夜は通夜に出向き、手を合わせてきた。
ピュアで、まっすぐで、一生懸命。
おだやかで人当たりがいいのに、実は芯が強い。
これからの私たちの業界を担っていく人材だったのに。
残念だ。本当に残念だ。