「ロッジ前までノーチェーンでOKです。どうぞ。」


やぶはら、最高だった。
晴天、無風、アイスバーンも「ガリガリ」もない最高の雪質、
そして「プライベートゲレンデ」なみの空き具合。
楽しむのに最高の条件がそろっていた。
遠くに穂高や蓼科方面の山々を臨みながら、
視界に人っ子一人いない尾根を、サクサクとエッジを効かせて
麓に向かって落ちていくのって気持ちいいねぇ。
それに、このやぶはら、自分の記憶をたどってみると
どうも15年以上ぶりのような気がする。
当時なかなか勇気をもって下を向けなかったどんぐりコースで、
自信をもって下を向けるようになっていたことに上達を実感し
すごく嬉しかったのと同時に、時の経過をせつなくも感じた。

帰った後は、前回と同じく「帰ってからの宿題」です・・・。