「TOKYO2020」カテゴリーアーカイブ

「おめでとモネ」+「24人の侍」

今日は一日「わけあって」家でゴロゴロ。
朝のマラソンから始まって、最後は夜の野球まで
オリンピック三昧の一日だった。
そんな中から2つだけ。

第32回オリンピック競技大会 東京2020
ゴルフ 女子
最終ラウンド 稲見萌寧 -16 2位タイ
シルバーメダルプレーオフ 稲見萌寧 0-1 リディア・コ
@霞ヶ関カンツリー倶楽部

はじめは寝っ転がりながらぼんやり見てたんだけれど、
だんだん起き上がり昼前にはテレビに向き直るようになって。
バーディー続きでグイグイ追い上げて順位を上げていくのを
見入っているうちにのめり込んでしまった。
何はともあれ、松山すら手が届かなかった日本人初メダル。
まさに「おめでとモネ」だった。

そして夕方からはこちら。
野球 決勝
日本代表 2-0 アメリカ代表 優勝 @横浜スタジアム(TV)

苦しいゲームだった。
なかなか試合の主導権を奪えない中で、先発森下がよく投げた。
ホームランで先制しても苦しい展開が続いたが、
細かい継投でピンチをかわし、8回には見事に追加点をゲット。
最後は栗林が見事に守り切った。
緊張で数時間こわばっていた体をいっぺんに緩めて放心状態。
明日が休みでよかったなぁ・・・。

何はともあれ、これらのほか、屋外で行う種目については
台風の影響をあまり受けずにできてよかったなと思う。
さぁ。こんな毎日もいよいよ明日でおしまいなのか。
明日も楽しみはあるけれど、一番は「女子バスケ」かな。

傷心は バスケによって 癒やされる

第32回オリンピック競技大会 東京2020
サッカー 男子 第3位決定戦
日本五輪代表 1-3 メキシコ五輪代表
@埼玉スタジアム2002(TV)

私たちよりもメキシコの方がメダリストにふさわしかった。
つまりはそういうことだろう。
本人たちは気持ちを立て直し、メダルに向かってという
つもりでピッチに入ったのかもしれないけれど、
明らかに準決勝のスペイン戦の時と比べると
動きも表情も重たげで、研ぎ澄まされていなかった。
準決勝では見られなかった、決定的ピンチではないけれど
「ちょっとしたゆるさ」と言える場面がいくつか見られ、
やがてPKにつながるファウルへとつながっていった。
2・3点目もFKを招いたファウルは必要だったか疑わしいし、
マークも緩かったように思う。
攻めもつながらなかった。連動せず、個で空回っていた。
久保は目的意識をもちキビキビ動いていた一方で、
背番号10、あれは何だったんだ。
動きが重たくキレがなく、相手にとって脅威ではなかった。
虚しさと消化不良を残し、東京五輪のサッカーは終わった。

こんなモヤモヤ感を払ってくれたのは、表情にもプレーにも
前向きな気持ちにあふれて輝いている女性たちだった。

バスケットボール 女子 準決勝
日本代表 87-71 フランス代表
@さいたまスーパーアリーナ(TV)

「誰か頼み」のチームじゃないんだな。
全員で走り、全員でリバウンドを取りにいき、
味方を信じてパスを出し、そのパスが通り、
全員で3ポイント、2ポイントとシュートを決めていく。
こんな気持ちいいゲーム、ある!? (^_^)v
昨日の準々決勝のハイライトを見た時、予感はあったけれど
これだけの大差でスカッとするゲームになるとは(^_-)
そして町田瑠唯。すばらしい(^^)/
ちっちゃいのによく走り、視野も広く、判断もいい。
その前の2時間の傷を癒やし、私たちも前を向けるような
力を与えてくれたゲームだった。
決勝のアメリカ戦。簡単じゃないだろうな。
でもわくわくさせてくれることを期待し、日曜を待ちたい。

決勝は・・・台風大丈夫?

第32回オリンピック競技大会 東京2020
野球 準決勝
日本代表 5-2 韓国代表 @横浜スタジアム(TV)

銀メダル以上確定(^^)/
いつも難癖つけてくるおとなりさん相手に勝利、格別だ。
今回「も」決して楽な試合ではなかった。
先行しつつも追いつかれる展開。なかなか突き放せず。
でも、山田哲人の3点タイムリーは素晴らしかった。
本当にほしい時に取れた勝ち越し点だった。
投手陣もよく踏ん張った。
これでもおとなりさんは難癖つけてくるかもしれないが
いちいち反応しなくていいだろう。
しっかり研究し、次にどこが来てもいいように
心身を整えておいてほしい。

あと・・・、早帰りして途中から見たのが、

スケートボード 女子 パーク 決勝
@有明アーバンスポーツパーク(TV)
四十住さくら  (日本)60.09 優勝
開心那     (日本)58.05 準優勝
スカイ・ブラウン(英国)56.47 第3位
岡本碧優    (日本)53.58 第4位

この子らすごい!!!!
常に攻めの姿勢なんだな。
今の順位を守りたいから、という感じじゃなくて
とにかく「もっとやってやろう」という感じで
ハイレベルの技に挑戦し続けるところがすごい。
岡本は残念ながら最後板に乗り切れなかったが
それも攻め続けた結果。
前を向いてほしいと思う。
今日は男子か。平野歩夢、どこまで行けるかな。
スノボとの両立は厳しいかもしれないけれど
ウィンタースポーツ好きとしては何とか応援したい。

上を向いて歩こう。

第32回オリンピック競技大会 東京2020
サッカー 男子 準決勝
日本五輪代表 0-0(Ex0-1) スペイン五輪代表
@埼玉スタジアム2002(TV)

結果は受けとめている。
ただ、あの時間まで持ちこたえることができ、
また、チャンスが全くなかったわけではなく、
決勝に進める可能性がそれなりにあった中での
あの一発だったので・・・何とも残念だ。
ロンドンを超えることはできなかった。
メキシコを超えるチャンスも失った。
でも、いつまでもあの釜本のゴールシーンがプレイバック
されるだけでは、日本サッカーの前進はない。
ここからメンタルを作り直すのは特に若手の選手にとっては
容易ではないだろう。
でも、ロンドンの悔しさを知る吉田が、酒井が、
次勝つことの大切さを伝えてくれるものと期待している。

でも、また決勝で当たるかもしれないんだよね。

第32回オリンピック競技大会 東京2020
野球 準々決勝
日本代表 7x-6 アメリカ代表 @横浜スタジアム(TV)

よくひっくり返したなぁ。
前半は本当に肝心なところで打線がつながらなかったし、
その心理的影響があったのか、立ち上がりよかった田中も
だんだん打たれるようになって、その後の青柳も打たれて。
ただ、後半は攻撃陣の打撃も回復。
9回にはよく追いついたし、タイブレークの米国を0点に抑え、
最後の場面で甲斐はよくあの内野シフトを越えていく
フェンス直撃サヨナラヒットを打ったと思う。お疲れ様。
次は韓国。やりづらい相手。
何だかんだ言わせる余地を作らぬよう、力で勝ち抜きたい。