傷心は バスケによって 癒やされる

第32回オリンピック競技大会 東京2020
サッカー 男子 第3位決定戦
日本五輪代表 1-3 メキシコ五輪代表
@埼玉スタジアム2002(TV)

私たちよりもメキシコの方がメダリストにふさわしかった。
つまりはそういうことだろう。
本人たちは気持ちを立て直し、メダルに向かってという
つもりでピッチに入ったのかもしれないけれど、
明らかに準決勝のスペイン戦の時と比べると
動きも表情も重たげで、研ぎ澄まされていなかった。
準決勝では見られなかった、決定的ピンチではないけれど
「ちょっとしたゆるさ」と言える場面がいくつか見られ、
やがてPKにつながるファウルへとつながっていった。
2・3点目もFKを招いたファウルは必要だったか疑わしいし、
マークも緩かったように思う。
攻めもつながらなかった。連動せず、個で空回っていた。
久保は目的意識をもちキビキビ動いていた一方で、
背番号10、あれは何だったんだ。
動きが重たくキレがなく、相手にとって脅威ではなかった。
虚しさと消化不良を残し、東京五輪のサッカーは終わった。

こんなモヤモヤ感を払ってくれたのは、表情にもプレーにも
前向きな気持ちにあふれて輝いている女性たちだった。

バスケットボール 女子 準決勝
日本代表 87-71 フランス代表
@さいたまスーパーアリーナ(TV)

「誰か頼み」のチームじゃないんだな。
全員で走り、全員でリバウンドを取りにいき、
味方を信じてパスを出し、そのパスが通り、
全員で3ポイント、2ポイントとシュートを決めていく。
こんな気持ちいいゲーム、ある!? (^_^)v
昨日の準々決勝のハイライトを見た時、予感はあったけれど
これだけの大差でスカッとするゲームになるとは(^_-)
そして町田瑠唯。すばらしい(^^)/
ちっちゃいのによく走り、視野も広く、判断もいい。
その前の2時間の傷を癒やし、私たちも前を向けるような
力を与えてくれたゲームだった。
決勝のアメリカ戦。簡単じゃないだろうな。
でもわくわくさせてくれることを期待し、日曜を待ちたい。

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