「磐田」カテゴリーアーカイブ

「原点回帰」なんてとてもとても・・・。

Jリーグディビジョン1 第1節
磐田 2-6 山形 @ヤマハスタジアム(磐田)

ひどかった。
2年前だったか、開幕柏戦も絶望的だったが、
今日の6失点なんてどうよ?
出足で負け、
高さで負け(これは仕方ないか)、
精度で負け、
走り負け、
あっさりと数的不利を作られ、
セットプレーではゴール前をガラガラにし・・・、

完全に壊れている。
もっとも、予想されたことなのだが。

球春はそこまで

2009シーズンの日程が発表された。

毎年この発表には胸が躍り、
ときめきと落胆が交錯する。
まず、シーズンシートを購入した以上、
ホームゲームに全て行けるかを確認する。
仕事のスケジュールと照らし合わせると、
どうしても「×」のところが出てきてしまう。
既に今季は2つ「×」だ。
そしてもう一つ。
心ときめくアウェーに出かけられるかを確認する。
やはり注目は大分戦(別府戦!?)。
7月下旬の繁忙期の日曜開催で今年はかなり厳しい。
できれば寝台特急「はやぶさ・富士」の廃止前の
開幕直後に行われれば「さよならブルトレ」を兼ねて
遠征できるのだがと思っていたが、叶わぬ願いとなった。
三つ葉グリルのとり天はもう1年おあずけになる可能性が高い。
また、かつて世話になりながら、現在は関西在住となった方と
「向こうでゆっくりお会いできれば」と楽しみにしていた
大阪、京都、神戸遠征も、よりによって3試合とも繁忙期。
こちらも全て行くのはかなり厳しそうだ。
それ以外は、スケジュール的にもOKな遠征先もあるが、
アウェーもだいぶ行き尽くした感があり(!?)
「ぜひ」という、心ひかれるところも少なくなってきている。
まぁ、これも「いい歳していつまでもフラフラしてるな」という
天からのお告げなのだろうか。

でも、かつて飛行機の機内誌で
「旅をさせたラットは
 一ヶ所にじっとさせていたラットより脳が発達した」という
記事を読んだことがある。
いい歳だからこそ、日常生活に疲れてるからこそ
出かけるのも「あり」なんじゃないかな。

改めて磐田について考えながら・・・。

いつも磐田で一緒に観戦しているGDAWRX555さんや
toraさんと、以前にもここで紹介したことがある
マビーセブンの「阿里山」を昨日訪ねた。
安くてボリュームがあり、なかなかいける
中華料理(台湾料理)をいただけるということで、
今季の磐田をふり返るとともに、来季の展望について
考えながら、飲み、食べようという企画だ。

ビールに加え、豆腐と高菜の炒め物や野菜炒め、
青椒肉絲に春巻きなどをオーダー。
空いていたからか3分程度で次々と料理が出てくる。
豆腐と高菜のピリ辛加減にビールもすすみ、
今季の磐田の敗因、歴代社長とフロント2人の功と罪、
今オフの補強の問題点、来季のスタメン体制と展望、
その他にもいろいろ磐田について語った。
その間にも台湾風唐揚げや回鍋肉を次々と追加。
程よい辛さとなかなかの味に、またまたビールが進んだ。
気がつくと22時過ぎ。空いていた店内は満員だ。
この店は遅い時間の方が人が多いのだろうか。
結構頼んで、食べたし飲んだと思うのだが、
割ってみると3,000円程度。
本格的なのに、安価。これが人気の秘密だろう。
22時過ぎにお開きとなり、
みやひろの中華そばで〆とした。

すてきな飲み屋さん探しは楽しい。
そして09シーズンの開幕も待ち遠しい。

「だめだこりゃ」(2008総括)

今年の磐田については、いかりや長さんじゃなくても
だれもがそう思ってきたのではないだろうか。
走れない、90分もたない、すぐケガをする・・・、
選手の体作りが大失敗だったのは素人目にもわかった。
走れないから、前線で展開などできるはずもない。
攻め手が作れない一方で、ボールを奪われれば攻め込まれ、
見苦しい失点シーンを何度も見せられた。
こんなものを来季も見せられたのではたまらない。
しかし・・・、
ここのところ流れてくる情報では失望せざるを得ない。
来季も同じ過ちを繰り返さねばよいがと危惧している。
まず、「責任を取るべき人が取っていない」。
あれだけの失態をして、オフトをして
「新しい血を入れた方がいい」と言わせておきながら、
どうして強化担当取締役と強化部長が変わらないのか。
社長なんかより、その2人が責任を取るべきでないのか。
実際、補強の話もいい情報は流れてこない。
金のかかるベテランを切って、あとは現有戦力で?
どこまで甘い考えのフロントなんだ?
新監督もだ。
柳下氏は一応前政権下でいわゆる「閣内」にいた人物で
A級ではないにせよ「戦犯」として問われても仕方がない。
そんな人にどうして打診するかな? 本人も受けるかな?
千葉のように、どうしてチームをまっさらな目で見られる人を
広い目で見渡して選ぶことができなかったのか。
結局その程度のフロントということなのだろう。
選手も選手で、あんな無様な試合を見せておきながら
契約更改でゴネてみたり・・・。
結局みんなだれも今の磐田の置かれている状況が
理解できていないのではないだろうか?
スポンサーも大幅減という厳しい状況の様子。
不安を残したままオフに入るが、
来季、この心配を思い切り裏切ってくれることを
期待したい。

再生への道はここから始まる

2008J1・J2入れ替え戦 第2戦
磐田 2-1 仙台@ヤマハスタジアム(磐田)

試合終了後、どっかりとシートに腰を下ろしたまま、
しばらく動くことができなかった。
ある意味「放心状態」だった。
能活もゴール前に突っ伏してしまっていたが、
それぐらい「ギリギリ」の戦いだった。
何はともあれ、松浦には本当に感謝だが、
選手、サポ、全員の思いで勝ち取った残留とも言える。

ただ、逆にとれば、仙台との差は
「紙一重」だったっということ。
入れ替え戦がなくなる来季からは
下位3位なら有無を言わせず自動降格となる。
何らかの手を打たなければ、
同じことは繰り返されてしまう。
十分な分析を行い、
これをチーム再生への第一歩にしなければならない。
なにはともあれ・・・、
「よかった。」