「磐田」カテゴリーアーカイブ

「今年も一年、お疲れっしたー。」 by イチロー


今年を表す漢字は「新」だったとのこと。
新内閣、オバマ新大統領、新型インフルエンザなどなど、
世相的にもいろいろあったが、私にとっても
「新車」をはじめ、一生に一度の買い物である「新築」と、
生活そのものが変わることが多くあった。
春先までは前年を引きずりながら、空回りするなかで
厳しいことも多くあり、「内」に向かうこともあったが、
この「新」ラッシュのおかげで私の気持ちも「外」に向かい
明日へ向かおう、という気持ちになったように思う。
いろいろな人たちにも支えられた。感謝したい。
磐田はイ・グノの加入で昨年の「どん底」からは上向いたが
これがそのまま「右肩上がり」を続ける保証はなく、
中山ら「精神的支柱」だったベテランがチームを去って
「二番底」の心配もある中で、補強組がどれだけフィットし、
「底力」のアップにつながるか、指揮官の采配は確かか、に
注目し、引き続きサポートしていきたい。
何はともあれ、今年一番がんばったイチローの言葉を借りて
「今年も一年、お疲れっしたー!!!!!」
(ホント、こっちからあんたに「乾杯」をしてあげたいぐらいだよ。
 WBC、200本と、ホントよく頑張ったな。)

そしてあなたは「どうでしょう」の聖地へ・・・。


札幌を選びましたか・・・。
体のことを考えたら、大学病院などもあり、
医療も充実しているそちらの方がいいのでは、
と思っていたので、納得です。
でも、年収がいよいよぼくらと同じ桁になりながらも
それでもなお情熱を燃やし続けるあなたに、
自分を見に来てほしい、日本を、同世代を元気にしたいと
熱く語るあなたに、心を打たれました。
北の大地で活躍するあなたをぜひ見てみたい。
スカパー!で、そしてもし機会があれば札幌ドームで
会えるのを楽しみにしています。

「きっと僕らは・・・」

忙しくて買ったまま聴いていなかった
ファンキーモンキーベイビーズのCD、
「ヒーロー/明日へ」をやっと聴くことができた。
ホーム最終戦の時、オーロラビジョンで流されたあの曲だ。
初回限定版B(中山の顔写真がジャケットに入ったもの)には
中山が出演しているPVが入ったDVDがついている。
フィクションであることは重々わかっていながらも、
おや? という人が出演しているとか、卒業年がちがうのではとか、
岡部町(藤枝?)ならバスは遠鉄じゃなくて静鉄では、とか、
高校時代のユニフォームは藤色の方がいいんじゃないとか、
ある意味つっこみどころ満載で、笑っちゃう部分もあるのだが、
「中山雅史」へのリスペクトと、丁寧に作った感が伝わってきて、
彼が磐田を去るこの時期に聴くと(見ると)ちょっとウルっと来た。
中山の「磐田卒業に向けての送る歌」・・・かな。

(所属レコード会社から投稿された動画なので、著作権的には
 OKだと思いますが。)

さらば、「ぼくたちの」中山雅史

Jリーグディビジョン1 第34節
磐田 1-1 神戸 @ホームズスタジアム神戸

行くのか、行かないのか、前夜まで考えた。
仕事も滞っている。家の片付けもせねばならない、
どうもここのところ、たまった疲れも取れない。
テレビ観戦で済ませようか、とも思っていた。
しかし、スポパラで前節のビデオ映像を見ているうちに
自分の生き方にも多くの影響を与えてくれた彼を見送らねば、
という思いに駆られ、神戸に向かうことにした。
西に向かう新幹線の強引なスピードに身をゆだねながら、
前節試合後、彼が「まだ情熱が残っている」と言っていたが、
自分の方は磐田を追いかける情熱が消えかけているのかな、と、
ふと、考えたりしてしまった。
数年前の自分なら、四国だろうが、九州だろうが、
多忙期であろうが、迷うことなく出かけていったであろうに。
磐田のサッカーが魅力ないものになっていることもあろうが、
自分の中で何か変わりはじめているような気がする。

厳しいゲームの流れから、彼は結局ピッチに立つことなく、
90分が過ぎ、タイムアップの時を迎えた。
それでもゴール裏からは中山コール。
敵地であり、神戸側のシーズン末のセレモニーもあるため、
先日のようにサポとじっくり別れを惜しむ時はなかったが、
磐田としては最後のゴンダンスを、まずは磐田側で。

そして深紅に染まったホーム神戸側からのコールにも応え、
スタジアム全体から温かい拍手が送られる中、
最後にはピッチに深々と一礼をして、彼は去っていった。

心にポッカリと空洞ができた。
次のシーズンが始まる時、改めてその大きさを思い知るだろう。
でも、他チームとはいえ、彼がまだ走り続けているのならば、
自分もまだがんばらねば、と思う。
今まで本当にありがとう。
できることであれば、これからも私にパワーをください。
元気で。新天地での活躍を祈っています。

その魂の継承者はおらず・・・。

Jリーグディビジョン1 第33節
磐田 0-1 広島 @ヤマハスタジアム(磐田)

磐田に集った14,486人の一人一人が特別な想いをもって迎えた
ホーム最終節だったはずだ。
しかし・・・残念だがいつもどおりダメダメな90分だった。
いかにも、「来季はこの布陣でがんばります」的なメンバーを
スタメンに据えておきながら、
いつもどおり、ボールを回せどゴールのにおいはナシ。
(実際枠に飛んで決定的だったシュートは2~3本では?)
そしてまさに今季を象徴するかのような
あっさりとした惨めな失点の仕方。ホント情けない。
来季につながるようなこともなかったし、
中山のホーム最終戦であるということ以外には、
見所はなかったと言ってよいだろう。
せめて来季への期待がもてるゲームだとよかったのだが・・・。
(中山については最終節が終わってから改めて。)