月日のたつのも夢のうち

昨日、一昨日と久しぶりの「冒険」を楽しんできた。
2006年の12月以来、約9年ぶりのお泊まりスキー。
とても楽しく充実した気分で過ごすことができた。
もちろん、その9年の間にも日帰りスキーには
長野に、岐阜にと何回も行っているのだが、
やはり、お泊まりスキーは別。
日が傾き始めても時間を気にする必要がなく、
「今日は帰らなくていいんだ」と思えるゆとり。
そして、宿に戻れば待っているのは
その疲れた体を癒やしてれる温泉と、
その風呂上がりにいただく、冷たいビール。
夕食後、どんよりとしていながらどこか心地よい、
そんな疲れに包まれながら明日はどうするか考える、
これらはお泊まりスキーならではの醍醐味だ。
今回、久しぶりに、本当に久しぶりに
そんな幸せな時間を楽しむことができた。
初日はMt.乗鞍スノーリゾート。
(かつての「乗鞍高原温泉スキー場」)
20151229norikura

暖冬であちこちのスキー場がオープンできない中、
もちろん閉鎖中のコースもあるのだが、
いくつかのコースを良質な状態でオープン。
標高の高さもあってサクサク感を味わいながら
今シーズンの初滑りを、お泊まりスキーらしく
リフトの営業時間が終了するまで
ゆとりをもって、心から満喫することができた。
20151229okadaryokan

宿泊したのは、平湯温泉の岡田旅館。
温泉に浸かって強張った足腰を癒やした後、
飛騨牛のすき焼きなどの夕食をいただきながら、
冷たいビールを一杯。
体にしみこむ、というのはこのことだ。
夕食中や食後の楽しいおしゃべりも含めて
幸せなひとときを楽しんだ。
20151230honoki

2日目は宿から近い飛騨ほおのき平へ。
来場者が多い一方、昨日の乗鞍とは異なり、
雪不足で滑走可能なコースが少ないため、
多くの客が限られた滑走可能コースに集中し、
久しぶりのリフト待ちを体験することになった。
しかし、同行した初心者の成長を見ながら
緩斜面で心にゆとりをもってターンを繰り返す
楽しさを味わうことができた。
最後にもう一つ。
20151230_new_wear

今回は、今季新調した新しいウェアのデビュー戦!!
動いてみた時に細かい違和感があるのでは、
と心配したが、思った以上にしっくり来てよかった。
これから長くつきあっていくことができそうだ。

お泊まりスキーは行っている間は夢の世界だが、
帰ってくると、現実世界に戻ることになる。
特にこの年末のせわしない時期。
雪の世界にいると時の過ぎるのを忘れるが、
帰ってくると、2日間という過ぎた時間の大きさに
愕然としてしまう。
まるで竜宮城帰りの浦島太郎のようだ。
明日1日、また迎春準備にがんばりたい。

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