国会で気になる2つの法案が可決・成立した。
1つは改正教育基本法、もう一つは「防衛省」関連法。
どちらも、私は見直すこと自体に反対ではない。
しかし変えることによって本当にこの国がよくなるのか、
それを十分はっきりさせない中で変えることが
私には理解できないし、残念だ。
あまりに与党が可決・成立を急ぐ様子からは
本当は教育なんてどうでもよく、この国を
「あの人にとっての美しい国」=「堂々と戦争ができる国」に
するためのステップにしたいだけなんだろうな、
というのが見え見えで、情けない限りだ。
「敵方」も回りくどい対案しか出せず、
相手を論理でねじ伏せる討論すらできず。
(「防衛省」についてはノせられちゃって・・・。)
「劇場」に踊らされた結果がこの始末。
でも、まだこの国の人々、
「いつか来た道」をたどるのを許すほど
落ちてはいない、と信じたいのだが・・・。
教育基本法改「正」だということですが、現場がどうなっているのかまったく知りもしない連中が、勝手なことをして、しかも「正」だなんてとんでもないことです。
いつだって議員達のために現場は無理難題を押しつけられ苦労したあげくに悪者扱いされてきました。本当に国民のために働く議員がこの国に一体何人いるのでしょうか?
現在、与党である自民党は復帰した連中とどちらが正当な自民党であるかという真にくだらないことに熱を入れ、肝心の審議はいい加減なまま法案の可決ばかり進めている。
国会が国の将来を司る所だなんて、とうてい教えられない。