「素敵な季節のはじまり」2006-2007

(BGMには松任谷由実の「雪だより」をどうぞ)

「暖冬」である。
12月なのに、蚊が出現するぐらいなのである。
これは「一大事」なのである。
なぜなら、豊科ICを降り、高瀬川沿いの道を北上しても、
大町へ入って歩道橋の交差点を曲がり、
大糸線の跨線橋を越えても、
木崎湖、中綱湖、青木湖と
3つの湖を左に見ながら通り過ぎても、
8年前、感動を送り出したあのジャンプ台が左手に見えてきても、
遠くの高い山の山頂以外に「雪がない」からだ!!
やがて目的地、栂池に到着したが・・・、
「!!」
tsugaike-kanenaru2006-2007.jpg
「カネナル」から、からまつゲレンデにかけては
見渡す限りの草原で、
人っ子一人おらず、当然ながらリフトは静止。
愕然・・・。
でも考えてみれば、
こんな早い時期にスキーに来るのは生涯初めて。
それなのに、結構たくさんの車が駐車場には止まっている。
あきらめてなるものか、と身支度を整え、ゴンドラに乗り込む。
標高差1000mを一気に駆け上がると、そこに見えたものは・・・、
tsugaike-hannoki2006-2007.jpg
「いやっほい!」
滑走可能なバーンは2枚だけ、
動いているリフトも3台だけで、結構混んでいたが、
12月中旬という未だかつてない早い時期に雪の上に立ち、
踏み込む感じ、力を抜く感じ、
板を取り回す感じを確かめることができた。
前述したとおり、下のゲレンデは全く雪がないので
「ふもとの谷へ急ぐ風」にはなれなかったが、
いい形でシーズンのスタートを切れたのではないかと思う。

今夜は長野県の一部には大雪注意報が出されたとか。
冬将軍様・・・、タイミング悪すぎ。
でも、頑張れ! シーズンはこれからだから。

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