職を賭するほどではなし。

2018明治安田生命J1リーグ 第18節
磐田 0-0 鳥栖 @ベストアメニティスタジアム(streaming)

当日、鳥栖は雨天ではなかったし、
翌日の山陽新幹線も、大きな乱れはなく運行された。
でも、結論として「職を賭していく」ほどのゲームではなく、
ベストアメニティに行けなかったことは残念ではあるが、
翌日職場の被害状況を点検する必要などもあったことから、
遠征中止は悪い判断ではなかったと思った。
何だろうな。攻めの形が全然作れていない。
確かにアダ、俊輔と攻めのポイントは欠いているけれど、
形すら作れないもの。
途中投入された大久保も空回り。かみ合えてない。
ここまでの中断明け3節を見ると、連敗して中断だったのに
その間何やってたんだろと思わずにはいられない。
明日も仕事の後慌ただしく磐田に向かうが、
相手は苦手なガンバ。大丈夫だろうか。

暑いですなぁ、毎日。
今日は県立大学へ出張。草薙駅から坂を昇って汗だく。
学生さんはすごいね。涼しい顔で。
学食でお昼をいただいたが、語らう姿、卒論やレポートを
グループで一緒にまとめている姿に昔の自分を重ね、
うらやましさを感じたひとときだった。

「明日の今ごろは、こいつはただの紙くず。」



本当なら、今ごろ「船上の人」のはずだったのだ。
それなのに・・。、
こっちは3か月近く前から、宿、新幹線、チケットと準備し、
天気予報と名門大洋フェリーの空席情報のサイトを見て、
いつでも申し込める状態でスタンバイしていたのだ。
それなのに、2~3日前に突然現れて、
いつもにないコースをたどりながらやってきて
人のこの夏の楽しみをぶち壊す台風って、一体。
「帰りの新幹線が止まったら」という心配から
全てをあきらめたこの決断、
「社会人として正しい判断だった」と自分を慰めている。
でも・・・どこかやりきれないのだ。

「ガツン」と「淡麗」

毎日何らかの形で仕事が入り、休んだ気がしなかった3連休。
それならば、せめてお昼だけは楽しもうと
遠鉄百貨店の全国ラーメンリレーに足を運んだ。
今入っているのは、東京・北千住の麺屋 音。
「芳醇淡麗煮干しそば」をいただいた。(画像は醤油)


うむ。これは「淡麗」ではないかな(^^;)
別にけなしているわけではないのだが、
それぐらい「ガツン!!!!」と煮干しが「来る」のだ。
スープもざらっと感があるから透明淡麗系ではないと思う。
でも「魚臭さ」や「えぐさ」はなく、
煮干しの旨味だけが程よく抽出されてる感じ。
中太麺もアルデンテっぽい食感と独特の風味がうまい。
塩、醤油、両方いただいたが、
角があっても「煮干しにおぼれたい」方は塩を、
すこしまろやかに煮干しを味わいたい方は醤油を、
という感じで選べばよいと思う。
そしてこちら。


豊橋市下地町、わかりづらいところにある麺屋 空(くう)。
塩ラーメンをいただいたが、「深い」!!!!
何だろう、このスープ。
舌から、鼻から、「節」の豊かな風味と香りをメインに、
乾物海産物系の香りが重なってものすごく深く厚みのある味。
くどさもなく、角も立たず、まさに「淡麗系」だ。
中太の麺は何とも心地よい食感と香りで、
香り豊かなスープとうまく絡み、口へと吸い上げてくれる。
淡麗スープに合う青菜、香ばしく炙られたチャーシュー、
そしてシャキシャキ感を残しつつ甘くしっとりと煮込まれた
メンマ代わりのタケノコなどトッピングがいい変化を与えて
美味しくいただけて、私の中で再訪したい店に一つとなった。

aikoこそ「格好いいな」

aiko Live Tour “Love Like Pop Vol.20″
@アクトシティ浜松 大ホール (Live)


まずは何より「aiko、浜松に来てくれてありがとう!!」
彼女自身MCの中で何度も「初めての浜松」を強調していて
「初めての街でライブができる喜び」
を実感しているようだった。
ウナギは公演前日、餃子は公演日の昼にいただいたとか(^^;)
静岡でなく浜松だった理由が劇団四季と関係しているのか
私にはわからないし、オーディエンスも地元民ばかりでなく、
関東や中京圏からの「遠征組」も結構多かったようだが
それでも地元で盛り上がれたことが素直に嬉しい。
終演後、アクトの飲み屋から出てきたおっさん連中が
大ホールから出てきたaikoジャンキーの波に圧倒されて
「カブトムシぃ?」と言いながら道を空ける様子を見て
(普段の私はこっちの道を空ける側だったりして(^^;) 
 ちなみに「カブトムシ」は演奏してないんだけどね。)
まさに「わたしたちの日常」にaikoがやってきてくれたこと、
今、この街にaikoが来て、自分はそこに立ち会えたのだ
ということを改めて感じました。
(新しいアルバムをひっさげてのホールツアーらしく
収録されている13曲の中から9曲を取り上げて
その間その間になつかしい曲をはさむ構成。
私自身、新しいアルバムである「湿った夏の始まり」は
自分の中に落ちながら好きになってきたところだったし、
ホーンセクションも入れての厚みのある演奏に乗せて
彼女のパワフルな声がアクトの大ホールにこだまする様を
五貫で感じながらじんわりきたし、心底楽しめた。
アルバムと同じく、ピアノのイントロから重厚感ある
バンドサウンドへとつないでいくオープニングアクト、
「格好いいな」から始まって、
挨拶後にステージに残り、終演後のMCをしていたaikoが
1回引っ込んだバンドメンバーを呼びに戻って
もう1回ステージに引っ張り出して(^^;)演奏した
ダブルアンコールの「be masuter of life」まで
耳で、目で、口で、突き上げる右腕で、体全体で、
彼女と自分なりのコミュニケーションを取りながら、
地元であるこの街で、彼女と、バンドメンバーと
同じ空気感を共有して過ごすことができた。
夢のようなひとときはあっという間だったが、
またこの街で、こんなチャンスがあることを信じて
「オッサンがこんなところに来ていいのか?」などと
尻込みせずに楽しみに待ちたいと思う。





ネタバレ覚悟でセトリをご覧になりたい方は
どうぞ。

「君に悪いことがないように」




1か月近く、車の中などでこのアルバムを聴き込んできた。
聴き込んだ印象は・・・「厚いなぁ」。
うむ、「熱い」ではなく。
とにかくアルバム通してサウンドが「厚い」のだ。
aikoらしくピアノを前面に置きながら、さらに、
ストリングス、ブラス、そしてギターやベースと、
いろんなパートが重なりながら醸し出されるサウンドが
絶妙で、厚みがあり、それがとても心地よい。
主に車を運転しながら聴いてきたので、
まだ歌詞はじっくりと自分の中に落とせていない。
そういう意味ではまだまだ聴き込み甲斐がある。
ただ・・・明日、目の前で彼女が歌うのを直に聴きながら
口の動き、顔の表情も観ながらその歌詞を自分の中に
落としていったら、真面目に泣けてしまうかも。
って!? 「明日、目の前」!?
そうなんです(^^;)



札幌、名古屋、静岡(市民文化会館)、名古屋、東京、
そして・・・浜松!!
2つ心配なことが。
明日、定時に職場を出られるだろうか?
そしてあまりに近くでやるってことで、会場にて
知り合いに会わないだろうか?(体裁悪い(^^;))
いやいや、世間体など気にしている場合ではない。
何はともあれ、明日、職場を出られなくなるような
大事が起きないことだけを祈りたい。