「ガツン」と「淡麗」

毎日何らかの形で仕事が入り、休んだ気がしなかった3連休。
それならば、せめてお昼だけは楽しもうと
遠鉄百貨店の全国ラーメンリレーに足を運んだ。
今入っているのは、東京・北千住の麺屋 音。
「芳醇淡麗煮干しそば」をいただいた。(画像は醤油)


うむ。これは「淡麗」ではないかな(^^;)
別にけなしているわけではないのだが、
それぐらい「ガツン!!!!」と煮干しが「来る」のだ。
スープもざらっと感があるから透明淡麗系ではないと思う。
でも「魚臭さ」や「えぐさ」はなく、
煮干しの旨味だけが程よく抽出されてる感じ。
中太麺もアルデンテっぽい食感と独特の風味がうまい。
塩、醤油、両方いただいたが、
角があっても「煮干しにおぼれたい」方は塩を、
すこしまろやかに煮干しを味わいたい方は醤油を、
という感じで選べばよいと思う。
そしてこちら。


豊橋市下地町、わかりづらいところにある麺屋 空(くう)。
塩ラーメンをいただいたが、「深い」!!!!
何だろう、このスープ。
舌から、鼻から、「節」の豊かな風味と香りをメインに、
乾物海産物系の香りが重なってものすごく深く厚みのある味。
くどさもなく、角も立たず、まさに「淡麗系」だ。
中太の麺は何とも心地よい食感と香りで、
香り豊かなスープとうまく絡み、口へと吸い上げてくれる。
淡麗スープに合う青菜、香ばしく炙られたチャーシュー、
そしてシャキシャキ感を残しつつ甘くしっとりと煮込まれた
メンマ代わりのタケノコなどトッピングがいい変化を与えて
美味しくいただけて、私の中で再訪したい店に一つとなった。