ツキを呼ぶには、笑顔を見せること。

先日の職場の忘年会。二次会の後、後輩の
「うちで飲みましょう!」
の一言に甘えて、何と男7人で上がり込んで
「部屋飲み」「雑魚寝」「朝帰り」という、
まるで学生の頃のような楽しい飲み方をしたのですが、
後日、一緒に飲んで泊まった採用2年めの若手が、
「○○(私の職名)さんや△△(私を日頃助けてくれる
3つ下の後輩の職名)さんが来てくれるなんて!」
と嬉しそうに話すのを聞いて、ふと考えました。
4月に今の部署に今の立場として異動して来て以来、
自分自身は彼らを「後輩」だと思っていたのですが、
彼らにとって、私は「上司」だったんだなぁ、と。
今年は私自身、仕事上の立場が変わったこともあって、
私たちの「チーム」が機能するように考え日々動く中で、
いろいろなことを学ばせていただいた1年でした。
この流れは年が明けてからもずっと続いていくのですが
これまで支えてくれた人たちに心から感謝し、
今の職場がよりよい「チーム」となるように、
できうる限りの力を尽くしていきたいです。

私自身はこんなでしたが、ほかにもいろいろありました。
20131231_this_year

いいことも多かったですが、私自身気になったのは
桑田佳祐曰く「裸の王様」、
佐野元春曰く「得意げな顔したこの国のリーダー」
でもある、あの「お坊ちゃま」の「暴走」かなぁ。
そういう意味では、私自身的には今年の漢字は「憂」
2007年の総括にも似たようなことを書いていますが
この国が、私たちの暮らしが、悪い方向に向かわないよう
祈りたいと思います。
「未来はそんなに悪くない」
そんなAKBの皆さんの歌を支えに、
ツキを呼ぶために笑顔でがんばりたいです。
どうぞ、皆様、よいお年を。

で、ゴール裏の「お祓い」はしたのかな(2013磐田総括)

気持ちは前向きに切り替えたつもりだった。
ただ・・・、
大掃除の合間に広げた最新のサポーターズマガジンに
「失望」せざるを得なかった。
巻頭で社長が来季に向けカッコいいこと言った割には、
その後の記事は、今季を美化しながら振り返り、
「これだけやったのに結果がついてこなかった」
と言わんばかりの内容。
強化部とあのサポーターマガジンを作った部署は、
当然ながらちがうとは思うのだが、
あんな内容のものを堂々と外に出すことは
クラブとしてのスタンスが疑われるのではないか。

さて、私なりに2013シーズンを総括しようと、
降格決定後からいろいろと書き溜めてきたが、
全部載せてると、今度は私が呆れられるので、
今回は降格に至った要因だけ。(それでも長い。)

1 既存の戦力の過大評価と補強の失敗
 (甘かったフロント)

まずは何より、このチームの戦力がJ1を戦うには
十分でなかったこと、それにも関わらず、
きちんとした補強が行われなかったことは大きく、
強化を怠ったといわれても仕方がない。
そんな中で既存戦力が期待どおりの力を出せなければ、
こうなってしまうことは仕方がなかった。
中でも、韓国人トリオが「助っ人外国人」でありながら
戦力として機能しなかったことはあまりにも痛すぎた。
2 森下前監督の失策
森下前監督が、攻撃を重視する中から構想した
3バック1ボランチ策。
しかし実際は、ボールを前には運ぶことはできても、
フィニッシュの形が作れず、ボールを奪われて
逆襲されることが目立った。
1ボランチの左右の広大なスペースを自由に使われ、
バックラインはバランスを崩し、いとも簡単に
失点を許すことが相次ぎ、これらへの対応が
できないままずるずると連休まで来てしまった。
これらの危機対応については、経験の浅さなど、
指揮官としての資質が問われても仕方がない。
3 選手の弱さ(心・技・体)
 +フィジカルスタッフの弱さ

よくない流れになった時、選手は強い気持ちをもって
切り替えを図り、立て直すべきなのだろうが、
口では「次につながる」と言いながらも、ズルズルと
負のスパイラルに陥って、全然持ち直せなかった。
技術的にも、もっともっとうまくあってほしい。
(シュートは全然入らないし、攻めに行けば
 あっという間に囲まれて、奪われてばかり。)
また、毎年の「磐田あるある」の代表格なのだが、
「肝心な時にけが」というのはいかがなものか。
フィジカルスタッフの力量にも疑問だ。
4 すべてにおいて甘かった(対応の遅れ)
「一勝すれば流れは変わる。」
「このチームがこんな位置にいるはずがない。」
など、黄金期の残像がフロントにも、選手にも、
我々サポにも大きく、全てにおいて甘かったと思う。
結果、指揮官の交代が遅れ、しかも代行で数試合を
無駄にし、終盤の補強も遅れ・・・。
危機意識高くやっていれば、結末は変わったのでは。

自分自身サッカー経験もなく、観戦歴もまだ20年
そこそこの自分がえらそうなことを言える立場では
ないが、でも、策があったと思うだけに残念だ。
数年前(一度入替戦をやった後だったか)のように
「3年後には優勝争い、ROAD TO CHAMPION」
などという、内容や取り組みが全く伴わないような
お題目だけを提示して、具体的にはなにも動かない
というのではなく、見通しをもって、実現性の高い
J1復帰に向けての強化のロードマップを作成して、
実行に移していってほしい。

迷走の果てに。

20131217Chamusca_will_comes

やっと。安堵の気持ちだ。
これ以上新体制が見えない状態が続けば、
選手の流出もやむを得なくなってくるし、
自分が必要とされるかわからない不透明なチームに
移籍しようなどという選手など出てくるわけもなく、
新規獲得による補強もままならなくなってくる。
これ以上は待てないギリギリのところ、
ロスタイムに最後のチャンスをものにした感じだ。

ただ、このシャムスカという新指揮官にどれだけ
期待ができるかは、現時点では未知数だ。
もっとも、降格直後に私が就任を期待していた
何人かの新指揮官候補に含まれていた一人であり、
現有戦力を最大限生かしてチームを立て直すと
言われている手腕にはぜひ期待していきたい。
そしてフロント諸君。まだ終わりではないぞ。
松井大輔の補強はよしとするが、まだ足りない。
守備立て直しのためにも、
強靱なセンターバックの獲得を目指すなど、
もう一働き、二働きしてほしい。
がんばれ!!!

さらば、レガシィツーリングワゴン。

名古屋へお出かけ。お目当ては、これ。
20131215_levorg_in_nagoya_motor_show

私が20代から乗り継いできたレガシィツーリングワゴン。
それがどうも、来年でなくなるのだそうだ。
そのコンセプトに惚れて、今まで乗り継いできたが、
作り手が「おしまい」だというのならどうしようもない。
それなら、その後継車というのがどんなものなのか、
発表されているというので、見てやろうと思った。
ほかにも仕事柄、国内メーカーの新しいコンセプトの車を
見てみたい、と思い、名古屋モーターショーを見に
金城ふ頭のポートメッセなごやに向かった。
お目当ての、スバル・レヴォーグと対面。
かっこいい。
スタイリッシュというよりは、スポーティーだ。
ただ・・・やや小さいのではないか、と。
乗ってみる。ううむ・・・。
ただ、今のサイズのレガシィに乗り慣れた自分には、
どこか圧迫感、息苦しさを感じる、そんな広さだった。
「大人の事情」として、スバルがトヨタに支配される中で
その存在意義は「スポーティー」にあるかもしれないし、
その点から見ればこのコンセプトはそれに沿っている。
(実際、内装は明らかに走りを意識している。)
20131215_levorg_cock_pit
しかし・・・、
今のツーリングワゴンでほとんどGTが売れてない中で
これはどう顧客に受け入れられるのだろうか・・・。
(なんてふぬけたことを言ってる私は、
「走りを忘れたスバリスト」なのだろうか・・・。)
次は、アウトバックにするのか、これを選ぶのか、
これら以外の他のスバル車の中から選ぶのか、
はてさて、まさかの「スバリスト卒業」なのか、
何年か越しの宿題になりそうだ。
もちろん、スバル以外のブースも回った。
トヨタのブースは例の燃料電池車だけでなくこんなのも。
20131215_tsurube_in_nagoya_motor_show
それはさておき、今回、見て思ったこと。
日本のものづくり、まだまだがんばってるということ。
ただ、消費者の方にそれを理解して消費行動に動くだけの
体力があるかというと、ちょっと、なのだが・・・。

さらば、ブラウン管。

20131214good-bye_crt

かつて「ブラウン管」という言葉が
テレビの代名詞だった時代があった。
遠州地方(浜松市、一応旧浜名郡出身)にゆかりのある
高柳健次郎さんも、開発に力をつくしたこのブラウン管、
私も含め、ほとんどの大人はこれを見ながら育ってきた。
ウルトラマンも長島引退のニュースも、ドーハの悲劇も、
ジョホールバルの歓喜も、磐田の初優勝も、降格も、
すべてこのブラウン管を通してこの目に焼き付けてきた。
しかしこの5年ぐらいの間にみるみるうちに姿を消し、
現代の子どもにとって見れば、この形のテレビは
「昔の道具」になりつつある。
私個人用に使っていた、わが家最後のブラウン管テレビ、
消費増税を前に買い換え、ということで、
本日をもって、お別れとなった。
代わりにやってきたのは、今風の液晶テレビ。
20131214_hello_lcd

画面も大きくなって、その絵には迫力もある。
HDD取付可とか、ネット接続可とか、
現代のテレビだなぁ・・・。