「勝った気がしねえ!」

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自分はなけなしの給料からチケット代を払って
わくわくしに、勇気と感動と前向きな気持ちをもらいに、
このスタジアムに来てるはずだよなぁ。
なのになぜ、
こんなに虚しく、情けなく、
イライラして帰らなきゃいけないんだ?
「勝っただけ」
だよね?
あの千葉の幻の2ゴールが認められていたら
どうなっていたことか。
完全に崩されて、あんなピンチにして
情けなさ過ぎる。
この3連勝がバブルかどうか、
次節、浦和ではっきりすることだろう。
「どこまで持ちこたえられるのだろうか?」

お前たち!・・・いいんじゃないか!

相変わらず客が入らない注目度の低さ。
先日のペルー戦にU-22勢を3人も途中出場させたのは
もしかして今日の試合に対する世間の注目を集めるため
と思えなくもない、そんなシリア戦だったが、
間違いなく二次予選最大の難敵。
ここで内容を伴った結果が出せるかが
今後を占うことになる、と思いながらテレビを見た。

難しい試合になる、とは思っていたが・・・、
結果3-0の快勝。
前半については内容も伴っていたように思う。
こちらが思い描いているように
サイドから、中央から、縦に切り裂いていく様は
最近Jでフラストレーションのたまるゲームを
よく見せられる自分としては、痛快であった。
サイドから切り裂く家長、後ろから攻め上がる梶山、
2トップも自信をもってプレーしていた。
守りもよく機転が利いていた。
ただし・・・、
後半は相手に読まれ、主導権を取れなかったように見えた。
不安は残った。
次回のアウェー戦で今日のようにやれるか、
最終予選を占う一戦になることは間違いない。

おかえり

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9ヶ月前、大きな失意の中で
「二度と袖を通すことはない」と
このブログでも公言した背番号「9」のユニフォームだが、
かつての発言を撤回し、久しぶりに袖を通した。
ハマの強い風にはためく、日本刀のユニフォーム。
背番号「9」の上には「TAKAHARA」。
今日の番号は所属と同じ「19」だが、
とにかく彼のネームを背負い、
今季ドイツで素晴らしい成果を上げてきた彼を称えるとともに、
彼のオシムジャパンでの定着・活躍を願い、このユニを着た。
何はともあれ、「おかえり!」
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試合の方は決して満足のいく内容ではなかった。
しかし、一部とはいえ、初めて海外組を迎え、
ようやく「代表」と呼ぶのにふさわしいチームとして始動し、
勝利という結果を出すことができた、という意味で
よかったのではないかと思う。

「ブーイングするために、ここに来た。」

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世界につながらないタイトルは、タイトルと思わない、
そんな私がかなり高いモチベーションをもって
ナビスコ杯グループリーグに足を運んだ理由はもちろん、
「相手の背番号37に思いっきりブーイングするため」
だった。
(あとおまけに13番の「電柱」にも。)
もちろん、やりましたよ、思いっきり。
でも、それ以上にこちらのだらしなさに
腹が立つの、情けないの、あきれるの・・・。
途中交代で出された3人組、
当分スタメンに返ってこなくていいから。
あんたら、ボールをもらう時はゴールに背を向けるようにって
練習で教えられてるのか?
前を向いてボールを受け、何度ゴールに向けてチャレンジした?
「つぶれ役」として背中を向けてボールをもらうのなら、
じゃ、だれがそのあんたからボールをもらうために走ってきた?
あの可能性も何も感じない、
ためいきが積もり積もるクロスは何だ?
わくわくできたのは最後の15分だけっていうのって
お金取って見せるものとしてどうよ?

「絶対に負けられない相手」がそこにはある。

これまでにも磐田にとって
「負けられない相手」というのはあった。
それは静岡ダービーの相手である清水であったり、
かつては「ナショナルダービー」と言われた鹿島であったり。
しかし、今シーズンはここもその一つになるのだろう。
福西崇史、平山相太ら、「敵(かたき)」が所属する「FC東京」。
今日は仕事上の都合で調布には行けず、スカパー!で観戦。
(今節は旧パックでも視聴可だった。ラッキー!)
しかし・・・それはそれは、厳しい試合だった。
早い時間でのファブリの退場の時には、負けすら覚悟した。
そんな窮地を救ったのがゲームキャプテンの秀人であり、
やはりこの人でなきゃ、の能活だった。
終盤の15分、よく耐えた。
あの怒濤の攻めを守り抜いた経験は、若手の自信になるだろう。
ただ・・・、
ああなる前に何とかしなきゃいけなかったんじゃないかな?