崩壊の始まり

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嫌な予感はしていた。
3月とはいえ、額にはうっすらと汗さえにじみ、
ビールが喉に心地よいぐらいの異様なまでの暑さ。
どこか6月のカイザースラウテルンを思い出させるものがあった。
それだけではない。
オフの間は逆風ともいえる報道ばかり。
フロント・首脳陣の危機感のなさ、選手たちの緩慢さ、
J1復帰開幕戦で前売り完売という気合いの入りまくった
黄色いサポーターがつくり出す「アウェーの雰囲気」。
今日は厳しい、ということはキックオフ前から見えていた。
そして、90分後に感じたことは、

「これは大変なことになる。」

決定力不足とかパスミスだとかではなく、問題の根は深い。
どうやって点を取りたいのか全く見えない。
守りだって「約束事」があるのかないのか。
「次節までに気持ちを切り替えて」とかいうレベルではない。
1週間で立て直せるとはとても思えない。
次節が既に「J1残留への正念場」のような気がする。