「私たちの行方」カテゴリーアーカイブ

その間、自分は前に進めていただろうか。

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久しぶりに、以前異業種に出ていたころのみなさんと
新年会をやるよ、ということで、行ってきた。
場所はザザの旧西武横の通りを入ったところにある
千歳きくいちというお鮨屋さん。
(向かいに、こちらは漢字で菊一と書く同名店が。
何でも同系列らしい。)
中は長いカウンター席が続く。座敷やテーブル席はない。
カウンターの中の職人さんや女将さんから声を掛けられる。
活気ある鮨屋の風景だ。
我々が入る個室はずっと奥に入って階段を上がった2階。
下の賑やかなカウンター席からは別世界の完全個室。
ということで、周囲を気にせず積もる話に花が咲いた。
しかし驚いたのはみなさん、本当にしばらく合わないうちに
本当にいろいろな経験を積み、いろいろな人と会い、
その中でいろいろなことを学んで、
その上で仕事の関係上、制約がいろいろある中でも
さらに新しいことにチャレンジしようとしていること。
何か前に進んでいて、パワーあるなぁ。
ちょっと圧倒されたし、刺激を受けた。
さて、いただいたのは最初にお刺身とエビサラダ。
刺身をとろろ昆布で巻いて上にアサツキのようなものを
乗せて飾るという洒落たもの。
はじめはビールで、途中から熱燗に替えていただいた。
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その後、鶏肉や野菜の鍋やグラタンなどもいただたが
カンパチのかまの照り焼きがおいしかった。
(画像がなくて残念。)
ただ、みなさんのパワーに圧倒されてしまい、
自分から話したり、聞き出したり、ということが
あまりできず、少し残念。
きっとまた、ゆっくり話せる機会があるものと期待して、
このつながりを大切にしていきたい。

不思議な体験(Copyright by Yuming ??? )

(BGMには松任谷由実の「不思議な体験」をどうぞ。)
20150117medicine

お久しぶりです。
アジアカップが始まったのに更新全くなし、という状況を
不審に思っていた方もいらっしゃったかもしれません。
そのとおりで、実はダウンしていました。
先週日曜日の夕方から調子を崩して寝込みました。
日曜夜の時点では、インフルエンザも疑ったのですが
市販薬を飲み、寝込んだら月曜には少し熱も下がって
火曜の朝には7度を切り、体調も復活の兆しを見せたので
スキータイツにヒートテック、マスクと厳重装備で出勤。
火・水とこれで通常業務をこなしてみました。
しかし、2日経ってもそこからなかなか状況が回復せず、
職場のスタッフ7人がインフルでダウンしたこともあり、
もしやと心配になって、木曜日に一日休みをいただいて、
かかりつけを受診しました。
幸いインフルではなく、また処方された薬を服用したら
翌日には体調は戻り、何とか仕事に復帰できました。
今年も健康で安全にと、年の初めに祈願したのに
早速体調を崩して仕事に穴を空けてしまい、反省です。

さて、今回の風邪について一つ気になったことがあります。
熱っぽい時には夜、夢などでうなされることがあると
よく聞きますが、今回私は少し不思議な体験をしました。
夢ではなく、眠ろうと思って目を閉じるだけでまぶたの裏に
様々な光景がフラッシュバックするように浮かんで
落ち着いて眠れないことが数日続いたのです。
(目を開くと消えるのです・・・。)
それでも何とかそのうち眠りにつくことはできるのですが、
その次に待っているのは「悪夢」です。
うなされ、起きると汗びっしょりになっていました。
さすがに懲りて、神棚と仏壇に平穏な睡眠を願って
お参りしたところ、それらはパタリとなくなりました。
熱も下がった現在はもう全くなく、ぐっすりです・・・。
あれは一体何だったのだろう、と思います・・・。

ゆく年、平成26年を思う。

今年も残すところ1時間となりました。
いろいろあった今年ですが、今こうして振り返ってみて
私なりにこの1年を漢字一文字で表すと、
「虚」
かな、と思います。
2014newspapers

まず、世相を見ると、STAP細胞問題。
残念ながら、検証実験の結果も「クロ」。
個人的には自分もこれから年老いていく身として、
あんな万能細胞があったら、と期待したいので、
まだ「STAP細胞はあります!」という小保方さんの言葉を
どこかで信じたいところなのですが・・・残念です。
(そもそもどうしてああいうことになってしまったのか。)

そして、突然の解散・総選挙からの第3次安倍内閣。
経済の再生については、もちろん期待したいし、
どこかで信じたいところがあるのですが、どうでしょう?
それより何より安倍さん、あなたが本当にやりたいことは、
別にあるのでしょう?
既に選挙が終わり、だんだん本音を言い始めている様子。
これからは流されることなく、注意深く様子を見て、
それはどうかと声を上げていかなければ成りません。

また、今年の音楽事情。
今日もTSUTAYAに行ったり、ダウンロードをしたりして、
今年のJ-POPプライベートベストCDを作っていたのですが
オリコンの年間チャートってのが、AKBとジャニーズだけで
完全に「虚構化」してるのでは?
レコ大受賞曲も、聴いたことないし・・・。
(私自身人並みにテレビは見てるし、
ZIP-FMとNHK第1ぐらいはラジオも聴くのですが、
さて、この曲は聴いたことない・・・。)
世の音楽流通がダウンロードが主流になっているとは言え、
ではそれならと、ダウンロードチャートを見てみれば、
最新チャートなのに、それがまるで年間チャートのよう。
音楽市場が縮小しているということなのでしょうか?

そして、ジュビロ磐田の動向。
(これは単独でアップすべきなのでしょうがm(_ _)m)
1年でJ1復帰すると社長が言いながら、このていたらく。
情けない限りです。
いろいろ考えられます。
シャムスカ一人に背負わせることもできるのでしょうが、
問題の根幹は、それより根深いように思います。
クラブとして、このあまりに困難な状況を、
現実問題として、どのように認識していたのか、
そのためにどんな方針を考えていたのか、
それは、フロントと最前線の現場で共有されていたのか、
いろいろな疑問が残ります。
名波監督は、クラブにとって大切なレジェンドです。
でも、指揮官としての力量は未知数です。
(私自身、彼をまだ指揮官として信任していません。
それは今季引き継いでからの結果を受けてです。)
解説者として、理想に則って講釈を述べるのと、
指揮官として現場を仕切るのは全く違います。
来季もスタジアムに通います。
結果という形で、私たちに希望を与えてくれることを
期待しています。

最後に自分自身。
自分自身、地に足が着いていない「虚」の状態だった
のではないかと反省しています。
とにかく勉強不足で、体裁を取り繕うのがやっとで
筋が通った形の中で自分の役割を果たすことが
実際にはできていなかったと思います。
健康という面でも、どうだったのだろうかと思います。
同じ職場でちょうど1年前まで共に仕事をして
形式上では部下とはいえ、力のある尊敬する先輩が
先日、現職のまま、旅立っていきました。
これまで、そんな人たちを何人も見てきました。
もうこんなつらい別れは嫌だ、と思いながら、
じゃ、自分はどうかと言われると、
確信をもって大丈夫、と言えない歳になってきました。
春先、背中にできた「できもの」を切除することから始まり
幸いにも悪いものではなく、安心したものの、
ほかにもいろいろ不安を感じながら秋にドックを受診。
これまた幸い、大きな問題はなく、
何とかもう少し生きることを許されたかな、という
感じではありますが、これを何とか続けられたら、
と思っています。

今年も本当にお世話になりました。
心より感謝申し上げます。

2014-2015シーズンの始まりは、ここから。

20141226kisofuku

「その山」は、今日一日、雲に遮られたままで、
最後まで姿を見ることはできなかった。
しかし、その「神の宿る山」でこの秋に起きた出来事は
とても悲しく、切ないもので、
ここからこうしてその山の方向を見つめるたびに、
私たちに何とも言えない複雑な思いを想起させた。
だから今日は、クワッドを降りて滑り始める前に、
「その山」の方を向いて、心静かに手を合わせ、
思いがけず命を絶たれた人たちの冥福を心から祈った。

きそふくしまスキー場にて、
麓に向かって駆け下りながら、いろいろなことを考えた。
これからも御嶽山が日々美しく、穏やかでありますように。
そしてここ木曽町や王滝村の人たちの生活が平穏で、
町に賑わいが戻りますように。