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さよなら「TOYOTA CUP」

TOYOTA プレゼンツ
FIFAクラブワールドカップジャパン2008
ガンバ大阪 1-0 パチューカ(3位決定戦)
マンチェスターユナイテッド 1-0 リガ・デ・キト(決勝)
@横浜国際総合競技場

まずはガンバ大阪、おめでと。
水曜のユナイテッド戦に比べると、
スピードも、「とんがり具合」も少し減ったかなとも思ったが
それでも1点を争うタフなゲームを何とか勝ち抜いた。
ホームの地の利という点もあったし、
UEFAチャンピオンズリーグ等に比べると
大会自体のレベルってどうよとも言えるが、
日本勢が2年連続で3位という結果は胸を張っていいと思う。

そして決勝。
m-takasuはプレミアびいきとはいえ、
こちらは一応「他人事」なのでのんびり見た。
できれば点差があまりつかず、
緊張感ある時間が続くといいなと思いながら。
実際そのとおりになり、ユナイテッドが攻めつつも
なかなか得点を奪えないという時間が続き、
それはそれで見ていておもしろかったのだが、
ヴィデッチの途中退場にはガッカリ。
流れが変わり、おもしろくないゲームになってしまった。
最後はあの「悪童」が持っていくところは順当というところか。

これで「お祭り」は終わり。
これを目指す戦いがまた来年から始まるわけだが、
トヨタカップ以来続いてきた日本開催が
これでしばらく途切れ、UAE開催になるとのこと。
もっともこれだけの大会をこれまで20年以上にわたって
独占開催してこられたのも、「世界のナベアツ」ならぬ
「世界のTOYOTA」のおかげで、そのトヨタがこんな調子だし、
クラブチームのサッカーでもこれだけ金になることに
みんなが気づき始めると、これまでのようにはいかないかと。
でも、この大会をここまで育ててきたのは日本だということは
世界も覚えていてほしいと思う。
最後に、いつか近い将来、
磐田がこの舞台に立つことができますように・・・。

いつかギラギラする日(磐田だって)

TOYOTA プレゼンツ
FIFAクラブワールドカップジャパン2008準決勝
ガンバ大阪 3-5 マンチェスターユナイテッド
@横浜国際総合競技場

まずは、
「うらやましいなぁ。」
相手はマンチェスターユナイテッドだよ?
ギグスだよ、テベスだよ、クリスティアーノ・ロナウドだよ?
スコールズだよ、ネビルだよ、
ゴールを守るのはファンデルサールだよ?
率いるは「サー」アレックス・ファーガソンだよ?
そんなチームと、「公式戦で」やれるんだよ?
夏にエコパに大枚はたいて来ていただくのとは
ちがうんだよ?
そんなチーム相手に、我々と「一応」同じリーグのチームが
ふだんのやり方を変えずにチャレンジして、
5点失ったことはともかく、
3点取っちゃうってスゴクないかい?
その3点のとり方はどれも素晴らしかった。
あのファンデルサールが呆然とし、
悔しさからポストに蹴りを入れるなんて

そうそうできるもんじゃないわけで。
そんなガンバだって、苦しい時期はあった。
昨年の3位の浦和だって、降格を経験した。
磐田(うち)だって
アジアチャンピオンを過去の栄光にするのではなく
未来形にすることができるはずだ。
今後のチームづくりを厳しい目で見ていきたい。

まずはガンバ大阪、
明日、世界3位を目指してがんばってほしい。
そして決勝は気楽に楽しませてもらおう。

悔しいけれど・・・おめでと。

FIFAクラブW杯準々決勝、
浦和vsセパハン戦をテレビで見た。
悔しいけれど・・・おめでと、浦和。
ACLの決勝カードの再戦となったが、
ほぼゲームを支配し、強さを見せつけた感じ。
準決勝進出を果たし、ACミランと戦うことになった。
今シーズン、何度もスタジアムで聞いたあのナレーション、
「このシーズンは、明日の世界へつながっている。」
あの言葉は夢ではなく、現実であることを証明した形だ。
これでもし、次、ミランを破ったりしちゃったら・・・!?
「いつものトヨタカップ」になることを期待して
チケットを買ったレッズファン以外の「世界のサッカーファン」は
ガッカリしちゃうだろうな・・・(笑)。
ホントは、金にものを言わせて補強しまくり、
「プチ・レアル化」「読売巨人軍化」してる浦和が
勝つのを見るのはオモシロクナイ。
でも、Jのチームだって世界でやれる、ってのを
見るのは決して悪い気はしない。
「うち(磐田)だってかつて・・・。」なんて
「過去の栄光」にすがりたくもなるが、現実は厳しい。
でも・・・いつか「また」「ここ」に戻って来られるように
来シーズン、また勝ち点を一点一点、
積み上げていければ、と思う。

「社長、わかってる!? あんたにできるか!?」

PS.
3-0で勝ってれば、もっとほめてやったけれど、
何だ、あの点の取られ方は?
やっぱ、あんた、ダメだよ。
最終ラインはキッチリ守り切るのが第一の仕事。
気持ちが守りに集中してないから
あんな無様な点の取られ方するんじゃないか?

祝・残留

SV Werder Bremen 1-2 Eintracht Frankfurt

まずは高原、よかった。
「残留」だからめでたいというものでもなく
「安心」というところか。
ゴールはなかったが、2点めの敵のオウンゴールは
高原が誘ったと言えるものだろうし、十分貢献していたと思う。
来期もここでプレーする意向のようだが、
ぜひ活躍し、今度は残留争いなどせず、
上位争いに絡むための「戦力」となってほしい。
ゲームは優勝争いをしているブレーメンに押されっぱなしだったが
「気迫」という面、一人一人の責任感という意味で
その数時間前に見たチームとは全く違うものが感じられた。
敵地でこれだけ気持ちを前に出して戦ってくれる・・・、
南から北へとはるばる遠征したサポーターも
居心地の悪いアウェー席で熱くなれたことだろう。

Money Changes Everything

HSV 3-1 E.Frankfurt

高原のゴール実らず。
開始直後から厳しいマークのHSVに押されちゃって
追いついても勝ちきるのは確かに難しそうだったが、
それでも勝ち点1ずつ分け合えるかと思ったのだが。
2点目がHSVに入ってしまってしょぼん。
3点目はロスタイムにパワープレイに出たところで
ボールを失いカウンターになり、万事休す。
これでいよいよ降格争い? 踏ん張れや!

ところで、前から一度言いたかったことだが、

スカパー!のサッカー中継を視聴するための
契約パック・セットがこの春から新しくなった。
スカパー!がJリーグの放映権を取得し、
全ての試合を生中継できるようになったことに伴うもので
それ自体は磐田の試合を見るのに便利で望ましいことだが、
ちょっと納得いかないところがある。
新しい契約セットは旧セットに比べ
大幅な値上げがされている。
しかし、見られるチャンネルはかなり減っているのだ。

特に今回、「Jスポーツ1」がパック契約外になってしまった。
今季移籍して出場機会が増した高原を見ることができる
ブンデスリーガの生中継が減ってしまうのだ。
いろいろ考えた結果、新しいセットは契約せず
当面、現在申し込んでるセット契約を続けることにした。
これだと「Jリーグ全試合生中継」の恩恵は受けられず
磐田の中継も生で見られないものも出てくるが、
録画放送もあることだし、どの程度見られないのか
しばらく様子を見てみようと思う。

それにしても・・・、
中田がペルージャに移籍した頃に比べると、
サッカーを見るのにかかるお金も
ずいぶん高くなったものだ。