「SKI NOW 20XX」カテゴリーアーカイブ

まずは無事に帰ってくること。



この後、北国に向かって旅立ちます。
ちょっと距離があるので、深夜着、今日は泊まるだけの
「前乗り」です。
新車用に新たにスタッドレスを買い(高めのブリザック)、
キャリアもちょっとへたってきていたので替えました。
3年ぶりに自分の中でも好きな「あそこ」に行くので、
ワクワクしています。
しかし・・・何でも「大寒波」が近づいているとか。
まさか、明日明後日、外にも出られないとか!?
まさか、明後日、長野道や中央道が閉鎖になるとか!?
心配です:-)

重くてユルい雪は、せつない季節の到来


今季はたった2回だけだった。
泊まりの栂池と、今回の日帰り開田高原マイア。
最近考えるのは、
「あと何年、こんな冬の過ごし方ができるのか」。
だからこそ体が動く時に行っておきたいというのが本音。
ただ、こればかりは一緒に行ってくれる人あってのもの。
ということで、周りと自分の都合を合わせていった結果が
今季は2回だけだったということ。
残念だが、もうすっかり桜が咲く季節。
今年もこの季節とお別れをしなければならない。
そんな思いで、もう1週間も前になるが、
マイアにて「雪とのお別れ」をしてきた。
雪もすっかり重く、そしてユルい状態だったが
9か月は戻ってこられないであろうこの世界を楽しみ尽し、
斜面を落ちていく感覚を楽しんだ。
ワールドカップが終わり、J1のシーズンが終わる頃、
また重力にこの身を任せて風になることができる季節が
戻ってくるのを楽しみに、今シーズンの幕引きとしたい。

もう1回ぐらい・・・いいですかね(^^;)




日曜の夜、栂池から帰ってきた。
いいスキーだった。
土曜の夜、かなりしっかりと雨が降ったので、
明け方に雪に変わったとはいえ、雪質を心配していたが、
朝方、ガスっていたことを除けばまずまず問題なし。
サクサクとエッジが立って、ターンが気持ちよい。
重力にまかせて斜面を落ちていきながら、
雪面の状況を見ながら板を踏み込み、
思うままに向きと速度を変えて進む心地よさ。
やがて天気も雲の間から青空が見え始め、
ずっとこうしていたい、と思える時間だった。
そしてこの日は、昔懐かしい知人との再会があった。
静岡県での仕事を辞めて故郷である姫路に戻った知人と
数年ぶりに合流して、滑りながら、リフトに乗りながら、
近況や会っていなかった数年間の話を語り合った。
いやはや、お泊まりスキーって楽しい。
心底そう思えた2日間だった。



寒い日が続くのはしんどいけれど、
まだまだ春には着ていただきたくないなぁ。
「お泊まり」はこれで最後かもしれないけれど、
今季もう1回ぐらい、雪の上に立てるだろうか・・・。

やっと、今年初めて(^^)/


「五輪がある年はスキーになかなか行けない。」
というジンクスは今季も当たっている。
年末年始と行けず、1月も行けず。
2月も半ばに差し掛かるというところで・・・、
やっと、やっとである。
今季初滑り!!!! in 栂池高原!!!!
やっとのことで雪の上、そしてお泊りスキーにありつけた。
朝9時ごろ到着し、16時半過ぎまで、約半日。
上級コースなどの難コース以外はほとんど滑ったのでは、
というぐらい滑りつくした。
雪質もよく、重力に任せて斜面を駆け下りながら
板に体重をかけ、サクサクとエッジを雪面に立てて
スピードと方向をコントロールする楽しさを
夕方ナイター照明が灯り、リフトが止まる直前まで
目いっぱい楽しんだ。
明日は懐かしい知人もこちらで合流、
半日一緒に滑ろうと考えているが、天気はどうかな?

万座温泉から2km、志賀横手山から6kmぐらいか?

実は月曜から今日まで仕事を休んでいた。
インフルエンザだ。
金曜日に東京での仕事を終えた後、「後泊」したのだが、
夜の間に熱っぽくなってしまい、土曜日は結局、
チェックアウトした後にすぐ新幹線で戻ってきた。
熱も少し下がり、土・日と自宅で養生して回復に努め、
月曜に一度職場に顔を出した後、念のため受診したのだが、
結局陽性で、今日までの休養を言われてしまった。

だから、この2日間は結構ワイドショーをボンヤリ見ていた。
その中でも一番自分が気になったのはこれだった。



これはつらい。
御嶽山の時もつらかったが、今回はスキー場のすぐ側。
滑走中やゴンドラ乗車中に、大勢の人が被害に遭った。
朝、靴に足を入れ、ファーストトラックを刻む時は、
今日この後、こんな恐ろしいことが待っているとは
これっぽっちも思っていなかったであろうに・・・。
どんな気持ちでその場にいたか、と思いを巡らせると、
ゲレンデの場面の状況が目に浮かび、よくわかるだけに、
何とも言えない思いがこみ上げてきた。
自然の前に人は無力ってことをまた改めて実感した。