「おいしいものを食べることは幸せ」カテゴリーアーカイブ

街中の「隠れ家」で背伸び気分

お店の場所は浜松市中央区千歳町、
料理は一日3組予約限定で、個室でいただく鳥すき鍋、
そして外観はこんな感じ・・・となると

私にはちょっと敷居が高いかなって感じだったが、
こういう経験もいいかも、と「鳥浜」というお店を訪ねた。
昭和26年創業の老舗で、夜は鳥すきか鳥しゃぶのコースのみ。
今回は5,250円の鳥すきのコースをいただくことに。
お上品な前菜から始まり、続いて出てきたのが冷やし鳥。
蒸した鳥にキャベツを添えただけなんだけれど、
これがやわらかく、またさっぱりとしつつも旨味がいっぱい。
そしてこれがなくなるころになると仲居さんが鉄鍋を持って登場、
いよいよメインの鳥すき鍋だ。

ネギやこんにゃく、春菊などに加えて濃厚な八丁味噌がかかった
素敵な桃色をした鶏肉を鉄鍋の上に広げ、ぐつぐつと煮て
火が通ったところで溶き卵にくぐらして口に運ぶ。
ほどよくプリプリとしていて、味噌味も意外とあっさり。
美味だった。
これが終わると白いご飯が出てくる。
先ほどの味噌だれをご飯の上にトッピングしていただくのが
お店のおすすめとのことなので、そうさせていただいた。
最後にデザート(サプライズどうも)をいただき、堪能。
お店の人のおもてなしもいい感じだった。

「年の瀬に 背伸び気分で 鳥料理」

ごちそうさまでした。

お台場ラーメンパークin静岡ホビーフェア

あれから一週間経ってしまったが、
SBSカップついでに静岡ホビーフェアの
お台場ラーメンパークin静岡に行ってきた。
そのレビューを今日はご紹介。
まず最初にいただいたのは、
「せたが屋」の「炙りチャーシュー麺」。

ご覧のとおり、チャーシュー麺でお得感もあり、
結構行列ができていたし、私も並んでみた。
いただいてみたが・・・すごいね。
煮干しの香りがストレートに舌に来る。
面はしっかりした中太で、このスープをよく吸って、
スープからも麺からも魚介の香りが口の中へ。
チャーシューも「イベントラーメン」の割には
結構肉厚で、かみながらうま味を感じることができた。

次にいただいたのは、「支那そばきび」。
コラーゲンたっぷりという「鶏白湯ラーメン」を
いただいた。

コラーゲンの分、少しとろみも感じたが
鶏の風味がよく出ているあっさりとした素直なスープ。
こちらももっちりとした中太麺で、噛みごたえがよく、
おいしくいただくことができた。

そして最後。Jiraigen(地雷原)の「我流旨味ソバ」。

鶏・豚・魚介のトリプルスープというふれこみだが、
そのとおり、あっさりしているけれどふんわりと
動物系の出汁が利いていて、ほのかに魚介が薫る。
コクがあって、麺もいい香り。
どれもおいしかったが、ここが私には一番しっくり来た。

聞いた話ではBee Hiveの「冷塩ロック」がかなりいいらしい。
今回は売り切れで食せなかったが、
9/20までの間にまた静岡に行く機会はあるだろうか。

ラフな気分で

先日の伊勢神宮参拝ツーリングの後、
一緒に行ったToYoPaPaさん、和尚さんと
ツーリングの「反省会」と称して飲み+食事に
湖西市新居町の国道1号現道沿い「しらはま食堂」へ。
基本的にはトラックドライバー向けの食堂なのだが、
結構地元のオジサンや若い衆も利用している。
私自身も何度か訪れたが、ずいぶん久しぶりだ。
お目当ては「ホルモン」&「豚バラ」
これを各テーブルのコンロの上で網焼きにしていただく。
さっそくメモ用紙に注文を書いておばさんへ。

生ビールをいただきながら、固くならない程度に焼けた
熱々のやつをタレに漬け、かみかみしながら
湧き出る汁とともにビールを喉に流し込む。
「最高ですね! 」(by 福山雅治)
もう1種類、豚バラ肉。
こちらはつけ込まれているタレの味と肉汁が非常に美味。
このホルモンと豚バラを交互にいただきながら、
道中のいろいろなできごとを思い出し、笑った。
「焼き肉に行くぞ」と言うと構えてしまうし、
頼むものはせいぜい肉と野菜とキムチ、と固まってしまうが
こちらはトラック食堂なので、メニューは豊富。
肉を焼きながらポテサラや冷奴、どて焼きなどもいただいたり
〆にラーメンや豚汁・貝汁・ご飯ということもできる。
ラフな気分で出かけられるお店だ。

食べ比べてみたい。

昨日は午前中、仕事で職場に顔を出した後、遅い昼食を
浜松・下飯田の「くろたろう」というラーメン店でとった。
前々から磐田に行く際に1号線からよく見え、
独特の大きな看板と、満車の駐車場で気になっていた。
以前は居酒屋さんだった建物で、そのためか、
中のつくりもそれっぽく、ラーメン店の割には多い座席数。
店の名と同じ「くろたろう」を注文した。

とんこつをベースにしつつ、マー油をのせたスープ。
ただ先日訪ねた御前崎の味わい亭とはまた少しちがう、
にんにくの香りが強くて味も濃い印象。
麵は中細。ストレートだがよくスープと絡んでいい味だ。
総じて言うと濃厚でおいしいのだが、油っぽいこってり系が
苦手な人、特に年配の人には、評価が分かれような気がする。
(もちろん、これ以外のしょう油、塩、みそもある。)
磐田に行く途中としては、同じはやたろう系の店が
馬郡にもあるので、今度食べ比べてみたく興味が出てきた。

願いかなって


昨夜は可美の「市楽」という店を訪ねた。
世話になっているディーラーの近くで、通るたびに気になって、
一度は行ってみたいと願っていたホルモン焼きの店だ。
公共交通機関で訪れるには便が悪く、
気になりつつも、訪ねることはないだろうと思っていたが、
そんな私の思いを「スルッとマルっとお見通し」かのように
だいぶ遅い「新年会」をこの店でセッティングしてくれた。
(本当にNice!!!)
うまいホルモン焼き屋というと、油ですすけて真っ黒、という
イメージが先行するが、ここは違う。
モダンでオシャレ。
それでいて、ジューシーでありつつ、くどくない。

いろんな部位を頼んだが、咬むたびにじゅわっと口の中に
おいしい肉汁や油の旨味が広がる。
それでいて、くどくないのだ。
結構いただいたはずなのに胃にももたれず。
この手のものを食べると、次の日に応えたりするのだが、
今朝はさわやかに目覚められた。
席も満席、繁盛しているようだ。
ホルモンは焼肉屋で予算を抑えるために仕方なく頼むもの
というイメージがあるが、それを覆してくれるお店だった。
焼酎のボトルも置いてきたし、ぜひまた。