「このくにの行方」カテゴリーアーカイブ

おだやかにBS1を見ながらこれを打てる幸せ。


帰る時、職場の門扉を閉めようとしてふり返った空。
「台風一過」というのだろう。キレイな虹と夕焼けだった。
しかし・・・その数時間前までは本当にひどい風だった。
中学生の時に台風が直撃し、校舎の窓ガラスが割れたり、
「目」の中に入って青空を見上げたりしたことがあったが、
それ以来ぐらいの直撃ぶりだった。
猛烈な風は100kg前後あるであろうその門扉をひっくり返し、
浜松では大型トラックをひっくり返し、停電を引き起こし、
国道1号バイパスを通行止めにし、現道も大渋滞にし、
抜け道では沿道の木や竹をなぎ倒して道路にはみ出させ、
新幹線や在来線を止め・・・、
あと、私のカブをひっくり返しやがった!!!
ホントにひどい話だ。
近所にある大切な文化財ではこんなことが・・・。

門が倒壊。(SMZさん、情報TNX)
この門は文化財でもなく歴史的な価値もないが、
私が物心ついたころからその文化財の正面に建っていて、
シンボル的な存在だっただけに、驚きだ。
市はこれを機に早急に、既に計画中の史実に基づいた
本格的な門を再建する作業に着手してほしい。
それにしても、大変な台風だった・・・。
被害に遭われた皆さん、お見舞い申し上げます。

景観が・・・。


月曜日から今日まで仕事で山の中へ出かけてきた。
この地を仕事で訪れるのは20代の終わりごろ以来。
少し離れたところでは第二東名の工事で
地形自体が変わるという大変化が起きているのだが、
(開通したらもっと変わることだろう。)
山の中らしく、木々の枝ぶりが少し大きくなったのと
近くにあった牧場がなくなったぐらいで
景色には大きな変化がなく、田舎って、自然っていいな、
と思っていたのだが・・・ビックリ!!!!
山の稜線上に巨大な風力発電の風車が5つ、6つ、7つ・・・、
まだあっただろうか・・・。
何も変わらない森の中で、この変化には少なからず驚いた。
自然たっぷりの、日常を忘れられる景観が・・・。
残念に思いつつ、昨今の電力情勢を考えると
仕方ないのだろうか、とも思った。
でも、やっぱり・・・山、森のある風景の中には
似合わないなぁ・・・。

連休の谷間で考える。(昨日サボっちゃったから)

「連休中は毎日更新」とか言ったのに、昨夜は寝ちゃって×。
目が覚めたら日付が変わってた。ということで、今日更新。
今日は仕事から帰ったら大きなニュースをやっていた。
菅総理が浜岡原発の全原子炉の停止を要請するとのこと。
以前より私は、「原発はエコなエネルギー」という言い分は
ちがうと思ってきた。
火力発電がCO2を出すからエコではない、というのなら、
放射能を含んだ核廃棄物を生み出す原発など論外だ。
だから、安全性が保証されない現状で停止、というのは
当然の判断だとは思うが、心配なのはあの人お得意の
瞬間的な「思いつき」で決めたのではないか、という点だ。
(消費税発言から始まり、震災後の場当たり的な対応等。)
夏の電力需要、原発に関わって生活している人たちの今後、
地元への影響など「何とかなるだろ」的発想ではたまらない。
思えば、3日に震災以来初めて東電管内に足を踏み入れた。
夕方の武蔵小杉駅はこんな感じ。

照明や看板などの電気の半分が消えていた。
コンコースは薄暗く、改札機もエスカレーターも一部停止。
その後、横浜経由で帰ってきたのだが、街の薄暗いこと。
「ブルーライト・ヨコハマ」って歌が幻想に思えた。
東電管内の停止原発が再稼働する見通しがない中で
この状態は当面続くことだろう。
それがいよいよ他人事ではなくなってくる。
本気で節電を考えねばならない。
と同時に、原発に替わる本当にエコなエネルギーについて、
国としても真剣に考えていくべきだと思う。

YOU’LL NEVER WALK ALONE!

東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ
がんばろうニッポン!
日本代表 2-1 Jリーグ TEAM AS ONE @長居スタジアム

現地で見たかったなぁ、そして「参加」したかったなぁ。
チケットは瞬時に完売して手に入れられず、
仕方なくテレビ観戦となったが、いいゲームだった。
被災者を支えたい、という思いを選手たちが共有していた。
また、チャリティーマッチだからと言って
ぬるいゲームになることもなかった。
精一杯プレーする姿を見せて東北にパワーを送ったことに
大きな意義があったと思うし、素晴らしい内容だったと思う。
確かに代表の「強化」にはならなかったかもしれない。
でも、ザックお得意の3バックを初めて試して、
スタメン組の時間帯では前への飛び出しなども結構できていて、
得るものはかなりあったのではないだろうか。
東北地方の復旧・復興が進み、一日も早く平常心でサッカー
観戦ができる日が戻って来ることを願いたいと思う。

「チカラを一つに」


2~3日前だったと思うが、新ユニのレプリカが届いた。
私自身は磐田のレプリカは「カラス付」でなければ買わない
(つまり、Jか天皇杯でタイトルを取った翌シーズンに
 その証である八咫烏のワッペンがついた時に。)
と決めてきたのだが、今回はシーズンチケットを買った際に
「安さ」+「いつまでも「NAKAYAMA」を引きずっていては」
と考えて購入することにした。
背番は「1 KAWAGUCHI」に。
10年以上日本サッカーを引っ張ってきた能活が今、私たちの
磐田にいる証を背中に背負って戦いたい、という思いを込めて、
あえてGKジャージとは色が違うことを承知で購入した。
しかし・・・これを着て出陣するめどはまだ立っていない。
震災復興だけでなく、福島第一原発の予断を許さない状況が
リーグ再開に暗い影を落としている。
命がけで戦う作業員の方たちの苦労がどうか報われますように、
そして一日も早い復旧・復興が進みますように・・・。