「この「地域」の行方」カテゴリーアーカイブ

この町で生きていく。

20150208izumikai

この週末は、新居関所前にある味楽酒房豊千にて、
近所のオジサンたちとの新年会だった。
今回集まった中では自分が最年少なのだが、
みなさん気さくに話してくれて、楽しいひとときだった。
オジサン大勢で、低予算・飲みメインの新年会なので、
大皿で豪快に出てくる料理がメインだったが
刺身も焼き物も揚げ物もおいしくいただいた。
中でも牡蠣の天ぷらはよかった。
というのも、前にここにも書いた牡蠣小屋で手伝いをし、
サイドメニューに牡蠣フライや牡蠣の天ぷらもありながら
お客さんのところに運ばれるのを見てるだけだったから。
肉厚でほくほくとおいしかった。ぜひまたいただきたい。
こういうつきあいを面倒に思う時期もあったが
老いるまでここに住み、生きていくからには、
このつきあいはこの先もずっと続いていくわけで、
いざという時には互いに助け合わなければいけないし、
やっぱり大事にしなきゃな、と思うようになってきた。
今度は総会かな。その時も「飲み」だなぁ。

地元みんなで盛り上げたいものです。

20150207izumimachi_kakigoya

地元町内会の商店主の皆さんたちが、この冬の毎週末に
近所の歴史的文化財の横でイベントを行うということで、
私たち地域住民も当番制で手伝いをすることになった。
何のイベントかというと、焼き牡蠣体験ができる
「牡蠣小屋」を開設したのだ。
地元産の肉厚プリプリの牡蠣を殻のまま提供し、
お客様に自分たちで焼いて食べていただくというもの。
こんな感じ。
2015_izumimachi_oyster

私は数年前、別の場所で同じ食べ方でいただいたのだが、
そのとき思ったのは、
「うまい!!!」
の一言だった。
殻の中で焼かれるうちに、身から出た旨味のある汁が
だんだん煮詰められてその味が濃縮され、
食べるとその香りが口いっぱいに広がるのだ。
お客さんが召し上がっているのを見て、
今度非番の時に来て、一杯飲みながらいただきたいな、
というのが本音だが、
今回はそれを腹の中に押し込んで
お客さんの受付と会計、牡蠣の引き渡しなどを手伝った。
でも話を聞くと、遠くから大勢来てくださっていて、
楽しみにしてくださっている様子。
待ち時間に私たちの町の自慢でもある歴史的文化財を
じっくり見学してくださる方もいて、
地元民としてはうれしい限り。
合併してから、どうにも新市に取り込まれてしまい、
存在感としてはちょっと薄められつつあるこの町だが、
こうやって、何とか地元を盛り上げたいという気運は
高まって来ている部分もあるのかな、とも感じている。
あと2回手伝うことになりそうだが、
大勢の人に楽しんでいただければと思う。

これができるまではある意味、わが家は「未完成」なのです。

土曜だというのに、朝からわが家の横でコンコンと
心地よい槌音が鳴り響いていたので、のぞいてみた。
20141213oogomon_ashiba_and_yane

わが家から見て、道路を挟んだ東隣には、
全国的にも大変価値の高い文化財があり、
「大御門」と呼ばれる大型の門を、
江戸時代のように復元する作業が進められている。
先日、基礎を作り始めたのは知っていたが、
今日見てみると、柱はもちろん、棟上げが完了して、
既に建物としてのおおよその形はできているような、
そんな気がした。
別にこれは私の家の一部でも何でもないのだが、
来年3月のできあがりが楽しみだと心底思う。
この門ができるということはかなり前から聞いていたので、
今のわが家を建てるために設計をお願いした時には、
外観デザインもこの門に合わせてもらえるようにお願いし、
今のわが家ができあがった。
この門と、周辺の整備作業が完成することによって、
ようやくわが家もこの「街の景観」の一部として
「完成」することになるのだと思う。
でき上がるのが楽しみだ。

受賞、おめでとうございます。

皆さん、お久しぶりです。
あの日以来、何だかブログをアップする気になれず、
仕事するか、グータラするかして日々過ごしていました。
ところで今日、浜松西高校を訪れる機会がありました。
帰るころには陽も沈み、あたりは真っ暗だったのですが
上を見上げたら・・・。
20141211nobel

まあ、見事に青い色で・・・。
(ちなみにこの左には「祝」と赤字であったのですが。)
でも、後輩の現役高校生にとってはいい刺激になるし、
部活帰りにこれを見上げるたびに、
何とも言えない「誇らしさ」が心に宿るのだろうな、
そう感じました。
見ているうちに、こんな偉業には手が届かないまでも
私も、思いをもって自分の仕事をがんばってみよう、
そんな気になってきました。
受賞、おめでとうございます。

新幹線使って、イベントをハシゴ

磐田と松本の結果は知っている。
だけど「盛り上がる方優先だ!」ということで、
盛り上がらない話題は先送り。

今日は2つのイベントを「ハシゴ」した。
20141102hatagoatsuri

ホントは朝から静岡に行く予定だったのだが、
地元町内会の自営業の皆さんが、地元の文化財とからめた
イベントをやるということで、声をかけられたので、
午前中は、近くの横断歩道で交通整理を手伝った。
もっとこぢんまりしたイベントかな、と思っていたら、
どうしてどうして、結構な人数がやってきて大盛況。
行政主体ではなく、住民(商業者)主導のイベントなのに
市長さんは来るは、私の本社のトップも来るはでびっくり。
でも、上からでなく、地元からなのにこれだけやっちゃう、
っていうのは、この町、くたびれてるように見えて、
実は底力あるんだな、ということを感じてうれしくなった。

そして午後からはこちらへ。
20141102yabe1

やはり、行かないわけにはいかないのだ、大道芸W杯。
朝出遅れた分、飲んだくれてないで回らなきゃ、と
まずは毎年恒例のディアボロ、矢部亮。
例年と基本的な流れは変わらないのだが、
隣合わせたファンとおぼしき若いお母さん曰く、
去年とは少し技が変わっているとのこと。
そう言われてみれば、そうかなぁ。
何はともあれ、技のクオリティは例年通り高く、
その迫力に圧倒されっぱなし。
そして、自分の限界を超え、自らを極めるために
チャレンジし続ける姿勢が見ていて気持ちよい。
そんな彼を見ないと、やはり大道芸気分になれないと
夜のナイトパフォーマンスでも彼を見た。
20141102yabe2

光るディアボロが夜空に打ち上げられる様は、
まるで花火のように美しかった。

もう一人すごいと思った人、
けん玉師 伊藤佑介。
20141102kendama_ito

動き一つ一つが美しい、としか言いようがない。
素早さあり、和風のメリハリ効かせた動きあり。
これらの画像をみると、私は札の辻に張り付いて
そこで一日過ごしていたかのようにも見えるが、
結構駿府城公園の方にも歩いてましたから。

ただ、どうしてもスケジュールを合わせられず、
結局、もう一人の「肝心な人」を見られずじまい。
ということで、明日も行きます!!!