待ち遠しかった週末

先週末、aikoの大阪ライブの後は新幹線もないので、
2週連続のカプセルホテル泊に。(意外と好き(^^;))
翌日、朝風呂を浴びてからチェックアウトして、
「ブランチ」をいただきにうかがったのは、こちら。


大阪、梅田の「インデアンカレー」。
もう10年近く前からその評判を聞きながら、
なかなか訪れることができずにいた店だ。
先日、テレビ番組で見たのを機に、今回こそと来店。
テレビで見た時と同様に「たまご」を加えてみた。
第一印象、今ひとつ、旨味が・・・。
ちょっと甘口っぽいし・・・って!?
「!!!!」
それほど辛くもない、と思ったのもつかの間、
口の中で味変!!!! 辛口に転じたのだ。
ただ、ジャワカレーじゃないが、「さわやかな辛さ」だ。
ポッと来てさっと引く、しつこくない辛さ。いい。
このスパイシーさなら、食欲が刺激されて
大盛りでも行けるかも、などと思ってしまった。

ブランチ後は京都へ。
もしかして暖冬だからまだ紅葉が見られるかも、と
甘い期待をして南禅寺や永観堂へ向かってみたが・・・。


さすがに「終了」かな(^^;)
ところどころに「名残」は残るものの、寂しさを感じる紅葉。
次回は人が多くてもピーク時に来たいな、と思った。
最後に。


京都に来たからにはここに寄らねば、と清水寺へ。
改修中だったのは残念だが、
これはこれで修理の様子もうかがえて好機だったかなと。
いつか、このカバーが外される時を楽しみに待ちたい。

ホントにものすごい先週末だったな、と今さらながら思う。
実は、金曜日は仕事で高槻市にいた。
翌日にaikoのライブが大阪で、ということだったので
当初は金曜日は京都に宿泊し、日中少し京都を楽しんで
翌日夕方、フェスティバルホール入りできればと思っていた。
しかし、最終節の終了間際の逆転負けで、事情は変わった。
土曜日の磐田のゲームのために、金曜夜は自宅に戻り、
運命の一戦を観戦するという、関西と遠州の往復を強いられた。
その時は気持ちは高揚していたのでよかったが、
さすがに今週は身体に堪える。
やってきた週末、寝放題の週末、嬉しい(^^;)

「シアワセ」

aiko Live Tour “Love like Pop” Vol.20
@大阪市北区 フェスティバルホール(Live)


「よかった、並ばなくて。」
それは確かに後ろ髪を引かれる思いだった。
田口のFKからの2点目が決まって、楽になった後とはいえ、
タイムアップまで見届けたい気持ちはあった。
しかし16時36分までに浜松駅に入らねば間に合わない。
そのためにも、ピッチ上の彼らを信じてタクシー乗り場へ。
おかげでタクシー待ちすることなく、スムースに乗車できた。
車中DAZNで結果を見届けた後は気持ちをaikoに切り替え。
東海道線、新幹線、大阪メトロ御堂筋線を乗り継いで
淀屋橋駅の7番出口を駆け上がり、川沿いの道を西へ。
目の前に見えているフェスティバルホールを目指した。


「よかった、間に合って。」
座席にたどり着き、ホッとしながら照明が消えるのを待つ。
そして開演。
アルバムと同じオープニングナンバー、「格好いいな」の
イントロのピアノソロが流れると、会場は歓声に包まれた。
しっとり、そして力強く歌い上げ、続く2曲目はこれ。


おそらく紅白でも披露されると思われる「ストロー」。
会場は完全に一体感の中。
そこから24曲はあっという間だった。
私がいいと思ったのは、最新アルバムの中のお気に入り、
「宇宙でキスをして」。
メローなピアノ伴奏と彼女のボーカルがよく合っている。
そしてこれまた私のお気に入り、「シアワセ」。
うっとりとした表情で歌う姿が、本当にシアワセそう。
MCでは彼女の温かさがビンビン伝わってくるし、
相変わらずちょいちょいはさまれる下ネタには
笑わせていただき(女の子たちも一緒になって笑ってる!?)、
2度のアンコールを終える頃にはすっかり夢心地だった。


結論から言うと、来てよかった。
途中のMCで「枕元に立ってやる」という話があったが、
先週、敗戦の失意の中で横浜のカプセルに泊まりながら
この大阪行きはあきらめるしかないのかと悩んでいた時、
その夜の私の夢に彼女自身が登場したのだった。
それをきっかけに、電車の乗り継ぎをもう一度確認して、
開演に間に合わせることが可能であることを確認した上で
大阪行きを決めたというスピリチュアルな経緯もあった。
いろんな力が働く中でまた彼女に会えたことを感謝したい。
そして、今度は・・・いつだろう・・・。

そこにあったのは「歓喜」というより「安堵」

2018 J1参入プレーオフ 決定戦
磐田 2-0 東京V @ヤマハスタジアム(磐田)(Live)


残念ながら、残留を決めるタイムアップの瞬間を
スタジアムで見届けることはできなかった。
しかし携帯でDAZNを確認しながら、タイムアップの瞬間、
安堵の気持ちから、体から力が抜けるようだった。
結果だけ見れば快勝だが、実際には厳しかった。
確かに守備はよく集中していたし、攻めも相手の深い所へ
何度も侵入し、得点機を作った。
しかし後方の守備は固く、攻めきれない場面が続いていた。
そんな中で山田から航基へのあの見事なパスは圧巻だった。
たまらず飛び出たキーパーが、倒れ込みながら
微妙に足を上げたのだろうか。航基を倒しでPK獲得、
そして本人がきっちり決めて先制!!!これで勢いづいた。
田口のFKもお見事。壁に隙間を作ってしっかりそこを通す。
今まで決まらなかった不運の繰り越し分かな・・・。
安心して席を立ち、タクシー乗り場に走ることができた。
それにしても・・・、何はともあれやっと決まって安堵した。
「本当によかった・・・。」
ということで・・・「今宵はここまででよかろうかい。」
aikoライブのことについては、いずれまた日を改めて。

間違えるな、明日は「入れ替え戦」ではない。

最終節、1-2でタイムアップした時、
もちろんものすごいショックだったが
まだこの時、私は重大なことに気づいていなかった。
しかしその数分後、スケジュールを確認した私は、
その重大なことに気がついてしまう。


手元に届いた2枚のチケット。
いずれもプラチナチケットだ。
一つは「2018 J1参入プレーオフ 磐田vs東京V」
もう一つは「aiko LOVE LIKE POP Vol.20」
日付はいずれも12月8日、そしていずれも午後開催・・・。
開催場所は片方は大阪。もう一方はもちろん、磐田。
aikoの方はこんな残留争いを予想していなかった頃に
申し込んで当選したものだ。
2つの日付が同じ日であることに気づいた私は悟った。
どちらか一つを選ばなければならないことに。
そこからの私は、プレーオフに回ったショックと同時に、
選ばねばならない苦悩にも悩まされることになった。
来季もこのカテゴリーで戦う資格を得るための戦い。
何が何でも参戦せねばならない。
しかし、aikoも言う。
「みんなと過ごしてる時間が好きやー!」と。
いずれのチケットも、取りたくても取れなかった人が
何千、場合によっては何万といたはずかもしれない
それを放棄するなんて、できるだろうか。
4日間考えてきたが、結論を出した。
「いずれも行きます!!!!」
後半終了直前にスタジアムを飛び出し、磐田駅へ走る。
何か一つトラブルがあるだけで、歯車が狂い、
大阪に着く頃には夜中になってしまうかもしれない。
それでも、全てがうまくいくことに賭けてみる。

明日後半終了前、安心して席を立てることを願いたい。
そのためにも「入れ替え戦」だと思ってはいけない。
そんな上から目線のスタンスでいられるほど強くはない。
例年なら、この順位はもうJ2行きが決まっているのだ。
そう、一度落ちたと思った方がいい。
落ちたところから這い上がるために争う、
それが明日の入れ替え戦ではない、「プレーオフ」なのだ。

海を越え、山をめぐり、手を合わせる。

あれから2日。
少しずつ現実を受け止められるようになってきた。
それはあの悲劇の次の日、海を越え、山をめぐり、
仏様に手を合わせて心を癒やされたからかもしれない。


まず、海ほたるという場所に行ったことがなかった。
ならば、訪ねればぽっかり空いた心が埋まるかもしれない。
川崎駅前から路線バスで、海底トンネルを抜けていく。
海の真ん中に強引に作られた人工島のパーキングエリアから
自分が今、海の真ん中に立っている不思議と、
生きているかのように行き交う車の流れを見て楽しんだ。
続いて、セブンマイルブリッジにはかないっこないが、
海の中をまっすぐ進む道を進んで木更津へ。
内房は市原までしか行ったことがなかったが、
木更津から未知の世界にふれてみるべく南下。
内房線を浜金谷で下車し、鋸山という山岳寺院を訪ね、
急な山中を修験者の如く歩いて、手を合わせて回った。


これ、大丈夫!?
地獄のぞきっていうらしいけれど、なかなか強烈。
(実際、立ってみると足がすくんだ。)
それにこれ、どうやって作ったんだ!?


この観音様や大仏など、
中国やインドの奥地かよってぐらいにスケールがすごい。
自分と家族の健康・安全と、ジュビロ磐田の残留を祈願。
何とか、かなえていただければ、と思わずにいられない。