「家づくり」カテゴリーアーカイブ

「当たり前にそこにあったもの」

新しい家に引っ越して1ヶ月以上が過ぎたが、
いよいよ古い家を取り壊すことになり、
明日、業者さんが作業にかかることになった。
昨夜は遅くまで古い家に残っていたいろんな物を
捨てる物とそれでも新しい家に移す物に仕分けし、
廃棄物用コンテナに放り込んだり、運んだりした。
最後に、子どもの頃から過ごした自室で
部屋の雰囲気、窓からの景色などを記憶にとどめながら
缶ビールを一杯。

あんなボロ屋でもこれでお別れかと思うと寂しいものだ。
先週末に続いて夜ではあったが、デジカメでパチパチ。
記憶だけでなく、記録にも残した。
明日、仕事から戻る頃にはまだ完全に解体は終わらないにせよ
その原形はかなり失われていることだろう。
この冬は中山だけでなく、もう一つ、
私にとって「当たり前にそこにあった(いた)もの」を
失うことになった。

カインズとエイデン通いの果てに・・・


忘れていたが、新しい家に越してから既に1ヶ月が過ぎていた。
当初はよその家かモデルハウスに宿泊でもしたかのような
落ち着かない感じに戸惑っていたが、
だいぶ落ち着いて、自分の家という感じがしてきた。
積まれていた段ボールもだいぶ片付き、自分の部屋からは消滅。
(もっとも家全体にはまだまだ残っているが。)
住んでみて必要を感じたカーペットやゴミ箱なども購入し、
風呂の入れ方や各種の新しい家電にも慣れてきた。
今後は来週始まる古い家の解体前に、
何とか荷物を全て運び出し、生まれた時から過ごした家を
見送ることが大きなイベントになりそうだ。
仕事は多忙期に入ってきたが、旧家各所をデジカメで撮影し、
記憶だけでなく、記録にとどめたいと思う。

どこかに合宿?


今日から新しい家に移った。
朝も早くから引っ越し屋さんは来る来る。
近所では全国的なイベントがあって、
ものすごい人が行き来する中で、ドタバタと荷物を移した。
引っ越し屋さんの方で荷物や家具を運んではくれるものの
(すごいよね。さすがプロ。力はあるし、要領はいいし。)
気はずっと張ってるし、
古い家から新しい家、階段も昇ったり降りたりして
足も張ってるし・・・。
あっという間の一日だった。
とてもとてもまだ落ち着いたとは言えず、
どこかに合宿に来たみたい。
明日からこれが日常になるなんて、ちょっと信じられない。

とりあえず、今日は荷物を一つだけ


5月11日の着工以来、5ヶ月と少し、
ついに引き渡しの日がやってきた。
建物自体は既に先月末にほぼできあがっていて、
その後何度も中に入って建物内の様子を見ているので、
これがわが家か、という新鮮味は感じなかったし、
住み始めは来月1日ということもあって節目感も感じず、
何か中途半端な気持ちで引き渡しを受けた。
とはいえ、これで登記上も自分の建物。
もう留守中に業者さんがカギを開けて
何か作業をする、ということもない。
そういう意味では、責任感を感じる。
今日は火災保険の仮書き換えも行ったし、
今後は新しい家具や家電も届き始める。
住み始めまでに少しずつ荷物を移して
1日の最終引越しを迎えたい。