「私のすきな音楽」カテゴリーアーカイブ

「音楽は時間を超えることができる。今夜、ここでそれを証明しよう。」by 佐野元春

(BGMには佐野元春の「約束の橋」をどうぞ。)

夏の「スポークン・ワーズ・セッション」から4ヶ月。
佐野元春のライブが浜松窓枠であり、昨日行ってきた。
丸倉に車を停めて板屋町の交差点に向かうと、そこは長蛇の列。
オールスタンディングということで、皆さん並んでいたのだ。
チケットに入っている整理番号を見せて入場、スペース確保。
前半は最新作「COYOTE」から。
アルバムと同様、シンプルなビートで、ストレートに心に届く、
そんな曲の数々だった。
後半はさすが30周年アニバーサリーライブ。
「もしぃ知っていたらぁ、一緒にぃ歌ってください。」と、
「約束の橋」「Young Bloods」「SOMEDAY」「アンジェリーナ」
「ダウンタウンボーイ」、そしてこの季節ならではの
「Christmastime in Blue」が来てしまうともはや涙もの、
今日のタイトルのとおり、初めてライブに行った19歳の頃に
タイムスリップしたかのような懐かしい気分に浸ってしまった。
聞けば浜松でのライブは16年ぶり、「浜松市民会館」以来とか。
(それ、記憶にあるなぁ。「The Circle」の頃だ。)
家と職場の行き帰りだけになりつつあった最近の自分の生活に
ガツンと響く、そんな素敵な時間を過ごすことができた。

ある時は夢見る少女、ある時は艶っぽい女、そして・・・

すっかり夏休みに入って怠惰な生活をしている。
就寝起床の生活リズムだけは保っているが、
宿題はしない、本は読まない、ゴロゴロ・・・、
子どもよりたちが悪いかも。
でも、外出時だけは夏の気分を出して、ということで
この夏のヘビーローテーションはこれ。

西野カナとかも聴いてみたけれど、やっぱり自分には
原坊が合ってるみたい。
この人の凄さってのは夢見る少女、艶っぽい女、母性、
いろんなタイプの女性の声色を使い分け、
その詞・曲の世界を表現できること。
今回のアルバムはソロだけでなく、サザンの曲も含んでいて
バラエティに富んだ内容になっている。
一方、ベスト盤でオリジナルアルバムではないため、
テーマ性というか、世界観というかはバラバラではあるが、
夏に車を走らせながらライトな気分で聴く分にはいいかな。
ただ、時折かぶってくる桑田佳祐の声を聴くと気持ちは複雑だ。
早期とはいえ、がんはがん。
万全を期しての開胸手術とはいえ、本当に取り切れたのかは
経過を見てみないとわからない。
それに心のどこかで再発を恐れながら暮らしていくという
その精神的重圧は本人も、家族も大きいだろう。
(親父を見てきたから、その重さはよくわかる。)
どうか病気に打ち勝って、
この先も夫婦で素敵な作品を世に送り出せるように
元気に帰ってきてほしい。

「今日はぁ、ここにぃ大勢集まってくれてぇ、どぅもありがとぅ!」


今池のボトムラインで行われた佐野元春のライブに行って来た。
デビュー30周年のアニバーサリーライブだ。
前回、彼のライブに行ったのは20周年のアニバーサリー。
その時も確か同じ名古屋だった。ということは10年ぶりだ。
とは言え今回はいつもと趣向が異なり、初めは戸惑った。
全く彼が「歌」を歌わないのだ。
バンドの演奏にかぶせてひたすら詩を朗読するというもので、
アンコールも含めて最後までこのスタイルは崩さなかった。
彼がこのようなスタイルのCDを出したり、
ライブをしているというのは聞いたことがあるが、
実際にライブで聞くのは今回が初めて。
なるほど、だからツァータイトルが
「スポークンワーズ・セッション」と言うのか。
これはこれで今まで見たことのなかった一面を見られたが、
多少は「曲」が聞けるのではと期待していた自分としては
少し残念でもあった。
ライブは趣向を変えながら来年まで続くようなので、
引き続き期待していきたい。

Ke Naco!

大会もいよいよ残すところ4試合、
ゲームのない日も多くなってきた。
ということで、未明の準決勝を前に今日は雑感から。

気になってるのは、中継のCM前後に入る
「アイキャッチ」と言われるらしい
ラジオで言う「ジングル」のような画像&音声。
既にマニアックな人たちの間でネット上で取り上げられているが
劇団四季フリークのm-takasuとしてはこれは見逃せない。
「どう考えても、ライオンキングを想起させるでしょ。」
いやはや、動画、そして音楽とも、よくできてる。
この手の画はスカパー!中継の始まった’02以来注目しているが、
アフリカらしさ(行ったことないから勝手なる想像)、
リズム感、ハモり具合、
今回ほど私のemotionが反応したものはない。
あぁ、また四季劇場に行きたくなってきた。
静岡の「マンマ」もまだ手配してないし・・・。
ああ、うずうずする!

「きっと僕らは・・・」

忙しくて買ったまま聴いていなかった
ファンキーモンキーベイビーズのCD、
「ヒーロー/明日へ」をやっと聴くことができた。
ホーム最終戦の時、オーロラビジョンで流されたあの曲だ。
初回限定版B(中山の顔写真がジャケットに入ったもの)には
中山が出演しているPVが入ったDVDがついている。
フィクションであることは重々わかっていながらも、
おや? という人が出演しているとか、卒業年がちがうのではとか、
岡部町(藤枝?)ならバスは遠鉄じゃなくて静鉄では、とか、
高校時代のユニフォームは藤色の方がいいんじゃないとか、
ある意味つっこみどころ満載で、笑っちゃう部分もあるのだが、
「中山雅史」へのリスペクトと、丁寧に作った感が伝わってきて、
彼が磐田を去るこの時期に聴くと(見ると)ちょっとウルっと来た。
中山の「磐田卒業に向けての送る歌」・・・かな。

(所属レコード会社から投稿された動画なので、著作権的には
 OKだと思いますが。)