「私のすきな音楽」カテゴリーアーカイブ

NHKの「SONGS」みたいな空気感ではあった。でも・・・。

aiko Live Tour “Love like Rock” Vol.9「別枠ちゃん」
@Zepp Tokyo(streaming)

人を集める、それも閉鎖空間に集めることについて
国が形の上での「要請」に、世論の同調圧力が乗っかって
事実上の「指示」という形になるのは本来いかがかと思う。
また、楽しみにしているオーディエンスの気持ちを考えたら
何とかやれるものなら、という思いもあったと思う。
ただ、今この国が置かれている厳しい状況の中、
強行したところで「そこで何かあったら」と考えると、
その判断は慎重にならざるを得ない。
ましてや「ライブハウス」であんなことが起きているなら
迷うのはなおさらだ。
aikoにとってかなりつらい判断だったことだと察する。
そのような中、無観客ライブをライブ配信しよう、という
発送になるのは自然な流れだと思う。
ただ、いくら自分はやりたいと考えたとしても、
「利潤」を生むことはないにもかかわらずセットを組み、
カメラ割りも考えてリハをやり、配信態勢を整えるのは
営業面で「割に合わない」はずだ。
それでも彼女はライブ配信することを、
それも「無料」で行うことを選択した。
aiko自身の責任ではないにもかかわらず、
機会を奪われてしまったオーディエンスへの思いをこめて、
そして自分の中にわき上がるやりきれなさの持ってきどころを
探しながらの約80分だったのではないだろうか。
ライブは素晴らしかった。さすが彼女。
サポートメンバーからも思いは伝わってきた。
ただ・・・、
「あえて客席を映さない」カメラカットや、
そして一曲ごと終わるたびに訪れる静寂に違和感。
そして2回目だったか、MCで見られた彼女の潤んだ目に
「誰もいないホールでスタジオライブのような雰囲気で
 やってるのか・・・。」
と思うと、そのたびにせつなくなった。


でも、あえてもう1回言うけれど、
「ライブは素晴らしかったよ(^^)/!!!」
3月15日までの限定配信、毎日観たい!!!!ヾ(〃^∇^)ノ

あれからもう1年経ちました。

aiko Live Tour “Love like Pop” Vol.21
@さいたまスーパーアリーナ(Blu-ray Disk)

どこでCOVID19を拾ってくるかわからないとはいえ、
「外をブラブラしてちゃ行けない」ってしんどいな。
このサイトに来ていただいている人はよくわかっていると
思うけれど、自分は家にこもっていられない性格。
磐田のゲームがなくなっただけでもダメージなのに、
ライブに行っちゃ行けないとか、
外でラーメン食べちゃいけないとか、
日替わり温泉にも行くとどうなるか知らないよとか、
もうたくさんなんだな。
で、家でできることって言われると・・・読書・・・?
それはまた今度触れるとして、今週末何をして過ごしたか。
それはこちら。


aikoのライブブルーレイ、「My 2 Decades 2」。
特にさいたまスーパーアリーナでのLove Like Pop 21が
収録されているのは、現地参戦した私には涙もの。
確かに彼女のライブは最近御法度のライブハウスで
観てこそ、とも言えるのかもしれないけれど、
アリーナライブにはそれゆえの迫力があるし、
照明、CG、すべて含めたエンターテインメントとして
かなり上質なのでは、と思う。
1年前、数か月後に自分がどうなるのかという不安の中で、
それらを忘れ、非日常の世界に浸らせてくれた
あの夜の「空気感」を思い起こさせてくれた。
彼女にとって20周年を締めくくる選曲にもなっていて、
aiko初心者にはaikoの入門編動画コンテンツとしても
おすすめできる構成になっていると思う。


そんなこと言ってたら、今日この後、22時から
取りやめざるを得なかったライブを、Zepp Tokyoから
YouTubeで無観客配信するとか!?
サーバー大丈夫か!?

We are “Challenger” !!!

Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed in Dome”
@ナゴヤドーム

新型コロナの感染者が続々出ている愛知県の、
これまた不特定多数が何万と集まる真っただ中、
気が咎めたが、マスクで完全防備、手洗いを心がけ、
ナゴヤドームへ。
開演の時間を迎え、照明が消える。
そして「GAME」のイントロが流れ始める・・・。
そこから3時間弱、楽しませてもらった。
曲の間はキレッキレにカッコいい3人なのに、
MCの間はどうしてどうして、お茶目でフレンドリー(^^;)
それでいながら芯が強くてしっかり前を見てると来た。
あの思いを語ったMCの後に”Challenger”を聴かされてはね。
いろいろな意味で心揺さぶられ、ドームを後に。
家に帰り着くまでしっかりマスク。
手洗いも心がけ、不用意に目や口に手を当てないようにした。
時々ペットのお茶を飲む時にマスクを外したが・・・(+_+)
大丈夫か(◎_◎;)

そっちが「コロナ」なら、こっちは「ブルーバード」だっ─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ



「鬼は外!!!ε=┏(·ω·)┛」
と、今年家から外に追い出したいのは、やはり「疫病神」。
さしあたって「新型コロナ」。それとインフルエンザ。
あとは・・・「健診で引っかかりそうな何か」(◎_◎;)
「コロナ」は緊急事態宣言まで出されてしまったのだが、
そんな中、国内での感染者も出ているお隣、愛知県での
「締め切った空間でどこからともなく集まった数万人が
 音楽に合わせて飛び跳ね、息を切らせて声を上げる」
などというイベントへの御招待状が、この週末に届いた。
何というタイミングの悪さか・・・(+_+)
でも、YMO世代としては中田ヤスタカサウンドは
どこかデジャブ的なものがあって惹かれるところがあるし、
3人のシンクロした動きを一度ライブで見てみたかったし、
生でのっちを見たかったし(⊙ꇴ⊙)
(でもこの日のチケットはまだ残があるとか)
何はともあれ、除菌ジェルを携帯し、こまめにうがいをし、
ライブ中はマスクを外せないかな(+_+)
いただいた五社神社の福豆で厄を吹き飛ばすしかない(^^;)

次のライブまで、また健康で。

aiko Live Tour “LOVE LIKE ROCK Vol.9”
@ Zepp Nagoya (Live)


aikoが昨秋に続いてまた名古屋に来てくれた!!
しかし・・・・。
秋の前回もそうだったが、チケットは当たったものの、
今回も出かけるまで「気が重かった」。
オールスタンディング、座席がない=その場を動けない。
段差のないライブハウス=前にデカい人が来たらオシマイ。
そしてとにかく暑い・・・それから、あと何だっけ??
ってぐらい、大変なのだ。
会場前、Zeppの前に若者に混じって並ぶのも体裁悪いし、
スタンディングの“LOVE LIKE ROCK”はもう「卒業」かなぁ、
とZeppに行く前は本気で思っていた。
しかし・・・終わってみて思ったのは、
「やっぱりライブっていいんだよな。」(^^;)
今回も彼女やバンドメンバーがしっかり見える距離。
この位置であのaikoワールドに浸ってしまうと、
Love Like Rock「卒業」なんて吹っ飛んでしまう。
私が知らない曲もあれば、今度出る新曲もあったり。
でも、時間が過ぎるのを忘れるぐらい本気で楽しめた。
またこの空気の中に戻って来よう、そう思えるひと時だった。