残念。
スイスに敗れ、女子カーリングチームの五輪が終わってしまった。
このチームをこの五輪でもう見られないさびしさに
何とも言えずやりきれない思いだ。
1ゲームでも多く、このチームの試合を見たかったのだが・・・。
ただ、この五輪でカーリングの面白さを十分堪能できたように思う。
競技中、目が離せずドキドキして心拍数が上がったり、
「あれがあそこに当たると」と頭の中で物理の勉強が始まったり、
2時間強があっという間に感じた。
「あれがスポーツか?」とか言っていた人には
「ハイライトではなく始めから終わりまでライブで見てみなよ。」
と言ってやりたかったのだが・・・。
ソルトレークからここまでの彼女たちを私は知らないけれど、
会見での言葉を聞いていると、4年の間、本当にいろいろあり、
密度の濃い時を重ねてきたんだなということが伝わってきて、
見ているこちらもちょっと「来る」ものがあった。
プロ以上にプロのような心をもった彼女たちにまぶしさを感じた。
m-takasuさんに同意見です。
奇しくも、このブログでカーリングを取り上げた頃、僕も職場で
「カーリングを見てるとハマるね。」
と話したところです。
カーリングという競技を知ったのはかなり前ですが、おそらく多くの人も同じ印象ではないかと思いますが、あの箒のようなモノで掃いている姿の滑稽さばかりが目についていました。しかし、長野五輪で様々な競技が中継される中で、カーリングを見てそれまでの印象が180度変わり、奥の深さに興味をもちました。
そして、今回の女子チーム。いかにも「普通の人」とてもアスリートには見えない雰囲気ながら、あのストーンの絶妙なコントロール技術と戦略に参ってしまいました。今回のオリンピックでたぶん一番長く中継を見た種目だったと思います。