3日間の旅が終わった。
最終日は、朝一でまずここを訪ねた。
やっぱり、札幌に来たらここを訪ねないと。
と言ってもマニアックな人にしかわからない名所であり、
マニアックな人にしかわからない聖地、南平岸高台公園だ。
私が訪ねると、既に「マニア」の先客が数名。
みんな思い思いの場所から斜面を見上げたり、
好みのアングルを選びながら写真を撮るなどしていた。
私もペットボトルの水を口に含みながらしばらくぼんやり
緑の斜面を眺めたり、画像を撮ったりして過ごした。
あの4人がここで前枠、後枠の収録を行っている姿が
目に浮かぶようだった。
そしてここを早めに切り上げたのは、こちらに時間を
たっぷりとかけたかったから。
北海道博物館。
先月オープンしたばかりとのことで、結構な混雑。
超目玉の展示物はなさそうだったが、ここのすごいのは
北海道を「日本の最果ての地」として見るのではなく、
北東アジア、太平洋北東部地域の北海道、という見方で、
本州とは異なる歴史の中で
どのように独自の文化をはぐくみ、日本に、世界に、
影響を与えてきたのか、という「北海道目線」で
展示が作られていること。
例えば、北海道は縄文文化以降、弥生文化に移行せず、
「続縄文文化」をはじめとする独自の文化を歩んでいた
とか・・・。
北海道の歴史と文化を理解したかったら、
北海道、道民のアイデンティティを知りたかったら、
ぜひ訪ねてみるとよいと思う。
昼過ぎに新千歳へ。チェックインして最後の昼食。
どんぶり茶屋新千歳空港店の三色丼。
カニ、イクラ、ウニが乗った丼を、これまた最後の
サッポロクラシックをのどに流し込みながらパクつく。
丼というには少し小ぶりだったが、
3日間食べたいもの食べてきて、おなかがくたびれ気味の
私にはちょうどよいぐらいで「〆」にすることができた。
しかし飛行機ってすごいな。
今日15時近くまで北海道にいたにもかかわらず、
普通に家で夕食を食べて、ごろんと一休みして、
そしてこんなブログのアップができるのだから。
今度はいつになるのだろうか・・・、
また北海道に行く機会があるのなら、
札幌市内はだいぶ見尽くした感もあるので、
今度は視点を変えて、函館とかから入ってみたいな、
と思った。
って・・・最後まであの話題には触れないつもりか?
って訳にはいかないだろうなぁ・・・:-)