背番号16、先代7、名波浩の引退発表会見を見た。
「やりきった」と言う笑顔。
14年間、本当に自分の出せるものを出してきたんだと
そんな彼の気持ちが伝わってくる。
また、黄金期についてはその瞬間に立ち会えたということでなく
「強くなるまでのプロセスに自分自身がチームの力になれて
たずさわれたところが一番の思い出」
っていうのは、聞いていてこちらも熱くなった。
忘れられないのは99年5月、国立での鹿島戦。
0-1で残り時間がどんどん少なくなる中、
ゴール左側で得られたFK。
見事な弧を描いてゴールに吸い込まれ、
勝利に望みをつないだあの瞬間。
今でも忘れられないし、
私が生観戦した中での磐田のベストゲームとなっている。
クールな言動の裏側に秘めた熱い「ジュビロ愛」、
ぜひ残り3節、若手に伝えながら
J1残留の力となってほしい。
99年5月5日。今思うと無理をしてでも行っておけばよかったと思う試合です。いろいろな立場でこの鹿島戦を「ベスト」に推す人は多いですね。僕もそう思います。それだけに生観戦して名波の生FKを見ておけばと後悔の意味でも「ベストゲーム」ですね。
僕たちはベンチ裏であるとか練習中、遠征時の宿舎内などでの選手の会話や交流を知りませんが、名波についてはそういった部分での面倒見のよさなどもあったようです。これは指導者としては大切な要素になると思うので、「名波監督」の采配ぶりも楽しみに待っていたいと思います。
田中、河村、森野、藤井、中島の5選手と来季は契約をしないそうですね。
試合出場がほとんどなかった(まったくなかった)若手3人だけではなくベテラン2人も…。
特に、田中誠も…。
確かに、近年はけがも多く、以前のようなプレイが見られなくなってきてはいましたが…。
厳しい世界ですね。
同時に、ジュビロは来季、どんなチーム作りをするつもりなのでしょうか?
ビジョンはあるのでしょうか?