「その場にいたかった。」

2017明治安田生命J1リーグ 第8節
磐田 3-0 鹿島 
@茨城県立カシマサッカースタジアム(streaming)

その場にいたかった、というのが正直な気持ち。
敵地カシマであんな気持ちよく勝つ磐田を見るのは
いつ以来だろう。
カシマと言えば、チャンピオンシップの延長戦で
小笠原のFK一発に沈むところとか、チンチンにやられる
ところばかりを、これまでに現地で見てきたから。
ま、仕事で休日出勤ということでは仕方がないのだが。
でも、本当に見ていて「快感」だった。
右からのクロスをきれいに川又がヘッドで叩き込む姿、
俊輔の強烈な弾道でのミドルシュート、
そして川辺のダメ押し3点目・・・、
そしてそこに至るまでのワンタッチをはじめとする
あうんの呼吸で進む前線へのパス回し。
いずれも美しかった。

2017 JリーグYBCルヴァンカップ
グループステージ A組 第3節
磐田 3-1 FC東京 @ヤマハスタジアム(磐田)(Live)

で、昨夜、ミッドウィークの磐田。
仕事も終わらないし、雨も降り出してるし、
出かけるまで悩んだ。
でも、出かけてよかったかな。
小川航基のゴールも見られたし、
スタメンとサブの差は実は意外と大きく、
改めて我が社の選手層が薄いこともわかったし。
それにしても・・・。



勝つことは勝ったけれど、相手は一人少ないわけで
もう1点ぐらいはほしかったし、最後の1失点は余分:-)

「起こせ、ミラクル!!!」

(BGMにはPerfumeの「Miracle Worker」をどうぞ。)
2017明治安田生命J1リーグ 第7節
磐田 2-1 鳥栖 @ヤマハスタジアム(磐田)(Live)



「奇跡」ってあるんだなぁ。
確かにあきらめてはいなかった。
ホイッスルが鳴るまではなにがあっても不思議ではない、
というのがサッカーというものだと言うことを
J1復帰がかかった東京V戦や大分戦などなど、
これまで何度も見てきたものだ。
しかし・・・何とまたやってのけたのだ。
残り3分で先制されても、選手たちは誰一人として
このまま終わらせようなんて考えていなかったのだ。
冷静に、やさしいボールを折り返す俊輔、
それをしっかり決めるアダイウトン。
彫り込まれたピンポイントのクロスを
ふわっと浮いたクロスをしっかりと落とす川辺、
それを浮かせず、抑えてゴールに打ち込むムサエフ。
まさにみんなの力で勝ち取った同点弾、逆転弾だ。
もちろん、課題もある。
ゴール前を固められると何もできない、
相変わらず決定力不足、などなど。
連勝して上位をうかがうチームになるためには、
これらを乗り越えないと・・・。

最後に背を向けたことも、彼女の信念。

(BGMには、いきものがかりの「SAKURA」をどうぞ。)



(日刊スポーツ紙面より)
一つ一つ丁寧に選ばれ、紡ぎ出される言葉たち。
彼女の誠実さを見事に表した素敵な引退会見だった。
「全部出し切った」、
「自分は頑固」、
(平昌五輪を目指すと)
「言ってしまったことへの葛藤があった」、
そして、
「(フィギュアスケートは)一言で言うと人生」、
ここ最近、嘘八百の政治家の会見が多い中で
心の底から出てくる嘘のない言葉に、
そして本当に密度の高い21年間で、
そこに自分をかけてきたことがわかる一言一言に
心が洗われると共に、
今まで本当にお疲れ様。そしてありがとう。
そんな言葉が自然に浮かんできた。
会見の翌日、ハラハラと散り始めた職場の桜に
彼女の潔さが重なった。

「これが『浅田真央』・・・でした。」


遅い時間ではあったが、帰宅後、テレビをつけた。
ハードディスクの奥からソチ五輪の録画を取り出してみる。
女子フィギュア、フリー、浅田真央の演技。
最後まで通して見る。
「・・・。」
改めて思う。すごい。
いろいろな思いがよみがえる。
ショートで自分に起こった認めがたい事実を
何もできなかった不甲斐ない自分を
それでも受け入れ、乗り越え、前を向いて臨んだ、
あのフリーの演技。
「これが浅田真央です。」
という演技後のアナウンスが全てを表していた。
引退・・・、
「残念」「驚き」「戸惑い」「感謝」、
いろんな思いがうかぶが、一つ言えるのは「尊敬」かも。
その生き様に自分を重ね、自分ももっと高まりたい、と
思わせてくれる数少ないアスリートだった。
今まで本当にお疲れ様でした。

安心せず、おごらず、次につながるように。

2017明治安田生命J1リーグ 第5節
磐田 3-1 清水 @エコパスタジアム (Live)



スミマセン。
アップが遅れたのは、余韻に浸っていたから。
だって、ダービーにあそこまで気持ちよく勝てたのは
いつ以来だろ、と思うぐらい久しぶりだったし、
いよいよ俊輔がこのチームで機能し始めたか、と
実感できるようになってきたから。
初めの2点はセットプレーから。
いずれも俊輔からのFKが始まりだ。
1点目は森下俊が気持ちいいぐらいどんぴしゃりのヘッド、
そして2点目は大井が落としたところをムサエフが。
後半に入ってダメ押しの3点目は流れの中から。
俊輔の前を向いてのパスに抜け出した川又が
同じく飛び出したフリーの川辺へボールを流し、
しっかりと決めたことから。いずれも俊輔が起点だ。
桜も開花が近づく中で、やっと俊輔を中心とする攻めも
花開き始めたように見えた。
もっとも、だからと言って安心できるわけではない。
最後の1点は余分だったし、ポストを叩いたり、
カミンがはじいたりで救われてこそいたが、
実は何度もあと少しで、というぐらい厳しい場面も
あったのは確かだ。
安易に安心せず、おごらず、次につなげるように
策を練ってほしい。
でも、そうか・・・。
次節は俊輔の古巣、横浜アウェーなのか・・・。
まさに「次、勝ってこそ。」だ。