「今季最後かもしれない。」

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「待ちに待った」
日曜日は、そんな思いで開田高原マイアを訪ねた。
思えば年末から5週続けて長野へ、岐阜へ。
かつてないハイペースのシーズンインだった。
しかし・・・その後ぱったりと途絶えてしまう。
開いたブランクは5週間。
用事で行けなかった週もあれば、
天候のため、泣く泣く断念した週もある。
特にここ2週間は天気に泣かされた。
出発前夜に中止を決めたなんてこともあった。
だから日曜の朝は本当にうれしかった。
やっと雪に乗れる、そんな思いで車を走らせた。
そして・・・。
前日の虚しい敗戦も、置いてきた仕事の山も、
これから先の自分の見通しも、すべて頭から消し、
風を切りながら麓へ落ちていくスピード感と
左右交互に足を踏み込みながら、エッジに、板に、
体重を預けていくことで滑りをコントロールする、
そんな楽しさに、約5時間どっぷり浸かり続けた。
よかったぁ(^_^;) ただ・・・、
少しずつ雪の間から顔をのぞかせ始めた草たちや、
時計が進むと共に緩く、重くなっていく雪に
春の訪れとシーズンの終わりを感じて
何とも言えないせつなさ、やりきれなさを
感じずにはいられなかった。

「これが今季最後かもしれないなぁ・・・。」

まだ始まったばかりなのだが。

2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ第1節
磐田 0-1 名古屋 @ヤマハスタジアム(磐田)(Live)
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ここに誇りと自信をもって戻ってきたはずだ。
だから「壁は高かった」とは言いたくない。
ただ、補強は悪くなかったと思っているし、
今の名古屋の状態なら、勝ち点3を積まねばと
思っていただけに、この結果は「悔しい」し、
打ち砕かれた思いだ。
最初の取るべき時間帯に取れなかったこと、
一瞬のエアポケットとも言える時間を作られ
相手につまらない形で得点を許してしまったこと、
そして、その後は相手の自信を高めてしまい、
パスコースを読まれて次々カットされたり
セカンドボールへの出足も遅くなったりして、
全く自分たちのペースにできなかったこと、
などなど、やはり現実をつきつけられたと
言われても仕方がないと思う。
修正はできるのでは、と思う。
ただ、次節が難しい相手であること、
次々節も結構苦手としてきた相手で
やりづらいスタジアムであることも考えると、
続けて勝ち点を失い続けると、先々厳しいかな。
いきなり正念場、という気がする。

いよいよ明日、春が来る。

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夜が明けるのが早くなり、アルガードのCMが流れ、
雪が緩んでスキーシーズンの終わりを感じ始めるころ、
入れ替わるかのように「芝」の季節がやってくる。
2月27日、Jリーグ開幕。
J1という「本来の居場所」に戻ってきた磐田が
どれだけやれるのか、楽しみでワクワクする一方で
補強で固めた金満クラブ相手にどれだけできるのか
不安も大きい。
攻撃はJ1でやれる力が十分にあるように思う。
ジェイ、アダイウトンは間違いなくJ1クラスだし
昨シーズン、精神面で大きくなった小林祐希にも
大いに期待している。
また、左の中村、前線の斉藤といった補強組は
プレシーズンマッチでまずまずの手応えを見せ、
期待できるようにも思っている。
しかし・・・守備は大いに不安だ。
昨季、失点数ではJ2でも下位。
強力な攻撃陣が控えるJ1でどれだけ持つか、
全くの未知数だ。
確かに補強もあったが、DFラインのメンバーを見ると
「どんぐりの・・・」って感じだろうか。
監督が言っている「我々はJ1で20位」というのは
あながち外れではない。
そういう意味では大変厳しいシーズンになる。
まずは今不調の名古屋相手に、何とか勝つことだ。

豪快な笑い声が近所に響いて。

町内会の皆さんでイベントを開くということで、
微力ながらお手伝いの日曜日だった。
私はいつもの牡蠣小屋の受付をさせていただいたが
人が多いこと、多いこと。
ピーク時には60分近い待ちが出てしまったが、
それでも大方の人はイベントを見ながら時間をつぶし、
穏やかに順番を待ってくださった。
(こういう時って一言言いたくなるものだが、
気持ちいい言葉を返していただけるとホントにうれしい。)
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子どもたちの劇もよくやったと思う。
学校の授業でもないのに休みの日に朝から練習し、
大勢の人たちの前で緊張もしたと思う。
お疲れ様、と言いたい。
そして・・・、
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本物だよ!!!
この小さな町内会のイベントによく来てくれたと思う。
やっぱり「つながり」ってすごいなぁ。
そしてイベント主催者の皆様、
本当にお疲れ様でした!!!!

雪をあきらめて

本当は今、この時間、開田高原にいるはずだった。
標高が高く、雪質抜群。
いくら暖冬でも「ここなら間違いない」はずだった。
しかしこの南風が運ぶ異常な暖かさと雨雲。
開田でも「雨」!?
ここが雨ならば、どうしようもない。
(天気予報では志賀の横手山ぐらいのようだ。)
雪をあきらめて、別の過ごし方を考えた。
金曜夜は飲み会。
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豊橋・松葉通り奥のだいこん屋を本当に久しぶりに訪ねた。
2000年、同じチームの後輩が結婚し、
彼の家の近くで飲み会をということで使って以来。
昔風の造りでちょっといい雰囲気の店で
気になっていたがなかなか来られずじまいだった。
雰囲気が変わっていなくて安心した。
そして、土曜日は地元の牡蠣小屋へ。
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今回はお手伝いとしてではなく、お客として。
磐田の観戦でいつもお世話になっている皆さんを
御案内して、私も1年ぶりにいただくことにした。
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まずは焼き台の上に膨らんだ面を上にして
牡蠣を並べて、口を開くまで数分間。
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続いて口が開いて湯気が出始めたところで
すきまからナイフを入れ、貝柱を切りながら殻を開く。
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そして火が通って色が白っぽく変わり始めるまで
数分間、殻を開いた状態で焼いていく。
牡蠣から出た汁が煮詰まりながら
いいにおいの湯気が上がり始めたら食べ頃だ。
味付けはお好みだが、レモン汁少々で十分。
ふっくらとしたジューシーな実を、昼間から
ビールと共にいただく。(歩いて帰れるから。)
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サイドメニューの牡蠣フライと牡蠣の天ぷらも
これまた美味。
申し訳ないが、揚げたてでこれをいただいたら
申し訳ないがスーパーの○島産は食べられない。
遠くからいらした皆さんも堪能していただけた様子で
雪には乗れなかったが、いい週末を過ごすことができた。

来週末は・・・今のところ曇りか。
うかうかしてると暖かくなっちゃうし、
仕事も忙しくてそれどころではなくなってしまう。