「SKI NOW 20XX」カテゴリーアーカイブ

今世紀初NOZAWA

20160123nagano-olympic

前にここに来たのはいつのことだろう。
長野五輪後であることは確かなのだが、
デジタルデータで残っている写真画像に
ここで撮影されたものは見つけられなかった。
ということは、前回の来訪は私が初めて
デジカメというものを手に入れた
2000年ごろより前、と考えられる。
その他、当時スキー場に向かう車中で聞いていた
BGMの発売年代などを遡るなどして考えていくと、
1998-1999シーズン、なのだろうか。
ここ、野沢温泉スキー場。
私が大好きなスキー場でありながら、
結局17年近く、訪れることなく来てしまっていた。
また、ここは私が初めてスキー板を履き、
雪に乗ることの楽しさを教えてもらった、
そんな思い出の場所でもある。
先週末、いろいろな要因がかみ合った結果、
久しぶりにここを訪ねることができた。
「懐かしさ」「新しさ」「気持ちよさ」
「時の流れ」「自分の伸び」「自分の変化」
様々なことを感じながらの2.5日の旅だった。
20160123nozawa_skyline

画像は野沢の名物コース、スカイラインコース。
山頂近くから麓までの尾根づたいのコースで、
左右が開けた視界300度ぐらいの絶景の中、
距離3.5km、標高差885mを一気に駆け下りる・・・
この快感、本当によかった!!!
この他にも昼も夜も、本当に楽しかったので、
「Trip of Skiing」のコーナーに
道中記をまとめてアップしたい。
近日公開。御期待ください。

今日、穏やかに雪を楽しめる幸せに感謝。

20160116kisofuku
今週は「きそふく」!!!
3週間で3回という今季の雪国通いのペース、
どう考えても例年比で考えれば「行き過ぎ」だ。
「あんたの仕事はそんなに暇なのか。」とか、
「いい歳して「お気楽」だな。」とか
いろいろな声が聞こえてきそうだ。
確かにそうなのかもしれない。
ただ、最近私が思うようになったのは、
サッカーのアウェー遠征もそうだが
「行ける時に行っておくべき」ということ。
「行きたいけれど、それどころではない」
という時はいずれ必ずやってくる。
私自身、いつまで健康で足腰立つかわからない。
体のことを考えるとスキーなどとんでもない、
という時がいつかは必ずやってくる。
また、仕事を離れる時が来れば、収入も減り、
これまたお気楽には出かけられない。
さらに自分が健康でも家族が健康でなくなれば
おちおち出かけてもいられない。
そう考えれば、これからの私の人生の中で
出かけたい時に出かけられるという
残り時間は、実は限られている、
と思うようになってきた。
また、スキーならではという点で言うのであれば、
いくら自分がスケジュールを空けられても
同行者と自分のスケジュールが合わなければ
一人で雪国に行くことは難しい、ということ。
かつてこれが合わせられなかったシーズンは、
行きたくて行きたくてウズウズしているのに
1回ぐらいしか行けなかった、ということもあった。
しかし今季はいろんな方から声を掛けていただき
それに自分のスケジュールも合わせられて
その結果3回目という「豊作」になっている。
今回も声を掛けていただいた機会を大事にし、
先週に引き続きであるが、出かけてきた。
きそふくは雪不足で、オープンしてからも
下のゲレンデしか滑走ができない状態だったが、
昨日から上のクワッド沿いのコースが滑走可に。
かなり固い状態ではあるが、降雪機の効果もあって
まずまずのクルージングを楽しむことができた。
何より今日は天気が最高。
南に木曽駒ヶ岳、西に御岳、そして北には乗鞍と、
クワッドを降りた場所から真っ青な空の中、
3つの名峰の眺めを楽しむことができた。
またチャンスがあれば訪れたいと思っているので、
ぜひもう少し天然雪の降雪を期待したい。

最後に。
昨日、軽井沢でのスキーバス事故のニュースが入り、
時間が経つにつれて詳しいことが明らかになってきた。
多くの若い雪好きな「仲間」が命を落としたことが
残念でならない。
冥福を祈ると共に、往路復路の運転の安全について
私自身もこれまで以上に謙虚に注意を払い
楽しかった、と帰って来られるように気をつけたい。

高低差369mを一気に駆け下りる心地よさ。

20160109ciao_mini
年末に乗鞍とほうのき平に行ったばかりで、
「またスキーに・・・。」
と言われてしまいそうだが、今日も早朝より起き出して
チャオ御岳スノーリゾートに出かけてきた。
当初は開田高原マイアに行くつもりで出かけたのだが、
木曽町に入ってから、あまりの道路の雪の少なさに、
これだけ少ないのであればちょっと足を伸ばして
チャオまで行ければ、標高も高いし雪質もいいのではと
急遽行き先を変更することにした。
前回ここに来たのは、もう10年以上前。
「豪雪」というイメージのチャオだったが、
今回もこれだけ「暖冬」「雪不足」と言われる中で
100cmを超える積雪に、踏めばキュッキュッという音。
サクサクとターンができる良質の雪。
こんな雪の上で正面に乗鞍、背中に御岳を背負って
自分の足、腕、腰をコントロールしながら
麓に向かって駆け下りることを4時間近くも続けて
楽しんできた。
(残念なのは滑走可能コースが1.5しかなかったこと。
 私が思うに、ほかを閉鎖しているのは暖冬で雪不足
 だから、という理由ではないのでは・・・?)
近くに濁河温泉という心ひかれる場所がありながら
それを味わうことができずに帰ってきたのが残念。
日帰りなのに当初予定していた行き先より
遠いところに変更し、行きも帰りも30分近く余分に
時間がかかったので仕方がないか。
今回残念だった「温泉でリラックス」については、
また次回以降、これから先のお楽しみ、ということで。
(ということは!?)

つづく。

月日のたつのも夢のうち

昨日、一昨日と久しぶりの「冒険」を楽しんできた。
2006年の12月以来、約9年ぶりのお泊まりスキー。
とても楽しく充実した気分で過ごすことができた。
もちろん、その9年の間にも日帰りスキーには
長野に、岐阜にと何回も行っているのだが、
やはり、お泊まりスキーは別。
日が傾き始めても時間を気にする必要がなく、
「今日は帰らなくていいんだ」と思えるゆとり。
そして、宿に戻れば待っているのは
その疲れた体を癒やしてれる温泉と、
その風呂上がりにいただく、冷たいビール。
夕食後、どんよりとしていながらどこか心地よい、
そんな疲れに包まれながら明日はどうするか考える、
これらはお泊まりスキーならではの醍醐味だ。
今回、久しぶりに、本当に久しぶりに
そんな幸せな時間を楽しむことができた。
初日はMt.乗鞍スノーリゾート。
(かつての「乗鞍高原温泉スキー場」)
20151229norikura

暖冬であちこちのスキー場がオープンできない中、
もちろん閉鎖中のコースもあるのだが、
いくつかのコースを良質な状態でオープン。
標高の高さもあってサクサク感を味わいながら
今シーズンの初滑りを、お泊まりスキーらしく
リフトの営業時間が終了するまで
ゆとりをもって、心から満喫することができた。
20151229okadaryokan

宿泊したのは、平湯温泉の岡田旅館。
温泉に浸かって強張った足腰を癒やした後、
飛騨牛のすき焼きなどの夕食をいただきながら、
冷たいビールを一杯。
体にしみこむ、というのはこのことだ。
夕食中や食後の楽しいおしゃべりも含めて
幸せなひとときを楽しんだ。
20151230honoki

2日目は宿から近い飛騨ほおのき平へ。
来場者が多い一方、昨日の乗鞍とは異なり、
雪不足で滑走可能なコースが少ないため、
多くの客が限られた滑走可能コースに集中し、
久しぶりのリフト待ちを体験することになった。
しかし、同行した初心者の成長を見ながら
緩斜面で心にゆとりをもってターンを繰り返す
楽しさを味わうことができた。
最後にもう一つ。
20151230_new_wear

今回は、今季新調した新しいウェアのデビュー戦!!
動いてみた時に細かい違和感があるのでは、
と心配したが、思った以上にしっくり来てよかった。
これから長くつきあっていくことができそうだ。

お泊まりスキーは行っている間は夢の世界だが、
帰ってくると、現実世界に戻ることになる。
特にこの年末のせわしない時期。
雪の世界にいると時の過ぎるのを忘れるが、
帰ってくると、2日間という過ぎた時間の大きさに
愕然としてしまう。
まるで竜宮城帰りの浦島太郎のようだ。
明日1日、また迎春準備にがんばりたい。

冬支度は完了。ただ「そこに雪はあるか」

先週末。
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20151213winter2

冬支度、完了!!!!
ただ、気がかりなのは、JR東日本ではないが、

「そこに雪はあるか」

ということ。
私のホームゲレンデの一つでもある
きそふくしまスキー場はオープンが延期になったまま。
その他あちこちのスキー場も、ライブカメラを見ると
「草原」状態のところだらけ。
そんな中、年末に行く予定を入れた「飛騨ほうのき平」は
名古屋方面のローカルテレビニュースによると、
何とか先週末にオープンにこぎつけた様子。
ただ、一面の草原の中、何とか滑るコースの部分だけに
「作った雪」が乗っかっているというものだった。
あと2週間ほど。それまでに、何とか全コース滑走可、
それもパウダーサクサク、雪質良好、と言える状態まで、
降り積もってくれることを願いたい。