牛角なう。


久しぶりの焼肉!!!
ただ・・・何かいいことがあったから、とかではなく、
職場で人事異動が発表され、4月に向けての不安を
心に抱えている者を中心に集まった。
私自身、4月からは新しい職場に出向き、
今までに経験したことのない仕事を受け持つことになった。
7年前、3年前と同じぐらいに不安は大きい。
普段はなかなかこうして顔をつきあわせられない仲間だが、
不安をこぼしたり、今の職場のよさを再確認したり、
そんなことを言い合いながら炎を囲んだ。
魔法があるわけでもなく、不安を消すことはできなかったが、
それでも前に向かうチカラが、勇気が、少し出てきたようだ。
ありがたいな。こういう仲間たちは。
この仲間で炎を囲む機会はもうなかなか持てないかもしれない。
それは残念でもある。
でも、新しい職場で新たな仲間たちとよい関係を築けることを
期待して、ほろ酔い気分で眠りにつきたい。

「チカラを一つに」


2~3日前だったと思うが、新ユニのレプリカが届いた。
私自身は磐田のレプリカは「カラス付」でなければ買わない
(つまり、Jか天皇杯でタイトルを取った翌シーズンに
 その証である八咫烏のワッペンがついた時に。)
と決めてきたのだが、今回はシーズンチケットを買った際に
「安さ」+「いつまでも「NAKAYAMA」を引きずっていては」
と考えて購入することにした。
背番は「1 KAWAGUCHI」に。
10年以上日本サッカーを引っ張ってきた能活が今、私たちの
磐田にいる証を背中に背負って戦いたい、という思いを込めて、
あえてGKジャージとは色が違うことを承知で購入した。
しかし・・・これを着て出陣するめどはまだ立っていない。
震災復興だけでなく、福島第一原発の予断を許さない状況が
リーグ再開に暗い影を落としている。
命がけで戦う作業員の方たちの苦労がどうか報われますように、
そして一日も早い復旧・復興が進みますように・・・。

また静岡で行われる日が来ることを願いつつ


テレビにCMが(ACばっかりだけど)、ドラマやお笑いなど
通常番組が少しずつ戻ってきた。
しかしそんな中、残念なニュースが届いた。
3月中のJおよびナビスコ杯一次リーグの全てを中止する、
(実際には「延期」だと思われるが。)
そして4月の第1週の開催も困難、とのこと。
さらには静岡・エコパでのモンテネグロ戦も中止だ。
電力供給が不安定である現状、そこから来る交通機関の混乱、
福島第一原発の楽観できない状態や、昨夜の富士宮の地震、
カシマやユアテックなどダメージを受けたスタジアムのことを
考えれば予想されたこととはいえ、ショックは隠せない。
「計画停電」による混乱で、震災の影響は首都圏も含む
東日本全体に広がっていて、それは経済問題も含め、
じわじわと全国に暗い陰を落とすことになると思われる。
サッカー一つ取っても、これだけ中断が長引けば
チームの経営にも関わる大問題になってくるのではないか。
だからといって、セ・リーグのように某会長さんの暴走に
振り回されて開幕を強行すればいいわけでもないだろうし、
何とかよりよい今後のあり方を考えてリスタートしてほしい。
ここがこの国の底力の見せどころだろう。

CMが消えた週末


金曜のうちに大きな仕事を片付け、
土曜は先週痛めた足の筋を癒しにどこか日帰り温泉へ、
そして今日は磐田でホーム開幕戦・・・、
そんな「普通の週末」になるはずだった。
今、避難所で不安な夜を過ごしている何万という人も同じだろう。
しかし1,000年に一度、世界で4番目という想定外の震災が
その地域だけでなく、日本の週末を変えてしまった。
テレビからCMが、お笑い番組が、音楽が消え、
平日と同じキャスターがニュースを流し続ける。
私の記憶をたどれば、こんなことは昭和天皇の崩御以来だ。
それだけ、今回の震災が「国難」とも言うべき大きなものだった
ということだろう。
日本列島が2.4m動いたという、もはや地震というよりも
「地殻変動」と言ってもいいぐらいの大震災、
安否不明者が1万人単位、そして原発も心配される状況。
大変なことになった。見ていて心が痛む。
戦後最大といってもいい「国難」、
改めて少しでも早い救助、復旧を祈りたい。

生命が、くらしが、思い出が・・・。


一夜明けて改めて被害の実情が明らかになってきた。
津波が堤防を越え、道路をはい、やがて家の1階に侵入し、
昨日まで人々の生活がそこにあった家を次々と押し流し、
その押し流された家々がさらにその隣の家を押しつぶし・・・。
5,000世帯水没? 10,000人が安否不明?
一つの自治体の人口の半数が安否不明なんて、
集落一つが消えたというだけでも衝撃なのに、
自治体一つが丸ごと消えてしまうなんて・・・。
私の地区では「津波は徐々に水位が増すもの」と言われてきた。
わが家は耐震も大丈夫、しかも浸水域の外なので、
地震が来ても近くから火さえ出なければ建物は大丈夫では、
と思っていたが、押し流されてきたがれきや車で
押しつぶされてしまうこともあるのだろうか、
と考えると、今回見た映像はかなりの衝撃だった。
8年前訪れた松島、その際使った仙石線、
そして今年1月に訪れるはずだった野沢温泉・・・、
何ともやりきれない・・・。

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