山梨中銀スタジアム その1

山梨中銀スタジアム
2017年5月6日~7日(1泊2日)
明治安田生命J1リーグ第10節
ジュビロ磐田 0-0 ヴァンフォーレ甲府

2017シーズンの開幕してから、一度もアウェーに遠征
できずにいました。
そこで「連休中ぐらいは」と考え、山梨中銀スタジアム
での甲府戦に参戦することにしました。


出発です。浜松から座席整理券を求めれば普通乗車券で乗ることができる快速「ホームライナー」がちょうどいい時刻に出ていたので、早速利用です。座席整理券は車内で購入することができます。いつもはホントにイライラするぐらいのんびり進む静岡までの在来線が、スピーディーに気持ちよく感じられました。


静岡からは特急「ワイドビューふじかわ」に乗り換えます。富士までは東海道線で、駿河湾の素敵な景色を眺めながら進みます。


富士駅でスイッチバックして身延線に入ります。ここから急にスピードが遅くなりますが、それでも各駅停車に比べれば速いのでしょう。座席を取るなら進行方向左側がお薦めです。左側は富士川の流れを見ながら進めるのに対して、右側は崖ばかりを見ることになるからです。(ただし、時間帯によっては西日が厳しいかも。)


山梨中銀スタジアムはこれまでにも何度か訪れてはいますが、JR東海の「休日乗り放題きっぷ」を使うと、日帰りでの往復が何と2,670円で可能になるので、今までずっと日帰りで行っていました。しかし、そのため甲府市内をじっくりと歩いたり、近隣の温泉に泊まったりすることができずに来ていました。今回、初めて1泊遠征を試みることにしましたが、この「休日乗り放題きっぷ」、甲府までの片道料金と比較してもお得です。ということで、片道ですがこの切符と特急券で行くことにしました。


甲府に到着です。特急を使ったとは言え、結構時間がかかりました。今日はゲームがないので、今まで日帰りの時には楽しむ余裕がなかった街歩きをするために、駅の北側に向かいます。


まずは駅の北口を出たところにある「小作」で昼食をいただきます。もちろん「ほうとう」と生ビール。しかし、私が頼んだ豚肉ほうとうではあく、カボチャほうとうが出てきました。ビール1杯サービスしてくれたのはいいのですが、カボチャほうとうではビールのつまみにならず・・・。まぁ、おいしかったんですけれどね・・・。


北口からまっすぐに北に続く道を歩き続け、両側に山梨大学などのキャンパスを見ながらさらに北上を続けていくと、武田神社に突き当たります。武田信虎・晴信(信玄)・勝頼と、武田三代が居城としていた躑躅ヶ崎館の跡地に建てられており、武田信玄を祭神としています。立派な社に宝物館まで建てられています。ここがあの館跡か、と思うと、あの大河ドラマの中井貴一の姿が思い浮かんでしまいます。(古)


さすが元城跡です。水堀で囲まれているほか、境内を歩くと、こんな城跡ならではの遺構が残っています。


参拝後、駅に向かって戻りながら少し寄り道。道を外れて東の方にある信玄公の墓所と言われる場所に立ち寄ってみました。
信玄の墓と言われるものはあちこちにいくつもあり、どこに埋葬されたのか(諏訪湖の水中墓伝説などもあるし)はっきりしないようですが、地元の人たちは今でもここを信玄公の墓所として清掃奉仕するなどして大切にしているようです。


日が少し傾き始めた中ではありましたが、甲斐善光寺も訪ねてみました。
善光寺と言えばまず長野の善光寺が思い浮かぶのですが、武田信玄が川中島の戦いの長期化に伴い、戦火が信濃善光寺に及ぶのを恐れ、本尊の阿弥陀如来をはじめ、多くのものをここに移したという話です。本尊はその後、織田や徳川、豊臣などによってあちこちに移っていきましたが、やがて元の信濃善光寺に戻っていったそうです。


甲府駅に戻って中央線上り電車を待ちます。すると入ってきたのは何と・・・「TRAIN SUITE四季島」でした!!! JR東日本の超高級クルーズトレインで、私もテレビでしか見たことがなかったのでビックリ。一体どんな人が乗ってるんだろ、と興味をもってしげしげと眺めました。
私はこういう高級列車に乗ってふらふら旅するよりは、安旅でいいから、磐田を追っかけて細く長く日本中巡りたいな、なんて思いつつも、その乗り心地にも少し興味があったりして・・・。


現実に戻ります(^^;)
私が乗るのはこちら。「ホリデー快速 ビューやまなし」です(^^;) ハイ、乗車券のみで乗ることができます(^^;) そして一駅ですぐに下車。降りた駅は「石和温泉」駅です。

(「その2」に続きます。)

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